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  • 対馬の神社で一部韓国人客の迷惑行為相次ぐ、苦渋の立ち入り禁止措置も「あまりにひどい」

    韓国・釜山から約50キロに位置する長崎県対馬市の神社で一部の韓国人観光客の迷惑行為が問題視されている。境内でたばこの吸い殻のポイ捨てや進入禁止場所への立ち入り行為が相次ぎ、一部神社は韓国人の立ち入りを禁じる苦渋の措置を取った。神社側によると、中には境内での排泄(はいせつ)行為も確認されているという。祭祀(さいし)施設と観光施設の区別がついていないなど神社に対する無理解があるとみられるが、関係者は「マナーの問題だ」など眉をひそめている。 皆、悪いわけではないが…「フランスやイタリア、スペイン台湾などいろいろな国(・地域)の観光客が訪れるが、韓国人だけが迷惑行為を行っている。境内の隅で小便や大便をしたり…」 ある神社の関係者はこう頭を抱える。韓国人観光客を巡って、新型コロナウイルス禍前から団体客は断っていたといい、最近も立ち入りを禁止する張り紙を施設に掲示した。 迷惑行為を注意すると韓国語で

    対馬の神社で一部韓国人客の迷惑行為相次ぐ、苦渋の立ち入り禁止措置も「あまりにひどい」
  • 韓国人客のマナーに悩む対馬神社禰宜「大半が日本文化を軽蔑」「精神も肉体も疲れ果てた」

    長崎県対馬市の神社で韓国人観光客のタバコの吸い殻のポイ捨てなど迷惑行為が相次いでいる問題で、和多都美(わたづみ)神社禰宜(ねぎ)の平山雄一氏が産経新聞の取材に応じた。同神社も韓国人客に悩まされ、今年2月に立ち入りを禁止する看板を境内に掲示した。神社はX(旧ツイッター)の広報用アカウントで神社や島の自然を紹介していたが、韓国人客にマナー違反を注意した際、「チョッパリ(日人への蔑称)」「ケセッキ(犬の子)」と言い放たれた様子などを動画で伝えている。 「一部ではない」──Xで韓国人の子供や大人が神社の磯良恵比須(いそらえびす)に投石する様子が公開されている。磯良恵比須とは 「磯良恵比須は社家(神職家)の祖先である阿曇磯良(=海の神、祭神)のご神体石だ。彼らの行動は祖先を侮辱し、傷つける行為だ。日の伝統文化を蔑(さげす)み、自らの感覚でのみ他国の大切な文化を捉える姿勢は、甚だ遺憾であり、憤り、

    韓国人客のマナーに悩む対馬神社禰宜「大半が日本文化を軽蔑」「精神も肉体も疲れ果てた」
  • 不法移民は犯罪なのに…NHKドラマはオーバーステイに同情的… フィフィ - 月刊正論オンライン

    フィフィ(月刊「正論」4月号から) アメリカトランプ政権が不法移民の取り締まり強化に動き、「史上最大の強制送還」が進んでいます。これまでにない、強い姿勢です。象徴的なのはコロンビアへの対応でしょう。反米左派政権の発足も珍しくなかった中南米諸国の中で、例外的と言えるほど米国寄りのスタンスを維持する地域有数の親米国家です。しかし、コロンビアからの不法移民を強制送還しようとした米軍機二機の着陸が拒否されると、輸入品への二十五%の関税を課すとし、さらに、コロンビア政府職員や協力者、支持者に対して、渡航禁止と「即時のビザの取り消し」を実施することまで突き付けました。 「コロンビア政府がアメリカに強制送還された犯罪者の受け入れと返還に関する法的義務に違反することを許さない」 トランプ氏は自身のSNSにこう投稿し、交渉の余地はない姿勢を示すと、最終的にコロンビア政府は折れました。米側の発表では、「不法

