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financeとあとで読むに関するkgbuのブックマーク (50)

  • ドバイ・ショック - 漂流する身体。

    ああ、やっぱりという僅かな既視感を覚えるドバイ・ショックを機に円が急騰している。イスラム金融への対応が遅れ、金融的に中東から最も遠い日が、質への逃避として買われたのである。リスクをとって、経済的関係を強めた欧米諸国が売られ、携帯同様に金融というインダストリーがガラパゴス化した日が買われるのは皮肉である。ただ、もともと金融というのは極めて保守的なビジネスであるべきで、巨大複合金融機関がリスク取って経営する現代が、異常なのかもしれない。事実、この現代的金融のアグレッシブさは、決して株式市場から高い評価を得られていた訳では無かった。金融危機前のバルジ・ブラケットなど巨大複合金融機関のPERは、大体10倍を僅かに切る位であり、市場平均よりかなり低かったのである。この市場評価の低さは、収益のボラティリティを反映しているとの解釈だったが、乱暴に言えば、PER10倍というのは10年に1回くらいは金融

    ドバイ・ショック - 漂流する身体。
    kgbu
    kgbu 2009/12/01
    冷静だけど見も蓋もない分析かもw
  • 今更だけどLDHの話の続き(その3:最終回):positive gammaのブログ

    2009年09月12日 今更だけどLDHの話の続き(その3:最終回) 長くなったけど2点目は訴訟の話。 最近のプレスリリースを調べてみると(http://www.ldh-corp.co.jp/ir/2009/20090824_01.pdf )最近解決した3件の和解や判決で支払った分をそのまま旧経営陣や監査法人に請求している。その累計額なんと360億円超!まあフジTVに330億円も払ったからね。 ポイントはこれら支払ったものは当然すでに費用として計上され、すでにバランスシートから落ちているということ。なおかつ訴訟費用も100億円積み増して233億円を負債計上している(http://www.ldh-corp.co.jp/ir/2009/20090828.pdf の6ページ目)。一方訴訟は順調に(?)消化されていて、この資料の「訴訟について」の項目を読むと大きいので残ってるのは(1)95億円と(

  • 日本国債と「ショート・スクウィーズ祭り」の終焉

    外国株ファンのコミュニティーです。海外投資の最新のネタをどこよりも早く紹介します。カジュアルでわかりやすい記事を書くよう心がけます。皆さんが投資を考える上でヒントになれば幸いです。なお管理人の立場上、ここに書かれる意見には諸々のバイアスがかかっています。またここに登場する銘柄は推奨ではありません。 日国債と「ショート・スクウィーズ祭り」の終焉 グウェン・ロビンソン FTアルファヴィル (抄訳) 債券市場の「醜い妹」、こと日国債にとって難儀な週がようやく終わった。 水曜日に書いた通り、普段世界から無視されている日国債がこのところ表舞台に躍り出ている。その状況を作り出したのはグリーンライト・キャピタルのデビッド・アインホーンだ。彼はNYの投資カンファレンスで日は既に「帰らざる地点を過ぎてしまった」と宣言したからだ。日国債をオモチャにしてやるときが来た、それも大々的にだ(big tim

  • 巨額銀行増資について

    三菱UFJが1兆円規模の増資をすると日経新聞が報じていた。これまでも世界中で資調達は活発であり、なんだか慣れっこになってしまった感があるが、やはりこれは重い。 債券投資家としては、銀行増資は悪い話ではない。銀行システム安定の材料だし、個別銀行の債務履行のバッファーが大きくなるわけだから、原則的には安全性が増す(原則的には、と書いたのは、やはりその時の状況によるとしか言いようがないからであるが)。とりわけ、これまでバランスシートの右側のかなり下のほうにあった優先出資証券や劣後債券の投資家にとっては、さらにリスクの引き受け手が下に入ってくれる形となるので、安心感は増すはずだ。しかしながら、株も運用する年金や一般機関投資家としての立場からはやはり迷惑千万としか言いようがないと思う。とりわけ、最近のような普通株増資については直接的なダイリューションと需給の悪化が同時に来るわけであるから、個別株に

