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2018年3月4日のブックマーク (3件)

  • 【書評】『人身売買・奴隷・拉致の日本史』渡邊大門著

    前近代の世界で、奴隷はワールドワイドな重要交易品の一つだった。日でも、朝廷や幕府の禁令にもかかわらず、人身売買は絶えることがなかった。特に横行したのは戦乱で世が荒れた時期である。 戦国時代、諸大名は他国での乱取り(略奪・人狩り)を雑兵への分け前として公認。西欧商人を通じ、海外にも多数の日人が売り飛ばされた。それが転機を迎えたのが天下人・豊臣秀吉の登場。秀吉は人身売買を禁止し、朝鮮の役でも乱取りを禁じたが、異国で戦う雑兵たちには全く無視されたのは皮肉だ。気鋭の戦国史研究者による、裏面から見た日中世史。(柏書房・体2200円+税)

    【書評】『人身売買・奴隷・拉致の日本史』渡邊大門著
  • 日銀人事・安倍官邸が「手堅い一手」を打ったワケ(ドクターZ) @moneygendai

    極めて手堅い人事 黒田総裁の続投は大方の予想どおりといったところだが、副総裁候補には日銀の雨宮正佳理事と早大の若田部昌澄教授の2名が挙げられた。一部の報道では、田悦朗スイス大使や伊藤隆敏コロンビア大教授などが副総裁候補として囁かれていたが、政府がこのような結論を導き出したのはなぜなのか。 まず、'13年に任命された黒田総裁、中曽宏副総裁、岩田規久男副総裁の体制における政策パフォーマンスはどうだったかを確認してみよう。 金融政策におけるパフォーマンスとは、「物価の安定」と「雇用の確保」がどれほどできているかを見ればいい。 これらはそれぞれインフレ率と失業率で数値化することができるが、インフレ率と失業率の間には逆相関の関係(フィリップス関係)があることが知られている。このため、物価の安定と雇用の確保が同時に達成できない場合は物価の安定のみを目標とすることもある。 当然パフォーマンスの向上を目

    日銀人事・安倍官邸が「手堅い一手」を打ったワケ(ドクターZ) @moneygendai
    judgeer
    judgeer 2018/03/04
    三選前に敢えて争点化せず
  • アベノミクス・大荒れの経済指標 - 経済を良くするって、どうすれば

    1,2月の日は寒波や大雪で大荒れだったが、1月の経済指標も大揺れで、基調を見失いそうになるほどだった。こうした場合には、経済の複数の側面を重ね合わせてみるほかない。そうして見ると、回復は足踏みしていて、次の加速に向けて力を貯めている状況にあると思われる。もし、一時的な不順であるなら、春には力強い伸びが見られるはずだ。ここへ来て為替や株価が不安定な動きをする中で、さて、どう出るだろうか。 ……… 1月の鉱工業生産は、前月比-7.0と、驚くような低下だった。2月予測が+9.0、3月が-2.7と目まぐるしく動く。春節の揺れる時期だし、均せば上り基調であり、季節調整も直るだろうと分かっていても、なんとも居心地が悪い。実際、1-3月期の平均は、前期比+0.3にとどまり、昨年来の勢いが弱まっているように見える。もっとも、これまでの輸出主導の景気回復は僥倖であって、いつまでも頼るようではいけない。 1

    アベノミクス・大荒れの経済指標 - 経済を良くするって、どうすれば
    judgeer
    judgeer 2018/03/04
    1月の経済指標