【読売新聞】 岸田首相が応援演説に訪れた和歌山市で爆発物が投げ込まれた事件で、無職木村隆二容疑者(24)(威力業務妨害容疑で逮捕)と似た男が首相の到着直前、徒歩で演説会場に向かう姿が付近の防犯カメラに映っていたことがわかった。和歌山
【読売新聞】 岸田首相が応援演説に訪れた和歌山市で爆発物が投げ込まれた事件で、無職木村隆二容疑者(24)(威力業務妨害容疑で逮捕)と似た男が首相の到着直前、徒歩で演説会場に向かう姿が付近の防犯カメラに映っていたことがわかった。和歌山
【読売新聞】 岸田首相が応援演説に訪れた和歌山市で爆発物が投げ込まれた事件で、威力業務妨害容疑で逮捕した無職木村隆二容疑者(24)(兵庫県川西市)が所持していた手提げカバンから果物ナイフが見つかったことがわかった。刃渡り13センチの
握手する林外相(右)とイタリアのタヤーニ副首相兼外務・国際協力相=16日午後、長野県軽井沢町(代表撮影) 林芳正外相は16日、長野県軽井沢町での先進7カ国(G7)外相会合に先立ち、現地でイタリアのタヤーニ副首相兼外務・国際協力相と個別に会談し、5月に広島市で開催するG7首脳会議(広島サミット)に向けて緊密に連携することを確認した。 林氏は「G7議長国を務める日本と、来年の議長国を務めるイタリアが戦略的パートナーとして連携を一層強化していくことが重要だ」と述べた。その上で、英国を加えた日英伊3カ国による次期戦闘機の共同開発を念頭に「安全保障分野での協力を進めたい」と期待感を示した。 林氏は東京電力福島第1原発事故後、欧州連合(EU)が実施している日本産食品の輸入規制を早期に撤廃するよう協力を求めた。 両外相はまた、ロシアによるウクライナ侵略を巡り、G7が結束して対応することで一致。軍事・経済
岸田文雄首相の和歌山市での演説会場に筒状のものが投げ込まれて爆発した事件で、威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された木村隆二容疑者(24)の行動にいち早く気づき、その場で取り押さえた地元漁師の男性(54)が16日、和歌山市内で会見を開き、「犯人がものを投げた後、まだ何かを持つしぐさがあったので、『これはいけない』と制止した」と当時の状況を振り返った。 男性は事件当日の15日午前11時半ごろ、岸田首相が演説台の方に向かうのに合わせて、会場の前方へ移動した。 聴衆の間を進んでいるとき、男性の斜め前で木村容疑者が何かを投げるのを目撃した。「さらにまだ手に何かを持っていたので、とっさに動いた。無我夢中で飛びかかった」と話す。 木村容疑者は投げ込んだ筒状の物体以外にも、もう一つ同様のものを所持していたとされる。男性はすぐに木村容疑者に近づき、頭に腕を回して押さえ込むプロレス技のヘッドロックをかけた。「とに
岸田文雄首相の和歌山市での演説会場に筒状のものが投げ込まれて爆発した事件で、威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された木村隆二容疑者(24)とみられる男が、事件数分前に会場に向かって歩く様子が付近の防犯カメラに写っていたことが16日、分かった。 事件は15日午前11時25分ごろ発生。岸田首相が和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港で地元海産物の試食を終え、約200人の聴衆が待つ演説エリアに移動しようとした際、木村容疑者が筒状のものを投げ込み、爆発。木村容疑者はその場で取り押さえられた。 雑賀崎漁業協同組合が会場近くに設置している防犯カメラには、岸田首相が会場に到着した午前11時17分直後の同18分ごろ、リュックサックを背負った木村容疑者とみられる男が歩く様子が写っていた。事件数分前に会場に到着したとみられ、県警は事件前の詳しい足取りを調べている。
【読売新聞】 和歌山市の 雑賀崎 ( さいかざき ) 漁港で15日、岸田首相に爆発物が投げつけられた事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された無職木村隆二容疑者(24)を取り押さえた漁師の男性(54)が16日、同市で記者会見した。男性は「