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    kgbu 2009/11/17
    銀行株は死ぬかもしれんが、リスクマネーを調達する株式市場全体にとっては銀行株はもともとなじまない性質のもので、それを除外した領域ではどうなのか、などと考えさせられる。
  • 緊急告知 「ルワンダ中央銀行総裁日記」が復刊 | 本石町日記

    ツィッターで既にご存じの方も多いと思いますが、こちらでも告知致します。表題の通り、元日銀マンの服部正也氏が主人公として活躍する『ルワンダ中央銀行総裁日記』の復刊が決定されました。こちらで紹介しながらも、図書館にしかないので、読めない方も多かったと思います。申し込みはこちらのようです。ご関心ある方はどうぞ。 このを所有していた方々には含み益が飛ぶことになり、大変申し訳ないです(苦笑)。

  • 「日本は既に後戻りできない地点を通過してしまっている」辣腕ヘッジファンド・マネージャーが日本の金利の急騰を予言 - 外国株ひろば

    「日は既に後戻りできない地点を通過してしまっている」 辣腕ヘッジファンド・マネージャー、デビッド・アインホーンがバリュー投資家のカンファレンスで日の金利の急騰を予言 今、アメリカの若手ヘッジファンド・マネージャーで「一番切れる男」と目されているデビッド・アインホーンが今日、ニューヨークで開かれた大きな投資カンファレンスで日の金利はいつか急上昇すると予言しました。以下はマーケット・ウォッチからの抄訳です。 出典:マーケット・ウォッチ 月曜日のカンファレンスでデビッド・アインホーンは自分のヘッジファンド、グリーンライト・キャピタルの投資ポジションに新しいアイデアを加えたと公言した。それは日ならびにその他先進国の金利が将来急騰することに賭けるオプションを購入したということだ。これによってグリーンライト・キャピタルは金利上昇した場合、大きな利益を得ることになる。このオプションは大手銀行との

    「日本は既に後戻りできない地点を通過してしまっている」辣腕ヘッジファンド・マネージャーが日本の金利の急騰を予言 - 外国株ひろば
    kgbu
    kgbu 2009/10/21
    赤字国債を日本人が(需給バランスとして)買わなくなるときは来るか?という問題は興味深いというか空恐ろしい。それが4,5年というスパンかどうかはともかく。
  • 豊健活人生:春山昇華 : あとがき

    2009年10月05日05:48 カテゴリ[edit] あとがき 10月10日の発売ですが、あとがきを掲載させていただきます。 ************************************ 1983年に証券運用の世界に入り、以来ずーっと内外の株式、債券、為替に携わってきた。この間の世界の株式市場だが紆余曲折はあったものの、世界全体を合計すれば一貫して上昇を続けた。NYダウは13倍にも値上がりした。 しかし、2007年10月を境に世界の株式市場は同時に大幅な下落に見舞われた。世界がメルト・ダウンに陥ったような崩壊劇が始まった。2008年は一年間で先進国株式は半値になり、新興国株式は7割も下落するという惨状を見て「何てことになっちまったんだ。世界が壊れている」と思った。しかし良く考えると「壊れているのは世界ではなくアメリカ流の資主義だけだ」と思うようになった。 そして「アメリカ

    kgbu
    kgbu 2009/10/08
    出版される本「社会主義化するアメリカ」のあとがき。結論ありきではなくて、重要だが趨勢の見えにくい事実を積み重ねるスタイルらしい。
  • ゆうちょ銀行の今後についての考察 | 本石町日記

    亀井氏が郵政問題・金融担当相となって、マーケットではゆうちょ銀行の行く末が案じられている。幾つかシナリオを考えてみた。古い読者の方はご存じのように、私は郵貯の民営化には反対であって、肥大化した公的金融の是正はいきなり民営化という無謀な方法ではなく、とりあえず預金受け入れ限度額を段階的に引き下げていけばよい(民営化するかは縮小させてから考える)というスタンスであった。つまり民主党案ですね。 従って ①ゆうちょの民営化を停止。預金受け入れ限度額を引き下げていく。 これは、私にとってはオリジナルの改革案になる。これまでの民営化作業は無駄になるが。 ②民営化停止。預金受け入れ限度額を始めとして現状維持。 これをずっと続けるなら業務多角化は止めるべきでしょう。 ③民営化停止。国民向けサービスの充実と称して業務を多角化。財政悪化に対応して預金受け入れ限度額を引き上げ。 これは民間にとっては最悪のシナリ

