「もっと早く取り組むべきだった」 「虐待は絶対に許されません。では、虐待をしたと誤って判断されてしまうことはどうでしょうか。そのような判断によって無実の養育者から子どもが引き離されるかもしれません。無実の親が刑務所に送られてしまうかもしれません。このような養育者や子供が一人でも出てしまうことが許されて、本当によいのでしょうか」 2018年2月10日、『揺さぶられる司法科学 揺さぶられっこ症候群仮説の信頼性を問う』と題した国際シンポジウムが、龍谷大学・犯罪学研究センター主催で開催された。 8時間にも及ぶプログラムの最後に、200名を超える聴衆を前にきっぱりとした口調でそう訴えたのは、甲南大学法学部教授の笹倉香奈教授だ。 この日のシンポジウムには、イギリスから神経病理学者、アメリカから法律家2名、さらに、日本国内からは複数の脳神経外科医や法医学者、法学研究者、弁護士、そして「揺さぶられっこ症候
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