先月、中国でアステラス製薬の日本人社員が反スパイ法違反容疑などで拘束されたと各紙が報じた。容疑の詳細は判然としないが、在中日本人のリスクが高まっていることは確かだろう。中国政府が反スパイ法を制定した2014年11月以降、今回を含め17人の日本人が拘束され、1人が獄死、11人が刑期を終えるなどして帰国したものの、まだ5人が拘束もしくは当局監視下にあるとされる。 同法によると、スパイの要件は外国勢力による中国政府の機密入手、もしくは中国人に対する教唆(そそのかし)などであるが、項目の中には「その他スパイ活動」という曖昧な言葉で書かれている箇所もあるので、恣意(しい)的な運用も可能である。そうなると中国で活動する外国人は、常にスパイの嫌疑をかけられる恐れがあり、日常生活でも細心の注意が求められる。 ただし欧米諸国では中国同様に反スパイ法のような法律を定めており、いざとなれば自国民を取り返す手段は
沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、陸自は16日、宮古島の西隣にある伊良部島沖の捜索活動の結果、搭乗者とみられる5人を発見したと発表した。損壊したヘリコプターの一部も見つけた。詳しい確認を急いでいる。 陸自によると、5人が見つかったのは16日午前8時半ごろで、発見場所は伊良部島の北側約6キロ。深い海での作業を可能とする「飽和潜水」のダイバーが、水深約106メートルの海底で確認した。付近の海底では、搭乗者の可能性がある複数人や機体の主要部分とみられる物体が既に見つかっていた。 ヘリに搭乗していた10人は、陸自第8師団の坂本雄一師団長(55)ら師団司令部幹部5人、ヘリを運航した師団傘下の第8飛行隊のパイロットと整備士2人ずつ、宮古警備隊の幹部1人。
岸田文雄首相が衆院和歌山1区補欠選挙応援のため訪れた演説会場で筒状のものが投げ込まれて爆発した事件で、会場にいた漁師の男性(70)が取材に応じ、背中に軽いけがをしていたことを明かした。現在は痛みはないといい、「犯人の目的を知りたい」と憤った。 男性は、聴衆に紛れた木村隆二容疑者(24)=威力業務妨害容疑で現行犯逮捕=と演台の間で事件に遭遇した。演説前に演台付近に筒状の物体が投げ込まれた直後、木村容疑者を周囲の漁師らが取り押さえた。男性は「(木村容疑者周辺を)振り向いた瞬間に背中の方で爆発した」と振り返った。すぐに避難し、木村容疑者が所持していたとみられる筒状の物体も目撃したという。 帰宅後に痛みを感じ、家族に確認してもらったところ、背中の左側に何かがぶつかったような小さな傷ができていた。一夜明けて痛みはなくなり、病院を受診する予定はないという。 男性は「小さい子がけがをしていたら大変なこと
岸田文雄首相の和歌山市での演説会場に筒状のものが投げ込まれて爆発した事件で、威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された木村隆二容疑者(24)を真っ先に取り押さえたのが、演説を聞きに来た地元の漁師たちだった。「異変を感じた次の瞬間には考える間もなく体が動いていた」。容疑者は他にも筒状のものを所持していたという。危機に際しての漁師の助け合いの精神が、被害拡大を防いだ形だ。 「首相なんてそうそう見られるもんじゃない。この町に来てくれるのをずっと楽しみにしていた」 そう語るのは、現場となった和歌山市雑賀崎(さいかざき)で長年漁師をしている寺井政見(まさみ)さん(67)。15日午前11時半ごろ、木村容疑者が筒状のものを投げ込んだ直後、制止に動いた2人の漁師のうちの1人だ。 演説会場で寺井さんは、聴衆の中央付近に陣取っていた。午前11時20分ごろ、岸田首相が車で到着。特産のアシアカエビを試食すると、支援者と握