  • 民主党・峯崎先生の政投銀JAL向け融資の厳しい追及=参考まで | 本石町日記

    先週末からデルタやらの報道でJAL周辺が騒がしく、そういえば民主党の先生が国会でJALへの政府関与を問題視していたなあ、と思ってちょいと調べたら、6月23日、参院・財政金融委員会での峰崎直樹先生だった。質疑はかなり長いので、関心ある方は、議事録を直接ご覧頂きたい。取りあえず先生の質問を中心に簡単に紹介したい。答弁をほとんど飛ばしての紹介ですので、話はつながりません。あしからず。 ○峰崎直樹君 この金融危機対応融資というのは何で、これが当に日航空に該当するのかどうか。よろしいですか、責任持って、今日は当は大臣、所管の大臣がよろしいんですが、これはもう大臣、副大臣一体だと思って私はこれは厳しく質問させていただきますのでお答えいただきたいんですが、日航空は、この金融危機対応融資というものは基準があるはずですけれども、その基準に該当するんですか。 ○峰崎直樹君 いやいや、基準は何なんですか

    kgbu
    kgbu 2009/09/25
    国会答弁こそtweetしてくれたまい、と、思える内容。ちうか、個人の証言の認証ができているなら、国会でやる必要もないわけだが、国会でやるってのはある意味優れた方式だと思う。
  • 豊健活人生:春山昇華 : 日中それぞれの課題 : (1)安くない日本株

    2009年09月12日23:59 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 日中それぞれの課題 : (1)安くない日株 09年3月の安値から相当程度上昇して1万円をクリアーした日株ですが、1989年の高値から20年近く経過してもまだピークから▼70%も下落した低水準に留まっています。 ここまで下がれば日株は断然安いと考えるべきなのか? それとも日の70年代で今後繁栄の80年代を謳歌した日のようになる予定の中国株に全力投資すべきなのか? 色々と比較しながら考えてみましょう。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 上左のチャートは、バリュー投資家が使うPBR(株価÷保有資産=純資産株価倍率)の日とアジアの比較です。21世紀なって以降、アジアのPBR > 日のPBRという状況が続いています。PBRが安い企業、安い業種、安い国に投資するのが投資の定石

    kgbu
    kgbu 2009/09/25
    評価(期待)と実績の数値の読みこなし方。
  • 米国モーゲージIO(インタレストオンリー)債の好パフォーマンスにみる、米国住宅の塩漬け度

    モーゲージIO債とは、住宅ローンそのものに言う(ちょっと悪評の高い)インタレストオンリー(債務者が当面金利部分しか払わないため、元が減らない仕組みのローン)とは異なる。住宅ローンを証券化したMBSのパススルー(債務者の元利払キャッシュフローがそのまま債権者の受け取りへスルーされるタイプ)債券のうち、受け取り金利部分全体だけを切り出して、元とは別に取引するものである。債券の利札だけを切り取った物と思えばいい。IOの反対側にはそれゆえ必ずPO(プリンシパルオンリー=元部分のみ)という割引債が残る。 ご存知のとおり、住宅ローンは多くは元利金等返済であり、元が徐々に減っていくからその元に比例して受け取り利息額が減っていく。そのうえ、住宅ローンは債務者が期限前返済のオプションを持つことが普通であり、債務者はたとえば金利が低下して刈りかえられるとかそういうときに一気に元を返済することがある

    米国モーゲージIO(インタレストオンリー)債の好パフォーマンスにみる、米国住宅の塩漬け度
    kgbu
    kgbu 2009/09/08
    米国の住宅ローンで塩漬けになる消費活動のリスクについて。
  • アメリカのFX会社のIPO目論見書からわかること

    外国株ファンのコミュニティーです。海外投資の最新のネタをどこよりも早く紹介します。カジュアルでわかりやすい記事を書くよう心がけます。皆さんが投資を考える上でヒントになれば幸いです。なお管理人の立場上、ここに書かれる意見には諸々のバイアスがかかっています。またここに登場する銘柄は推奨ではありません。