    不法移民は犯罪なのに…NHKドラマはオーバーステイに同情的… フィフィ - 月刊正論オンライン
  • 〈正論〉トランプ大統領の地政学的戦略  文化人類学者静岡大学教授・楊海英

    静岡大学の楊海英教授(寺河内美奈撮影)「米国の黄金時代が今、始まる。今日この日から、我が国は再び繁栄し世界中から尊敬されるようになる」。1月20日にワシントンで行われたトランプ大統領の就任演説は、このように始まっていた。世界規模で地政学的再編が起こるとも示唆しており、日も戦略的な対応が求められる。 黄金時代の開幕宣言地政学的変化は足元の米国からスタートしている。マッキンリー大統領の名前を冠した高峰の名を復活させ、メキシコ湾をアメリカ湾に変えた。続いて南米のパナマについて以下のように触れた。

    〈正論〉トランプ大統領の地政学的戦略  文化人類学者静岡大学教授・楊海英
  • <正論>「力こそが全て」の論理の虚実 東洋学園大学教授・櫻田淳

    東洋学園大学教授・櫻田淳氏 ロシアウクライナ戦争勃発以来、3年の歳月が経(た)った。ドナルド・J・トランプ米国大統領の登場は、この戦争の「停止」に向けた動きを確かに促してはいる。 この流れの中で、2月28日(米国東部時間)、トランプ大統領とウクライナのウォロディミル・О・ゼレンスキー大統領がメディアを前に公然とした喧嘩(けんか)に及び、会談それ自体を決裂させた風景は、一つの衝撃を与えるものであった。 「メロスの惨劇」再来か

    <正論>「力こそが全て」の論理の虚実 東洋学園大学教授・櫻田淳
  • <独自>東海大・山田吉彦教授が国民民主から参院選出馬へ 「国境政策進める」

    海洋安全保障の専門家として知られる東海大海洋学部教授の山田吉彦氏(62)が、今夏の参院選比例代表に国民民主党から出馬する方向で調整していることが23日、関係者への取材で分かった。山田氏は産経新聞の「正論」執筆メンバー。「停滞している海洋政策や国境政策を進めるために国政に出ることを考えている」と話しているという。 山田氏は令和4年1月以降、尖閣諸島を行政区域に含む沖縄県石垣市の尖閣周辺の海洋調査を3度実施した。昨年4月の調査では、魚釣島の海岸に漂着するごみが増え、ヤギの害で植生の衰退が進んでいることなどを報告。「海洋調査は来、政府がすべきで、政府が島を守らないといけない」との考えを示していた。 尖閣諸島が日の領土に編入され130年の節目を迎えた今年1月、同市で行われた講演会では「平和を守るために何もしないで済む時代ではない」と述べ、海洋安全保障体制を充実させる必要があると強調していた。

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  • 皇統にまで文句をつける…日本を赤く染める国連勧告との攻防 山本優美子 - 月刊正論オンライン

    外務省が珍しく仕事をした、と思った方もいるかもしれない。年一月二十九日、北村俊博外務報道官が記者会見で、日政府は国連女性差別撤廃委員会が皇位継承を男系男子と定めている皇室典範は女子差別であるとして最終見解書で典範の改正を勧告したことについて抗議の意を示し、高等弁務官事務所への任意拠出金の用途から女性差別撤廃委員会を除外すること、予定していた委員の訪日プログラムの実施を見合わせることを発表した。日の国柄と伝統を無視した勧告を発し、勧告の削除を求めたにもかかわらず応じなかった委員会に対する日政府の今回の措置は真っ当である。 二〇二四年十月に国連ジュネーブ事務局で行われたこの女性差別撤廃委員会の対日審査会に私も参加した。委員が「皇室典範の改正」について質問した際、常に弱腰に見える日政府代表団が珍しく毅然と「皇室典範に定める我が国の皇位継承のあり方は国家の基に関わる事項であり、委員会が