出国は2月25日と決せられた。 しかし、それまでにやらないかんことがぎょうさんある。 いまだ新型コロナ禍オミクロン株なるものが収まる気配がない。そんなご時勢に国際線に軽々しく乗り込み、ヨーロッパ各国に熱烈歓迎入国許されるわけもない。まずは羽田からにしろ成田からにしろ国際線搭乗72時間以内に発行されたPCR検査陰性証明が要るのである。ただ飛行機に乗るためだけで。さらに最終目的地ウクライナ入国48時間以内に英文で発行された陰性証明も必要とされているのである。そして帰国時には隔離期間短縮のため3度目の新型コロナワクチン接種証明も必要なのである。もうこれだけで準備アップアップや。 ウクライナへの侵攻開始、出発を前倒しに ルートは24日羽田発の深夜便でトルコ、イスタンブール経由、25日ウクライナのキエフ着。その予定に備え、前々日22日からPCR検査に向かおうとしていた矢先であった。ロシア軍のウクライ
先週の参院決算委員会で、南京戦についての日本政府の見解の根拠について質問したところ、国会史上初の答弁が出た。 政府が外務省ホームページなどに記載してきた、「日本政府としては、日本軍の南京入城後、非戦闘員の殺害があったことは否定できないと考えている」との見解について、根拠となる文書が外務省内に存在するのかを問うたところ、「外務省が作成したものは確認できない」との答弁が林芳正外務大臣より出た。 南京戦における政府見解の問題は、近現代史研究家の阿羅健一さんが昨年3月、外務省に根拠となった資料の公開を求めたところ、今年1月に「該当文書を確認できなかったため、不開示(不存在)とした」との回答を得たことで顕在化した。 阿羅さんより、「根拠のないことが外務省ホームページに記載されており、修正できないのか」との相談を受けたことにより、私も外務省と事実関係についてやり取りを始めた。そうしたところ、外務省より
【読売新聞】 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】アフリカ北東部スーダンの首都ハルツームで15日、ともに軍事政権を構成する国軍と準軍事組織「迅速支援部隊」(RSF)が激しい戦闘を始めた。ロイター通信によると、RSFは大統領宮殿や国際空港など
【読売新聞】 岸田首相に15日、爆発物を投げつけて威力業務妨害容疑の現行犯で逮捕された木村隆二容疑者(24)の自宅は、兵庫県川西市けやき坂の一軒家が立ち並ぶ閑静な住宅街にある。近所の住民らによると、木村容疑者は両親やきょうだいととも
習近平国家主席(共産党総書記)が率いる中国で、鄧小平氏が唱えた「党政分離」を否定し、党による政府への指導を強めようとする動きが鮮明になっています。「改革開放の総設計師」とうたわれ、新中国の歴代指導者で毛沢東に次ぐと位置付けられてきた鄧氏の政策に反する動きの裏には、何が潜んでいるのでしょうか。 まず、注目すべきは、三月中旬の共産党と国務院(政府)の新たな機構改革の動きでした。ひと言で言えば、米国との対立深刻化を背景に、金融不安や庶民の不満など国内外のリスクを抑え込むため、政策運営に対する党の権限を格段に強める内容です。 新華社通信によると、金融政策の方針を決める「中央金融委員会」と、金融システム分野への指導を強める「中央金融工作委員会」を党組織として新設するといいます。一方で、この分野についての政府の担当部署は廃止されます。
衆院補欠選挙の応援で和歌山市を訪れた岸田文雄首相の演説会場に爆発物が投げ込まれた。首相や関係者、聴衆に人的な被害はなかったが、昨年7月に安倍晋三元首相が銃撃され亡くなった事件に続く暴挙に衝撃が広がった。民主主義の根幹である選挙の期間中に、言論をテロで封殺するような行為は断じて許されない。首相は15日午前に和歌山市内の漁港を視察し、演説会場に移動中に発煙筒のようなものが投げ込まれ、大きな爆発音が
応援演説を終え物々しい警備を受けながら会場を後にする岸田文雄首相(左から2人目)=千葉県浦安市で2023年4月15日午後5時14分、西夏生撮影 民主主義の根幹である選挙のさなかに起きた暴挙だ。言論を暴力で封じ込めるような行為は、断じて許されない。 衆院補選の応援で和歌山市を訪れていた岸田文雄首相に向かって銀色の鉄パイプのようなものが投げられ、間もなく爆発音がした。 首相は演説会場から避難し、聴衆も無事だった。警察官1人が軽傷を負った。 昨年7月、安倍晋三元首相が参院選の応援演説中に銃撃され、死亡した事件は記憶に新しい。再び選挙演説が標的となった。憂慮すべき事態である。 岸田首相は次の会場で予定通り演説し、「大切な選挙を行っている。最後までやり通さなければならない」と述べた。与野党から犯行を非難する声が上がった。 兵庫県に住む24歳の木村隆二容疑者が現場で取り押さえられ、威力業務妨害容疑で逮
