戦国武将や歴史上の偉人に始まり、動物や植物、果ては戦艦、刀、銃、ゲーム機、車両、駅などなど、日本人の「萌え擬人化」へのあくなき挑戦は続いている。 DMM.comが2013年にリリースし一大ブームを巻き起こした「艦隊これくしょん」の影響もあってか、ソーシャルゲーム界隈ではこの萌え擬人化を取り入れた作品は特に多い。ともすれば「鳥獣戯画」までさかのぼるともいえる擬人化文化は、ある意味伝統的な“裏・日本文化”の一つと言っていいかもしれない。 DMM GAMESの「御城プロジェクト:RE~CASTLE DEFENSE~」もまた、そうした萌え擬人化の流れを汲む作品で、日本を中心に、歴史上建造された“城郭”を美少女化したゲームだ。 先ほどの擬人化文化と対比すれば、安土桃山や江戸時代などを中心とした「サムライ」の文化はいわば“表・日本文化”。表と裏の日本文化が合わさり最強に見える……というのは若干こじつけ