ウクライナ戦争からドローンが飛ぶ高度1000m以下の低空域の重要性が明確に 防大准教授出身の公明党参院議員が国会質問で「新しい戦闘領域」を提起 自衛隊のドローン体制は「ソマリア軍以下」と筆者。岸防衛相は… ロシア・ウクライナ戦争の教訓の一つは、筆者が3年前から指摘してきた「ドローンを中心とする高度1000m以下の低空域」が、サイバー・宇宙に並ぶ「第4の戦闘領域」になっていることが実戦で証明されたことだ。 こうした認識は世界的にも議論されているが、日本ではまだ不足している。しかし今国会で興味深い質疑があったので紹介したい。質問者は、防衛大学准教授出身という異色の公明党参議院議員。この新しい戦闘領域の重要性を岸防衛大臣に提起した内容が、今後のドローン戦防備を考える上で参考になる。 国会で提起「新しい戦闘領域」とは? この議員は三浦信祐(のぶひろ)氏。東工大で工学博士を取得し、防大准教授時代は材
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