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2024年8月4日のブックマーク (5件)

  • フランスらしい「五輪」の理想を追うも、選手第一とはいえない!?

    編集長ピックアップ 金子昌世「足元にご注意ください」―。パリ・凱旋門近くの地下鉄の駅に到着する際、車内にこんなアナウンスが日語で流れます。日人観光客が多いことの表れなのでしょう。また別の駅に到着するときには「すりにご注意ください」と、日語の注意喚起も。世界的な観光地、パリにはすりが多いようです。中でも日人はいい「かも」とみられているのでしょう。 日の丸や「TEAM JAPAN」の横断幕が掲げられていた選手村=パリ郊外のサンドニ(水島啓輔撮影)開催中のパリ五輪では、ラグビー7人制男子の日本代表選手が、選手村で結婚指輪や現金など3千ユーロ(約50万円)相当の盗難被害に遭いました。選手村には選手約9千人とコーチら約5千人の計約1万4千人が滞在予定ですが、ほかの国・地域の選手団でも盗難被害が相次いでいるようです。もっともパリに限ったことではなく、2016年リオデジャネイロ五輪の選手村でも問

    フランスらしい「五輪」の理想を追うも、選手第一とはいえない!?
  • 笑顔で参加、ソウルの夏休みは「反日観光」の季節か ソウルからヨボセヨ

    先日、ソウルの日大使館裏で毎週やっている慰安婦問題「水曜集会」に笑顔で参加している日人女性たちの写真が新聞(25日付ハンギョレ)に大きく出ていた。彼女らは「公式謝罪! 法的賠償!」と書かれた日非難のプラカードを手に路上に座り込み、実に楽しそうに見える。 報道によると「日軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」という日の支援団体のメンバーだとか。韓国の反日団体と一緒になって日大使館に向かって日非難を叫んでいる風景だが、それにしてもあの楽しそうな笑顔は目立つ。夏休みシーズンなので観光気分かしら? 日大使館の裏通りは慰安婦少女像の存在で〝反日スポット〟になって久しいが近年、慰安婦問題を虚偽と主張する保守派の定例集会など反撃もあって反日派は気勢をそがれている。そこで「8・15」など過去の歴史が浮上する夏は盛り返しのチャンスである。 日からの参加者はその一つだが今週、現場に出かけてみる

    笑顔で参加、ソウルの夏休みは「反日観光」の季節か ソウルからヨボセヨ
  • 佐渡金山の史実歪めないで 風を読む 論説副委員長・川瀬弘至

    朝鮮半島出身者を含む鉱山労働者の厳しい労働環境を説明する展示を始めた相川郷土博物館=7月28日、新潟県佐渡市(田賢一撮影) 歴史はこうして、捻(ね)じ曲げられてしまうのか―。 新潟県佐渡市の「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されることが決まり、同市の相川郷土博物館で7月28日から、朝鮮半島出身者の「過酷な労働環境」に関する展示が始まった。 佐渡金山で戦時中に朝鮮半島出身者が強制労働させられたという、事実無根の主張で世界遺産登録に反対してきた韓国政府と、早期登録を目指す日政府が協議し、合意して決めた展示である。 文化遺産にそぐわぬ、政治的妥協の産物といえよう。 その内容が酷(ひど)い。例えば展示パネルには、朝鮮半島出身者は内地出身者(日人)に比べ「危険な坑内作業に従事する者の割合が高かったことがわかる」と記されている。 これだけ読めば、朝鮮半島出身者が差別的な待遇を受け、危険な作業を

    佐渡金山の史実歪めないで 風を読む 論説副委員長・川瀬弘至
  • 自衛隊めぐる「不適切事案」 誰が誰の信頼を裏切っているのか サンデー正論

    衆院安全保障委員会で立憲民主党の渡辺周氏(右)の質問に答弁する木原稔防衛相=7月30日午前、国会(春名中撮影) 防衛省・自衛隊をめぐる「不適切な事案」(木原稔防衛相)が相次いで表面化した。一連の案件はまとめて「不適切事案」と称され、防衛省は関係者を処分するとともに再発防止策を発表した。だが、個別具体的にみていくと当に「不適切」なのかと首をかしげたくなる案件もある。背景にある自衛隊を取り巻くいびつな状況を正さなければ、同様の事態は繰り返されるだろう。 訓練したくても…7月12日に防衛省が公表した「不適切事案」は4つある。①特定秘密漏洩(ろうえい)等事案②潜水手当不正受給事案③不正喫事案④防衛省内部部局幹部職員によるパワハラ事案。防衛省は4件に関して、200人以上を処分し、海上幕僚長を交代させた。 潜水艦救難艦「ちはや」と「ちよだ」の潜水員ら65人が潜水手当を不正に受給したとして懲戒処分(

    自衛隊めぐる「不適切事案」 誰が誰の信頼を裏切っているのか サンデー正論
  • <主張>奈良のシカ虐待 「神の使い」文化に敬意を 社説

    世界的に有名な観光地となった奈良公園のシカへの暴力行為が問題になっている。 観光客の前で白いTシャツ姿の男が奈良のシカを蹴ったり叩(たた)いたりする動画がSNSに投稿、拡散された。心ない行為へ憤りの声があがった。 奈良県警や一般財団法人「奈良の鹿愛護会」には「逮捕を」「シカを守って」という声が多く寄せられた。動画の加害者は特定できていないという。 奈良のシカは古来、神の使いとして保護されてきた。信仰に関わるシカをいじめたり粗末に扱ったりすることは、日の伝統的な精神文化を冒瀆(ぼうとく)する行為に他ならない。日人、外国人双方の観光客をはじめシカと接する人々には、良識ある行動を望みたい。 県庁近くにある奈良公園は国の名勝に指定された都市公園で、野生のシカと人間が共存する世界でもまれな観光地だ。背後には聖域として保護されてきた春日山原始林が広がる。春日大社をはじめ興福寺や東大寺など古刹(こさ

    <主張>奈良のシカ虐待 「神の使い」文化に敬意を 社説