『相対性コム デ ギャルソン論』刊行記念トークショーが各地で開催されています。 2月6日はスタンダードブックストア心斎橋で研究者編が行われるようです。 皆さんはもう読みましたか? 今回はこの『相対性コム デ ギャルソン論』の感想をElasticの視点で書こうと思います。まず初めにあとがきを読みますと、本書の刊行には2つの背景があったようです。 1つは「パリコレ前夜のコムデギャルソンに言及したい」。 もう1つは「従来のファッションジャーナリズムとは違う視点を入れたい」。 そんな編者の思いが形になったのが本書です。 「映画・アニメの前日譚ブームに影響されたのですね、わかります」と次にまえがきを読むと、 「本書は必ずしもコムデギャルソンの批評集ではない」との但し書きが。 どうやら、エッセイ、対談、座談会となんでもありの形式のようで、 「外野が語るコムデギャルソン」「70年代というギャルソン外伝」