    皇統にまで文句をつける…日本を赤く染める国連勧告との攻防 山本優美子 - 月刊正論オンライン
  • <主張>ガザ情勢 ハマスは全人質の解放を 社説

    イスラエル軍が、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザで大規模空爆を行った。地上部隊による攻撃も開始した。 イスラエルとハマスの間で1月19日に発効した停戦合意の枠組みは崩壊の危機に直面している。 ハマスが人質解放を滞らせていることがこのような事態を招いている。全ての人質を速やかに解放しなければならない。 停戦合意の第1段階は、6週間の一時的停戦とハマスによる人質33人の解放、イスラエルによる刑務所のパレスチナ人の釈放などが柱で、今月1日に期限を迎えていた。 第2段階は、残る約60人の人質全員の解放とイスラエル軍の撤退がセットになるはずだった。だが、ハマス側がさらなる解放に応じないためまとまっていない。ハマスは人質全員の解放を受け入れ、そのための行動に移るべきである。 そもそもガザでの戦闘はハマスが国際法違反の攻撃を行い、市民を人質にとったことで始まった。人質戦術も明

    <主張>ガザ情勢 ハマスは全人質の解放を 社説
  • 日本歌謡の「初ヒット曲」? いしだあゆみが繋いだ80年代の日韓交流 ソウルからヨボセヨ

    第44回NHK紅白歌合戦で「ブルー・ライト・ヨコハマ」を歌ういしだあゆみさん=平成5年12月、東京都渋谷区のNHKホール ヒット曲『ブルー・ライト・ヨコハマ』で知られる歌手、いしだあゆみが亡くなった。韓国のメディアも死亡のニュースを伝えていたが、実はこの歌は1970年代から80年代にかけて韓国で爆発的人気を呼び、今でも口ずさむ人がいるほど韓国では有名なのだ。 当時、ソウルの繁華街で音楽喫茶のDJをやっていた知人の韓国女性によると「韓国で最初にヒットした日の歌じゃないかしら。リクエスト殺到でしたね」という。とくにお酒が出る夜の世界では「ヨコハマの歌」といって大人気で、どこへ行っても「歌ってよ!」といわれて困った(?)。時には彼女らと合唱になったりした。訃報を知り合いの元公務員に伝えると「マチノアカリガ…アルイテモ、アルイテモ…のあれですよね」といって懐かしがっていた。 日の歌はまだ輸入も

    日本歌謡の「初ヒット曲」? いしだあゆみが繋いだ80年代の日韓交流 ソウルからヨボセヨ
  • 岐路に立つウクライナ停戦交渉 侵略前より「強くなり、よき未来を」 風を読む 論説副委員長・渡辺浩生

    2年前の春はウクライナの首都キーウにいた。まだ寒かったが、森や街路樹の蕾(つぼみ)が膨らみ、芽吹くのを待つ季節だった。 ロシアの侵略開始から1年が経過し、占領地の奪還へ軍は反転攻勢に備えていた。銃後を守る人々からは、破壊から再生へと膨らむ「希望」を感じた。 例えば、こんな目標を語る女性がいた。「皆が侵略前より強くなり、より良き未来を築くこと」。民間団体「セーブ・ウクライナ」のアンナ・ホルクンさんだ。 旅行会社を経営し、露軍の侵略が始まると、友人の国外脱出を助けた。混雑したキーウ駅で自分も国を出ようか、と思ったら、「残って人に尽くせ」という声が聞こえた気がした。 参加したセーブ・ウクライナは、ロシアに連れ去られ救出した子供や戦場となった故郷から逃れた親子を保護する。シェルターの運営を任され、専攻の心理学を生かして子供らの心理療法にも従事していた。 戦場から逃れた子供らが描いた絵=キーウにある