    アメリカのFX会社のIPO目論見書からわかること
    kgbu
    kgbu 2009/09/07
    FXの注文のカバーの比率が5%というのはへぇぇという感じ。ネットでの偏り分だけをカバーしているということらしい。日本での開示内容とどれくらい開きがあるのかなぁ。
  • バーナンキのFRB - 池田信夫 blog

    21世紀の歴史が書かれるとき、2008年9月15日は世界史を変えた日として記録されるだろう。あのときリーマンを破綻させていなければ・・・というhistorical ifを多くの人が繰り返したが、当事者がどう判断したのかはよくわからなかった。書は、それをWSJの記者が当事者へのインタビューによって追求したものだ。WSJに要旨が出ている。 書によれば、災厄をもたらした主犯はバーナンキでもポールソンでもなく、議会である。バブルで大もうけした投資銀行を税金で救済することは許さない、という議会の圧力と闘い、取引を行なうことにポールソンは大部分のエネルギーを費やした。9月7日のファニー・フレディの国有化で「バズーカ」を使い果たして、彼は翌週のリーマンのときには、もうこれ以上議会を説得できないと考えていた。バーナンキとガイトナーは最後まで何とかしようと試みたが、最終的にはポールソンと同じ結論に達し

  • 服部正也氏を国会議事録で発見!=昭和59年参院・特別委員会 | 本石町日記

    「ルワンダ中央銀行総裁日記」を読了。図書館に返却した。私の中では服部正也氏は英雄と化し、このままお別れするのも寂しいため、ご人の弁などどこかに残っていないものかと考えた。もとより、著作の少ない方なのだが、国会議事録の検索を思い付いた。そしたらあったのである。昭和59年5月16日、参院の「外交・総合安全保障に関する調査特別委員会」に参考人として登場しておられた。国際協力に関して持論を述べた貴重な場面であります。答弁内容は簡単に紹介しますが、ご関心ある方は直接参照ください。 服部参考人 「…やれODAとかあるいはグラントエレメントとか言っておりますが、全部こういうものを発明するのは役人、日の役人は別にしますが、官僚的な発想をする人あるいは実務を知らない学者が、総体を見て、そしていきなり総体をもって各論とするという考え方で一つの速記術としてやっているわけで、目的は後進国のあるいは世界全体

    kgbu
    kgbu 2009/08/07
    「ルワンダ中央銀行総裁日記」の著者による国会での発言など。ODAの有り方など。
  • FEDウォッチ、ネタてんこ盛りで嬉しい悲鳴=連銀ブログ、クルーグマン教授、金利の上昇… | 本石町日記

    このところ、FEDウォッチとその関係のネタが一気にてんこ盛り化して、中銀特化ブログとしては「うれしい悲鳴」状態であります(苦笑)。アトランタ連銀のブログが面白いエントリーを上げ、どう料理しようかと頭の片隅で転がしていたら米金利が急騰し、これはこれでFED絡みで論点多し。どうやってまとめようかと思っていたら、お馴染み連銀ウォッチャーTim Duy氏が興味深いエントリーを書き、あぁぁ、ネタが在庫過剰だー、とあせったら、クルーグマン教授が(金利急騰に関連して)インフレ懸念なんかねぇぞー、と言ってしまい、私の処理能力はパンク。全部がつながるネタで、じっくりとまとめればよいのだが、また新たなネタが浮上する可能性もあり、箇条書きという安易な形で恐縮ですが、一気に在庫放出といきます。 ①アトランタ連銀ブログ 21日に「More on interest on reserves」というエントリーアップしてい

  • 祝 WBC あんたはえらい♪ ついでに政府版CDOだったりする - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

    いや、疲れきって声もでないです。 仕事でも疲れきって、その上これじゃ、ストレス解消にもなんにもならんですな(笑)。 いやね、ダル君が同点にされたとき、この試合はやられたような気がしました。しかし、ダル君がもう一回投げる、最後は三振で仕上げ・・・もちろんイチローもあるんだけどさ、ダル君はこれでさらに飛躍しそうですね。いや、疲れたけどよかった♪ で、バッドバンク、というより政府版CDOと名づけたほうがいいですね、 久々に真剣に解説しましょうや。 後日暇だったら図もつくりますけど、今日は文章で我慢してくださいね。 相変わらず、金融機関は安いと売らないから一緒だとか、効果がないとか解説しているおばかエコノミストがたくさんいますね。こちらの読者はしっかりおわかりかと存じますが・・・ まず、CDOのおさらいをしつつ。 要はいろいろなローンをたくさん買い集めて箱を作る。 それを担保に債券と株を発行しまし