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約100人が死傷したニュージーランド・クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)銃撃事件を受けて、ジャシンダ・アーダーン首相は19日、銃撃犯の名前を今後一切口にしないと誓った。 アーダーン首相は議会で、「男はこのテロ行為を通じて色々なことを手に入れようとした。そのひとつが、悪名だ。だからこそ、私は今後一切、この男の名前を口にしない」と、気持ちをこめて演説した。
岸田首相の襲撃。安倍元首相暗殺以降の報道に問題はなかったか 自民・細野氏「同情の余地がないことを報じるべき」に賛同する 安倍暗殺事件後の報道が「矮小化」と「偏向」した末に… 岸田首相が15日、衆院補選の遊説に訪れた和歌山市内の漁港で爆発物を投げ込まれた。爆破が遅れ、SPが退避させて首相の安全は確保。聴衆にもけが人がいなかったのは不幸中の幸いだが、安倍元首相の暗殺事件から1年と経たず、今度は現職首相が選挙運動中に狙われる衝撃的な事態だ。 その場にいた地元漁師が男を取り押さえ、2発目の投てきを未然に防げたが、殺傷能力や性能がさらに高度な爆発物だった場合、岸田首相どころか現場にいた聴衆を巻き込む自爆型の大量殺りくテロになりかねなかった。 同情の余地がないことを報じるべき 逮捕された兵庫県加西市の職業不詳、木村隆二容疑者(24)の犯行動機や背後関係はまだ不明だ。安倍元首相を銃撃した山上哲哉被告(4
「中国という全体主義国家は、多方面からの戦略を用いて米国を追い落とし、世界に君臨する超大国になろうとしている」 インド陸軍のパンデ参謀長は3月27日、米誌ニューズウィークのインタビューでこのように述べた。近年のインドの高官としては最も過激な中国批判の1つだ。 【写真を見る】中国で話題の的となっている“エリート報道官”の現在の変わり果てた姿 パンデ氏は中印国境の最前線で指揮をとるインド軍の最高幹部だ。 インドと 中国が軍事衝突したのは、1962年。両国の間の全長約3400キロメートルに及ぶ実効支配線の一部をめぐっての争いだった。その後、小康状態が続いていたが、2020年6月に、半世紀近くなかった死者を出す衝突が発生し、昨年12月にはインド軍が米国情報機関の支援を得て実効支配線の西側から侵入した中国軍を撃退したとされている。 パンデ氏は「北部国境沿いの軍の配備を見直し、高次の準備態勢を維持して
ガーシー前議員(本名・東谷義和)が国際手配され、「協力者」も逮捕されるなど、攻勢を強める警察当局の次なる一手に注目が集まっている。渦中のガーシー容疑者に帰国の意思はないとされ、まだまだ「逃げ切り」の可能性を指摘する声も。実は警視庁側には“あらゆる手を使って”でもガーシー容疑者を逮捕したい理由があるとされ、その実現のため水面下では暗闘が繰り広げられている。 *** 【写真】まだ“イケイケドンドン”だった頃の懐かしい姿と号泣するガーシー 国際手配されたとはいえ、捜査に与える影響は限定的だと話すのは、ガーシー事件の取材を続ける犯罪ジャーナリストの小川泰平氏である。 「今回は国際手配のなかでも『青手配』と呼ばれるもので、身柄の確保や引き渡しを要請するのでなく、所在や行動把握に関する情報をICPO(国際刑事警察機構)を通じて加盟各国に照会できるようになったに過ぎません。つまり逮捕に直結するものではな
【読売新聞】 和歌山市の 雑賀崎 ( さいかざき ) 漁港で15日、衆院補選の応援演説前の岸田首相が筒状の爆発物を投げ込まれた事件で、演説会場にいた漁師の男性(70)が爆発によるとみられる破片で、軽傷を負っていたことがわかった。 1
【読売新聞】 沖縄県・宮古島周辺で消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターの機体とみられるものが海底で見つかった。飛行中に何が起きたのか、解明に全力を挙げなければならない。 陸自の多用途ヘリ「UH60JA」は6日午後に行方不明となった。