    岐路に立つウクライナ停戦交渉 侵略前より「強くなり、よき未来を」 風を読む 論説副委員長・渡辺浩生
  • <正論>英新鋭空母買い取りのすすめ 富士通FSC特別顧問 元内閣官房参与・谷口智彦

    谷口智彦氏 ロイヤル・ネイビーこと英海軍は、新鋭空母を2隻もつ。クイーン・エリザベスそしてプリンス・オブ・ウエールズ。うち「女王」はお披露目航海を令和3(2021)年に挙行、横須賀へも来た。 岸壁へ、筆者は見物に行った。はるか上方の甲板では上半身裸の兵たちが球を蹴り、無聊(ぶりょう)を紛らしていた。飛行甲板には、サッカーのピッチが約3面入る。当時まだ皆が心配していた疫病の感染者が艦内に出たとかで、気の毒にも乗員は日の土を踏まずに帰った。 有事の際の集団自衛

    <正論>英新鋭空母買い取りのすすめ 富士通FSC特別顧問 元内閣官房参与・谷口智彦
  • <主張>地下鉄サリン30年 次世代に惨禍を語り継げ 後継団体の逃げ得は許されぬ 社説

    オウム真理教による地下鉄サリン事件から30年となった。事件を「教科書でしか知らない」世代も増えている。カルトの危険性に警鐘を鳴らし、惨禍を次代に語り継ぐ必要がある。 まして事件は、終わっていない。教団は解散し、教祖の麻原彰晃元死刑囚ら幹部の死刑も執行されたが、教義に帰依している後継団体は複数現存する。巨額の資産隠しが疑われる後継団体を相手に、被害者は賠償の履行を求めて闘い続けている。 教団の目的は「国家転覆」だった。首都の中枢部が標的となった初めての化学テロに世界が震撼(しんかん)した。だとすれば、被害者らは国の身代わりになったともいえる。 職員らの献身忘れないそれなのに、なぜ遺族や被害者が今も自ら闘わなくてはならないのか。国は冷たくないか。国は前面に立ち、被害者救済のための迅速な措置を講じるべきである。 平成7年3月20日の朝、中央官庁が集まる都心の霞が関を通る地下鉄3路線の5車両に猛毒

    <主張>地下鉄サリン30年 次世代に惨禍を語り継げ 後継団体の逃げ得は許されぬ 社説
  • 映画の殿堂が閉鎖危機 タランティーノも愛する独立系映画館に再開発の波 ロンドンの甃

    拙宅に程近いロンドンのウエストエンド地区は、ミュージカルやオペラの劇場などが軒を連ねる欧州有数の繁華街だ。ニューヨークのブロードウェーと並び称されるこの街の一角に、時間を見つけては足を運ぶ、お気に入りの場所がある。 「プリンス・チャールズ・シネマ」。日では名画座とも呼ばれる、主に旧作映画を中心に上映する独立系映画館だ。 1969年に開業し、かつての大作や話題作にとどまらず、B級の活劇や東宝の特撮映画に至るまで多様なジャンルを網羅し、地元の映画ファンを引き付けてやまない。米映画監督のクエンティン・タランティーノは「映画愛好家の聖地だ」とまで評した。昨年は約25万人の観客が訪れ、客足は順調だという。 にもかかわらず、映画館は現在、閉鎖の危機に直面している。映画館が入居する建物を所有する不動産会社が一帯を再開発したい思惑から家賃を一気に引き上げ、映画館を追い出しにかかっているためだ。 ファンた

    映画の殿堂が閉鎖危機 タランティーノも愛する独立系映画館に再開発の波 ロンドンの甃
  • 不信任案巡り立民と国民民主に温度差 野田氏「じっくり攻める」 玉木氏「躊躇なく」

