男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」のメンバーと写真に納まる文在寅大統領(左から4人目)=9月14日、ソウルの韓国大統領府(聯合=共同)最近、日本の出版社から韓国語の本を書いてくれないかという話がきた。筆者は過去、韓国語の入門書のような本を2冊書いている。いずれも1980年代のことだから、三十数年ぶりのことだ。聞くと日本では今ちょっとした韓国語ブームなんだという。 記者の仕事としては日頃、韓国での執拗(しつよう)な反日現象や、それに刺激された日本での反韓・嫌韓感情のことを書くことが多いのでいささか不思議な感じがし、驚いた。日本のネットでは韓国ネタがらみで「韓国はケシカラン」「もう関わりたくない」「関係を断つべきだ」…といった否定的な声があふれているからだ。 ところがその一方で、日本では歌と踊りの韓国系ミュージック「Kポップ」人気や韓国ドラマ人気の復活の影響で、韓国語を知りたい、学びたい
ロシア(ソ連)で1975年、最初にノーベル平和賞を受賞した物理学者、サハロフ博士の生誕100年にあたる今年、チェチェン民族弾圧の調査報道などでプーチン政権と対立する独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ(新しい新聞)」のムラトフ編集長(59)が同国3人目の平和賞に選ばれた。しかし、言論と関係が深い平和賞と文学賞についていえば、ソ連のノーベル賞受賞史は受賞者の受難史であり、多くが晴れの授賞式への出席を潰されている。 「グラスノスチ」継承授賞式の壇上に上がった数少ない一人が、90年に2人目の平和賞受賞者となったソ連最後の指導者、ゴルバチョフ氏(90)だ。ムラトフ氏はそのゴルバチョフ氏が狼煙(のろし)を上げた「グラスノスチ(情報公開)」の松明(たいまつ)を継承する最後の砦(とりで)とも目されている。授賞式の舞台に立てれば、記念講演で独裁者スターリンの近代版と化したプーチン長期政権のとめどなき非道ぶりをど
今、軍艦島に対する誤解が、書籍、新聞、テレビ、映画など、メディアを通じて世界に広がろうとしています。事実でない主張が事実として世界に伝わることは、歴史を歪め、さらなる誤解を生みます。そこでこのウェブサイトでは、太平洋戦争当時に端島で暮らしていた人々が、自らの生きた言葉で故郷を語ります。特に、虐待や人権蹂躙があったとされている朝鮮人徴用工について、旧島民や関係者の証言映像、さまざまな歴史資料を公開します。 なお、本ウェブサイトで配信する証言は、 証言者の記憶に基づいたもので、 事実にあいまいな点が含まれることをご留意下さい。 また動画や資料の一部には、 現在では適切でないとされる語句が含まれる場合がありますが、 戦時中の一般的な用語はそのまま使用しています。 一般財団法人 産業遺産国民会議
【ワシントン=大内清】米共和党が優勢な南部テキサス州が、民主党のバイデン政権と激しく対立している。新型コロナウイルス対策をめぐる連邦政府の方針に反する政策や、人工妊娠中絶の制限に関する連邦最高裁判例を骨抜きにしようとする州法を相次いで打ち出しているのだ。共和党側は、地盤である保守層が重んじる「自由」や信仰に基づく価値を前面に押し出すことで、バイデン政権からの圧迫に抵抗するとの対立構図を描き出している。 テキサス州のアボット知事(共和党)は11日、私企業を含む州内のあらゆる機関が、従業員や顧客に新型コロナワクチンの接種を強要することを禁じる-との知事命令を出した。 バイデン政権は9月、すべての連邦職員や契約業者のワクチン接種を義務化。従業員数100人以上の企業には、従業員にワクチン接種を義務付けるよう要請している。アボット氏はこれを州民の自由意思に対する「強制」ととらえ、「禁止」という別の強
(16)にもどる 《デジタル化が進むにつれ、家電や情報通信分野でメーカー同士の規格争いが相次いだ。20世紀終盤には、DVD(デジタルバーサタイルディスク)の再生(ROM)フォーマットをめぐる争いが勃発した》 平成7年に社長に就任したとき、すぐに解消しなければならない課題がいくつかありました。その一つが、東芝陣営とのDVDの再生フォーマット争いでした。 これはそもそも次世代CD(コンパクトディスク)の開発を競う中で始まりました。ソニーはオランダのフィリップス社と「MMCD(マルチメディアコンパクトディスク)」というCDよりも高密度の光ディスク媒体の開発を進めていました。一方、東芝や松下電器産業(現パナソニック)、日立製作所、米映画大手タイムワーナーは「SD(スーパーデンシティディスク)」というフォーマットを提案していました。 両陣営は開発当初から世界標準規格にすることを意識して、映画・コンピ
外務省が同省のユーチューブチャンネルで配信している旭日旗の本来の意味を紹介する動画をめぐり、韓国メディアが反論を始めている。ただ、反論には矛盾する点もあり、論拠を欠いた形となっている。 動画は英語のみの配信だったが、今月8日から日本語や韓国語など9カ国語を加えて配信を開始した。旭日旗が日の出をかたどった意匠で、日本国内で長い間広く使用されているといった説明をしている。 これに対し、韓国のOBS京仁テレビが11日、日本政府を批判した。外務省の動画で日の出をあしらったデザインが2010(平成22)年11月に韓国ソウルで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議のロゴでも使われていたと紹介していることに対し、OBS京仁は灯籠を模した柄だと主張。日本政府の動画を「こじつけを盛り込んだ映像を製作し、全世界に配信した」などとした。 だが、韓国政府は同年7月8日付の政府公式サイトで、G20のロゴについて
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