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2023年12月29日のブックマーク (7件)

  • 【読書亡羊】「ガチの事態」が起きたからこそやってきた「専門家の時代」 川島真・鈴木絢女・小泉悠編著、池内恵監修『ユーラシアの自画像』(PHP) | Hanadaプラス

  • 【主張】学術会議法人化へ 税金投入は最小限にせよ

    学術会議の組織見直しを検討してきた政府は、同会議を国から独立した法人とする方針を決めた。現行法では「国の特別機関」という位置づけになっている。内閣府の有識者懇談会の報告書を踏まえた。 これに対し、学術会議の光石衛会長は記者会見で「今後の議論に主体的に参画したい」と述べた。 だが、法人化を受け入れたわけではなく、光石氏は「独立性・自律性が担保されていないのではないか、というのが大きな懸念の一つだ。そこが解消される必要がある」と注文をつけた。改革に後ろ向きな姿勢は変わっていない。 政府は方針に「必要な財政的支援を行う」と明記した。担当閣僚任命の外部有識者による評価委員会を設置し、運営状況などを評価することも盛り込んだ。会議側にはこれが独立性を阻害しかねないと反発する声が強い。だが、税金を投入する以上、外部評価は不可欠だ。 同会議は「国の責任で安定的な財政基盤が確保されるようにすべきだ」と要

    【主張】学術会議法人化へ 税金投入は最小限にせよ
    kanoetatsu
    kanoetatsu 2023/12/29
    有害組織に公金入れるな。
  • 【主張】辺野古で代執行 国は着実に工事を進めよ

    米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を巡り、政府が地方自治法に基づき、県に代わって設計変更を承認する「代執行」を行った。 福岡高裁那覇支部が県に対して承認を命じた20日の判決に、県が従わなかったためである。 市街地に隣接する普天間飛行場の危険性を一日も早く除去するため、辺野古移設をこれ以上遅らせるわけにはいかない。国の代執行は当然だ。これを機に工事を着実に進めてほしい。 理解できないのは、代執行に対する県の反応である。玉城デニー知事は「代執行は県の処分権限を奪い、自主性や自立性を侵害するものだ」などと国を批判した。しかし法的義務を果たさず、民主主義のルールを踏み外しているのは県である。 県が拒んできた承認を巡っては、9月の最高裁判決で県側の敗訴が確定した。それでも承認しない県の対応について、先の福岡高裁那覇支部判決は「甚だしく社会公共の利益を害する」と批判した。国が

    【主張】辺野古で代執行 国は着実に工事を進めよ
  • 【ポトマック通信】16歳が運転の車に乗る「通過儀礼」

    よく知られるように米国では、ほとんどの州で16歳前後から運転免許を取得できる。高校生の娘も先日、その一歩を踏み出した。 交通法規の試験を受け、まずは仮免許をもらう。その後は大人が同乗した上で60時間の路上運転の練習が義務付けられている。これから何カ月かは、私やが助手席で緊張しながら練習に付き合うことが多くなるだろう。怖いような、楽しみなような…。 国土が広く公共交通機関も限られる米国では、子供が遊びに行くのに親(の運転する車)を頼らなくてはいけないことが多い。運転を覚えて行動範囲が広がれば、子供は急速に自立心を強めていく。だから親子での運転練習は、家族が次の段階へ進む「通過儀礼」の一つだともいえそうだ。 とはいえ、車社会の米国でも変化が著しい。運輸省の調査で、1983年に46%だった16歳での免許取得率が、2021年に25%とほぼ半減した。1990年代後半から2010年代前半に生まれた「

    【ポトマック通信】16歳が運転の車に乗る「通過儀礼」
  • 【言葉のひと解き】清湖口敏 富士山 富嶽三十六景とエッフェル塔

    神々しい山容を見せる富士山 =昨年11月、山梨県山中湖村(鴨志田拓海撮影)今年は富士山が世界文化遺産に登録されて10年という節目の年だった。そこで夏頃にはぜひ富士山にまつわるコラムを書きたいと思っていたのだが、ついつい他のテーマを優先させてきたために、富士山はこんなにも年の瀬が押し迫っての執筆となってしまった。天下の霊峰には申し訳ない気持ちでいっぱいである。 信仰の対象富士山の魅力は何といっても日一の高さと、世界一美しいその山容であろうか。高さについては、昔の道徳の教科書だった「実語教」が「山高きが故(ゆえ)に貴(たっと)からず」などと教えてはいるものの、高いが故により多くの人を見上げさせ、祈らせ、希望を抱かせることも大いにあるわけで、私たちはこの効用を東日大震災の津波禍を生き残った「奇跡の一松」によっても実感したのではなかったか。

    【言葉のひと解き】清湖口敏 富士山 富嶽三十六景とエッフェル塔
  • 【正論】ルール基盤の秩序揺るがすガザ 防衛大学校教授・神谷万丈

    神谷万丈・防衛大学校教授終わりが見えない戦闘パレスチナ自治区ガザでの戦闘に終わりがみえない。ガザ当局の12月20日の発表によれば、戦闘開始以降の同地区での死者は2万人を超え、行方不明者も数千人にのぼっている。住民の8割以上が家を追われ、人道状況は極限的に悪化している。その悲惨な状況は、動画で、写真で、記事として、刻々と世界に伝えられ、人々の心を揺さぶっている。 むろん、この事態を引き起こした第一義的な責任はハマスにある。イスラエルは2020年にアラブ首長国連邦およびバーレーンと国交を正常化して以降、アラブ諸国との関係改善を進め、最近ではアラブの盟主的存在のサウジアラビアとの国交正常化交渉も進めていた。これをみたハマスはアラブ諸国に見捨てられることを危惧し、イスラエルへの暴力行使に出た。1200人以上が殺され、約240人が人質とされた。イスラエルのガザ攻撃は、この暴挙に対抗するため、少なくと

    【正論】ルール基盤の秩序揺るがすガザ 防衛大学校教授・神谷万丈
  • 1ドル札がテロリストの証拠......反体制派の摘発に躍起になるトルコの暴走

    クーデター関連容疑で28万人以上が拘束された(写真は労働組合のデモ活動を取り締まるトルコ警察) Umit Bektas-REUTERS <政府が反体制派と見なす人物を恣意的に拘束するためにテロ容疑が乱用されているトルコ。あるアメリカ市民は持っていた1ドル札を理由に突然逮捕され、それから3年間独房に収監された> この1ドル札が、あなたがテロリストである証拠だ──。 裁判でそう告げられ、トルコの独房に3年間収監されたアメリカ市民のセルカン・ゴルゲが6月、自宅のあるヒューストンに戻った。 ゴルゲがトルコで拘束されたのは2016年7月、トルコでクーデター未遂が発生した約1週間後のことだ。ゴルゲはNASAに所属する科学者だった。家族を連れトルコの親戚を訪問中、彼がCIAの工作員でエルドアン政権と対立するギュレン運動の一員だという匿名の密告があり、警察によって突然逮捕された。 トルコ当局はクーデターの

    1ドル札がテロリストの証拠......反体制派の摘発に躍起になるトルコの暴走