    立憲民主党の野田佳彦代表(左、鴨志田拓海撮影)と国民民主党の玉木雄一郎代表(柿平博文撮影)石破茂首相(自民党総裁)が自民衆院1期生との会に際し10万円分の商品券を配布した問題を巡り、首相の国会での説明を重視する立憲民主党と、内閣不信任決議案も含めて対応すべきだとする国民民主党との間に温度差が出てきた。不信任案の提出は衆院解散を誘発するリスクがあるためだ。対応の差は支持率の差の裏返しで、提出前から足並みが乱れている。 「(首相が)きちんとした説明責任を果たさない、あるいは国政の運営に寄与しないということであれば、躊躇(ちゅうちょ)なく不信任案を出せばいい」 国民民主の玉木雄一郎代表は18日の記者会見でこう訴え、首相が国会の政治倫理審査会での弁明に応じない場合は、不信任案の提出も辞さない構えを示した。

    不信任案巡り立民と国民民主に温度差 野田氏「じっくり攻める」 玉木氏「躊躇なく」
  • 連立政権樹立で自民党員の父と「和解」 公明番記者は見た 斉藤鉄夫代表の知られざる一面 政界徒然草

    自民党大会で挨拶する公明党の斉藤鉄夫代表=9日午前、東京都港区(春名中撮影)少数与党に陥った自民、公明両党が厳しい国会対応を強いられている。特に与党の一角を担う公明は昨年11月の衆院選で当時の代表を含む多くの議員が落選し、議席を大きく減らした。今夏に控える東京都議選と参院選に向けて党再建を託されたのが斉藤鉄夫代表だ。環境相や国土交通相、党幹事長などの要職を歴任してきたベテランだが、「地味」な印象は否めない。いったいどんな人物なのか。同じ空気を吸っている公明番記者の取材ノートを開放する。 大の鉄道ファン斉藤氏は島根県中部の羽須美村(現邑南町)の生まれで、広島市で育った。東工大院卒の工学博士の顔を持ち、清水建設時代にはクリーンエネルギー開発や宇宙空間でのホテル建設研究に携わった。 笑顔を絶やさず、語り口や物腰は穏やかだ。常に追いかけ回してくるマスコミ各社の番記者への対応も丁寧そのもの。会見など

    連立政権樹立で自民党員の父と「和解」 公明番記者は見た 斉藤鉄夫代表の知られざる一面 政界徒然草
  • <正論>CO2は生命育む恵みの物質 東京大学名誉教授・渡辺正

    渡辺正氏 CO2を悪とみる1988年以来の発想は、中世の魔女狩りに似て、社会を壊すエセ科学だった。かつて35年ほど光合成を研究した工学系の化学屋が、そう断じる根拠をご披露したい。 快適な暮らしもその恵み 約30万種の陸上植物は、太陽光を動力にした光合成で、安定な水とCO2から高エネルギー物質を作る。必須物質の全部を生合成する植物は、単独で繁栄できる。 物質合成能の低い動物は、植物の「製品」を強奪して生きるしかない。草動物はむろんのこと、肉動物も間接的に植物をべている。要するに植物から見た動物は「寄生虫」にすぎない。 大魚や鯨を頂点とする海中の物連鎖も、植物プランクトンと藻類がCO2から作る有機物を原点にして成り立つ。

    <正論>CO2は生命育む恵みの物質 東京大学名誉教授・渡辺正
  • <主張>学術会議の法案 反省ないのに税金投入か 社説

    政府は日学術会議を現在の「国の特別機関」から特殊法人に移行させる学術会議法案を閣議決定し、国会に提出した。 首相が任命する監事や評価委員を置き、業務や財務の監査や活動状況の評価を行う。 透明性を高めるのが狙いだが、会員の選任では、首相任命をやめ、学術会議が総会で決める。外部有識者による選定助言委員会も設けるが、同委員を選任するのも総会だ。 これで一体、何が改まるというのか。法案は学術の知見を活用し、社会の課題解決に寄与することを目的としているが、期待できず、改革に値しない。 学術会議の光石衛会長は自主性、独立性の観点から懸念が払拭されていないとして、「閣議決定は遺憾だ」とする談話を発表した。 閣議決定に先立ち、歴代会長6人は「責務を果たすことができない」と法案撤回を求める声明を出した。梶田隆章前会長は「監視を強めるなど政府の思いのままにコントロールしようとしている」と訴えた。 だが、これ