【読売新聞】 時代の変化に応じ、最高法規のあり方を論じることは立法府の責務だ。活発な議論を 揶揄 ( やゆ ) した立憲民主党議員の発言は許されるものではない。 衆参両院の憲法審査会が、精力的に議論を重ねている。今国会で衆院は7回、
人口減少に歯止めがかからない。総務省が公表した昨年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む総人口は前年に比べ55万6千人減の1億2494万7千人と12年連続で減少した。 日本人は75万人減り、比較可能な昭和25年以降で最大となる落ち込みを記録した。 「次元の異なる少子化対策」を掲げる岸田文雄政権は、徹底した対策を講じる必要がある。それでも避けられない本格的な人口減少に向き合い、それに適した社会構造の変革に取り組んでほしい。 政府は「こども未来戦略会議」を発足させ、少子化対策の財源や政策の具体化に向けた議論を始めた。会議の出席者からは児童手当の所得制限撤廃に対する慎重論のほか、財源に関して税を含めた検討を求める声が上がった。 いずれもまっとうな意見だ。政策の効果を十分に見極め、資金や人材などの限られた資源を有効活用しなければならない。優先順位を明確化し、各政策が有機的につながるように展
衆院和歌山1区補欠選挙応援のため岸田文雄首相が訪れていた和歌山市・雑賀崎漁港の街頭演説会場で、演説直前に円筒形の物体が投げ込まれて爆発し、大きな音とともに白煙が立ち上った。 岸田首相は無事でその場に居合わせた人々にもけがはなかった。だが、爆発物の威力がもっと大きければ、大惨事になっていた恐れもある。それほど深刻な事件であると受け止めねばならない。 爆発物を投げ込んだ24歳の男は警備陣や周りの人に取り押さえられ、逮捕された。男は投擲(とうてき)した物体とは別に、爆発物とみられる円筒形の物体をもう一つ所持していたという。 不特定多数の聴衆を前に政治家が演説する選挙を悪用し、国政のリーダーを狙った卑劣かつ凶悪な犯行だ。民主主義の根幹である選挙を妨害し、国政を混乱させかねないテロである。絶対に許されず、最大限の非難に値する。 岸田首相は事件現場での演説を中止した後、予定していたJR和歌山駅前で応援
スーダンからの報道によると、首都ハルツームなどで15日、スーダン軍と民兵組織「即応支援部隊」が衝突した。激しい銃声や爆発音があったが、死傷者の有無などは不明。即応支援部隊はハルツームの国際空港を掌握したとの声明を出した。 スーダン軍は2021年10月にクーデターで実権を掌握した。民政移管に向けた協議が続いていたが、即応支援部隊の軍への統合などを巡り、両者の間で緊張が高まっていた。 即応支援部隊は2000年代のダルフール紛争で住民を虐殺した民兵組織が母体とされる。 スーダンでは反政府デモとクーデターで19年4月にバシル長期政権が崩壊。軍民共同統治が行われたが、21年の軍のクーデターで頓挫した。軍は民主化を求めるデモを弾圧し、混乱が続いていた。(共同)
オランダ政府は14日、医師による安楽死を12歳未満の子供にも認める方針を発表した。これまでは12歳以上に限定していたが、対象年齢を拡大した。耐えがたい苦痛を受け、緩和ケアでも和らげられず、命が助かる見込みがない子供が対象で、年間5~10人に適用されるとみている。 カウパース保健相は声明で「非常に複雑な問題であり、誰も望まない悲惨な状況を扱っている。全ての関係者との集中的な協議の結果、解決策にたどり着いたことをうれしく思う」と述べた。 オランダは2002年に安楽死を国家レベルで初めて合法化。12歳以上の子供は既に安楽死が認められているが、16歳になるまでは親の同意が必要となっている。 隣国ベルギーでは14年から全ての未成年に安楽死を認めている。安楽死はオランダ、ベルギーのほか、ルクセンブルクやカナダなどでも認められている。(共同)
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