    祝 WBC あんたはえらい♪ ついでに政府版CDOだったりする - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 
  • 預金保険機構主催第4回DICJラウンドテーブルにおける白川総裁挨拶「金融危機への対応:日本の経験と現在のグローバル金融危機」:日本銀行

    ホーム  >  情報の種類別  >  講演・記者会見  >  講演・挨拶等  >  預金保険機構主催第4回DICJラウンドテーブルにおける白川総裁挨拶「金融危機への対応:日の経験と現在のグローバル金融危機」 【挨拶】「金融危機への対応:日の経験と現在のグローバル金融危機」 預金保険機構主催第4回DICJラウンドテーブルにおける挨拶 日銀行総裁 白川 方明 2009年2月25日 ―― 英訳(PDF、42KB)は、英語版ホームページをご覧下さい。 目次 (はじめに) 日は、預金保険機構の主催する第4回DICJラウンドテーブルにお招きいただき、まことに光栄に存じます。 ご承知のように、現在、国際金融システムは世界的な信用バブル崩壊の影響を受けて不安定化しており、とくに、昨年秋のリーマン・ブラザーズ社の経営破綻以降、国際金融資市場では極めて強い緊張状態が続いています。預金保険機構も中央銀

  • マクロ政策についてのまとめ - 池田信夫 blog

    ダイヤモンド・オンラインには、上杉隆氏に続いて保田隆明氏も、定額給付金が「マクロ経済学の大原則」だとかいう記事を書いている。こんな初歩的な間違いを編集部がチェックできないのは、ジャーナリストにマクロ経済学が理解されていないからだろう。こうした誤解が国会の混乱した増税論議の原因にもなっているので、現在の経済学の通説を簡単にまとめておこう:財政政策の効果は疑わしい:保田氏が信じている1960年代の経済学とは異なり、現代のマクロ経済学では、財政政策の乗数効果はきわめて低いというのが実証研究の結果である。特に大恐慌については、ケインズ的な財政政策の効果はゼロに近かったというのがChristina Romerなどの結論だ。 今年の減税を2年後の増税でファイナンスするのは無意味だ:自民党の財政タカ派は、なぜか増税の時期を明記することが政治家の「矜持」だと思っているようだが、2年後に増税するという条件

    kgbu
    kgbu 2009/01/24
    いいかげん周囲の無知に痺れをきらしたのか、「現代マクロ経済学の11の常識」をまとめてくれました。私のような素人には大変ありがたい。紹介されている日銀のレビューシリーズをまずは読んでみたい。
  • The Theory of Corporate Finance - 池田信夫 blog

    著者のもとで博士課程にいた研究者の話によると、著者は「普通の人の10倍のスピードで仕事をする」そうだ。もちろん質も高く、彼の書いた産業組織論の教科書やFudenbergと共著のゲーム理論の教科書は、いずれも古典である。書も、企業金融や企業統治の教科書の世界標準となるだろう。まだ第1章「企業統治」しか読んでないが、最近の出来事と少し関連がありそうなので、紹介しておく(一部は版元のホームページからダウンロードできる)。 著者の立場は、いかにして企業価値を最大化し、それを株主に還元させるかという「狭い意味での企業統治」を論じるものである。「ステークホルダー」とか「社会的責任」などの問題は、契約や法で解決すべきで、企業経営にそういう色々な利害関係者を入れると、利益相反が生じやすい。 経営者のモラル・ハザードを防ぐには、ストック・オプションのような形で株主と経営者の利害を共通にする方法と、モニ

    kgbu
    kgbu 2009/01/24
    経営者が(株主にとって)まっとうに仕事をするための要件を整理してあるらしい。
  • http://www.jmuk.org/diary/index.php/2009/01/19/0/

    kgbu
    kgbu 2009/01/19
    がんばれ!猫山先生というコミックのキャラで、奈良野先生ってのが作者の投影だっつー話。実話に近いらしい、読んだらゾーっとするんだろうか(汗