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  • <主張>ミャンマー 中露の軍政支援許されぬ 社説

    4年前にクーデターで全権を掌握したミャンマー国軍トップのミンアウンフライン総司令官がロシアを訪問し、プーチン大統領と会談した。両氏は経済や軍事面などの連携強化で一致した。 クーデター後、空爆など国軍の攻撃で6千人以上が犠牲となった。避難を強いられた人は350万人以上にのぼり、1850万人が人道支援を必要としている。 ミンアウンフライン氏は、ベロウソフ露国防相とも会談し、武器や軍装備の近代化支援を要求した。 ロシアから最新の武器を調達して、軍に服従しない国民への弾圧をまだ続けるつもりなのか。国軍の士気は低く、兵士の脱走や反軍勢力への投降は止まらない。地方を中心に複数の拠点も奪われている。 軍事政権が行うべきは弾圧の即時停止だ。国民の支持を一向に得られない軍事政権は、民主化に向けた対話を各勢力と始める必要がある。 内戦で国家の統治が弱まり、国境地帯では中国の特殊詐欺集団が跋扈(ばっこ)している

    <主張>ミャンマー 中露の軍政支援許されぬ 社説
  • 「マスクを外してくれ」 全人代の会見場で聞いた中国カメラマンの一言に驚き 北京春秋

    中国で全国人民代表大会(全人代)が今月5~11日に開かれた。中国全土から約3000人の代表が北京に集まり、法律の制定・改正や国家予算の承認などを行う中国の重要政治日程だ。 全人代の現地取材は8回目で、題以外でも変化を感じた。かつて全人代期間中に北京で青空が広がることが多かったが、今年はスモッグに覆われる日が目立った。以前は北京周辺の工場に生産停止を命じ晴天を作り出していたようだ。だが、最近は経済回復が優先事項となる中で余裕がなくなったと庶民は見ている。 また、今年は新型コロナウイルス禍の痕跡がなくなった。昨年は全人代の取材許可証の配布時にPCR検査が義務付けられていたが、今回はそれがなくなりコロナ禍前の状況に戻った。昨年から参加者のマスク着用もなくなった。 一方で、メディアセンターでの記者会見を取材していた際、会場を撮影していた中国側のカメラマンに突然、「マスクを外してくれ」と注文を付け

    「マスクを外してくれ」 全人代の会見場で聞いた中国カメラマンの一言に驚き 北京春秋
  • 人類の調和掲げた70年万博 分断進む今こそ理念踏襲を 書く書く鹿じか

    昭和45(1970)年3月14日、日万国博覧会(大阪万博)の開会式が行われた。前日に降った春の雪で薄ら雪化粧したが、式典会場は熱気に包まれていた。高揚感と言ってもいい。その日のサンケイ新聞(当時はカタカナ)はこう書いた。 「これまで欧米から一歩も出なかった万国博を、はじめてアジアで開きえたこと。人類の尊厳と幸福をめざす万国博を創造しようとしていること。そのことにわたしたちはかぎりない誇りを感じる」 敗戦の廃虚からスタートした戦後の日は、1964年の東京オリンピックで、復興した姿を世界に示した。大阪万博を東京五輪への対抗意識と見る向きも多いが、今度は高度経済成長のクライマックスで、先進国の仲間入りをした日の存在感をアピールするオールジャパンのイベントだったのである。 「現代文明の到達点の指標であると同時に、未来の人類のよりよき生活をひらくための転換点としたい」。京大教授だった仏文学者の

    人類の調和掲げた70年万博 分断進む今こそ理念踏襲を 書く書く鹿じか