紹介 気候変動は憂慮すべき問題である。と同時に、好奇心をかきたてる事象でもある。 気候変動が環境を激変させている現在、生物はこの危機にどう対処しているのだろうか? 温暖化に直面したクマはサケを食べる行動を変え、イカは小さいサイズで成熟するよう変化し、トカゲはハリケーンのときに木にしがみつけるように指を変化させた。生物は座して絶滅を待つのではなく、多彩な戦略を駆使して生き延びているのだ。 ストーリーテラーとして定評のある生物学者が、柔軟に変化する動植物の姿を通して、気候変動にどう向き合うべきかを教えてくれる、危機と希望の物語。 【本書への推薦の言葉】 まさに絶滅が迫っている。だが絶望して嘆く前にこの本を読むべきだ。いつでもそうであるように、生物は新たな道を見つけている。 ――ダン・フローレス(作家・歴史家、モンタナ大学名誉教授) 地球温暖化の生物学に関する非常に重要な考察を、ハンソンならでは
![温暖化に負けない生き物たち ソーア・ハンソン(著/文) - 白揚社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8232db607407f5e1c59bed24695ddd2d1a3ddeb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.hanmoto.com%2Fbd%2Fimg%2F9784826902571_600.jpg%3Flastupdated%3D2024-01-26T10%253A16%253A10%252B09%253A00)