本日までに新たな疑似患畜6例が確認された。いずれも都農町と川南町の牛・豚である。殺処分対象は1822頭。 これで、これまでの累計は49例、殺処分対象は牛豚合わせて62,426頭に上る。 今回は移動制限と搬出制限を多少追加しなければならないが、大きく見て、都農と川南以外で新たに発生していないところを見ると、ここでの封じ込め・拡散防止対策は一定の成果が出ていると現時点では見ていいのではないだろうか? しかし、現場での殺処分や埋却など、防疫作業は膨大で、埋設場所や係員・関係者・県職員・獣医師等が不足している。国や他県に協力を要請し、週明けには増員の予定であるが・・・・・作業は、家畜にある程度慣れた人でないと駄目で、そう簡単に増員というのも難しい状況である。 発生農家や周辺農家の心的・肉体的疲弊や恐怖は想像を絶する。どうか、何とか踏ん張って頂きたい。 今後とも、県としては、国や関係団体と一体となっ
宮崎県で発生している家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」を巡り、県は7日夜、新たに同県川南町の8農家の牛と豚計21頭に感染した疑いがあると発表した。これで、発生したのは1市2町の43施設(疑い例も含む)となり、殺処分頭数は牛と豚計5万9104頭に達した。 発表によると、牛を飼育していたのが4農家で、豚を育てていたのが4農家。6日に一部の牛や豚に症状が出たという。 8農家はいずれも、1例目の農家から南東に約3・5〜7キロ。8農家が飼育する牛計228頭、豚計1万3984頭は殺処分される。発生からの処分頭数は、牛計3329頭、豚計5万5775頭になった。 一方、農林水産省は7日、同県都農(つの)町、えびの市、川南町で見つかった6、9、11例目の感染が確定したと発表。これで確定したのは計10例となった。ウイルスの型はすべてO型だった。
支援団体訪問の小沢氏に 次期参院選対策のため、民主党の小沢幹事長が7日、宮崎市入りした。宮崎選挙区に同党公認で立候補の準備を進めている新人の元新聞記者・渡辺創氏(32)の支援団体訪問が目的だったが、県内で猛威を振るう家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」への危機感を強める首長や畜産関係者らが相次いで陳情し、緊急対策などの支援を強く要請した。 口蹄疫問題では、この日、東国原知事や県市長会、JA関係者らが小沢幹事長と次々と会談。JA宮崎経済連などは、畜産が県の農業産出額の約6割を占めていることから、要望書では地域経済全体が大きな被害を受ける可能性があることを指摘。収入が途絶えた農家に対する一時金の給付や、アジア諸国と連携した感染経路の解明など計9項目を求めた。 羽田正治会長によると、同席者からも国の責任で解決してもらいたいとの声が続出したという。羽田会長は「想像以上の病気と認識してもらえた。今後
殺処分の家畜6万頭超す=宮崎の口蹄疫 殺処分の家畜6万頭超す=宮崎の口蹄疫 宮崎県は7日、同県川南町の8カ所の農場などで口蹄(こうてい)疫に感染した疑いのある豚と牛が新たに見つかったと発表した。県の発表によると、感染の疑いがある家畜が出た農場などは43カ所となり、殺処分の対象となる牛や豚の累計頭数は6万頭を超えた。(2010/05/08-01:15)
宮崎県は5日、同県川南町の3農場と、同県えびの市の1農場の計4農場で、新たに家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いのある豚が見つかったと発表した。えびの市は県南西部にあり、鹿児島県と熊本県に隣接。同市で口蹄疫の疑いが持たれた家畜は、これまで牛のみだった。 同県によると、川南町の3農場では豚計5893頭を飼育。えびの市の農場では320頭の豚を飼育している。これで県内での口蹄疫の感染確定例・疑い例は、計23例となった。この4農場では計6213頭の豚が殺処分される。殺処分対象の牛、水牛、豚は計3万3985頭となった。
平野博文官房長官は7日の閣僚懇談会で、宮崎県で過去最悪の被害が出ている牛や豚の口蹄(こうてい)疫対策として(1)防疫措置の徹底(2)発生農家の経営対策(3)地元自治体への適切な財政支援−に関係省庁が連携して取り組むよう指示した。記者会見では災害派遣中の陸上自衛隊の拡充を検討する考えを表明した。 これを受け、原口一博総務相は特別交付税による自治体支援を表明した。 だが、口蹄疫は先月20日に確認され、すでに殺処分頭数は4万4千頭に上る。派遣された自衛隊は処分した家畜を埋める場所がなく立ち往生しており、政府の初動対応の遅れを指摘する声は強まっている。 宮崎県の東国原英夫知事は7日、宮崎市内のホテルで民主党の小沢一郎幹事長と会談し、対策の拡充を要望した。知事は会談後、記者団に「指揮系統が後手後手に回っている。こういう危機管理をきちっとやってもらいたい」と政府の対応に不満を表明した。 それを象徴する
民主党の小沢幹事長は7日、宮崎市で記者会見し、検察審査会から「起訴相当」議決を受けたことなどを踏まえた自らの進退について、辞任する考えはないことを改めて強調した。 報道各社の世論調査で内閣支持率が低下していることについては「そんなに悪い結果だとは思っていない。国民の心をつかむのは党のトップをはじめ、役員やその他の問題、リーダーシップのこともあるが、候補者自身だ」と述べた。 小沢氏はこの後、東国原英夫・宮崎県知事と会い、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」に関する政府支援の要請を受けた。
宮崎県で牛や豚に感染する家畜病・口蹄疫が猛威を奮っている。10年前に県内で発生した際は35頭の殺処分で済んだが、今回は感染が確認されて数週間で約4万5000頭の殺処分が決定した。東国原英夫知事も「非常事態を宣言してもいい」と述べるほどで、早急な収束が望まれている。 口蹄疫は牛や豚、羊など蹄が2つに割れている偶蹄類(ぐうているい)に伝染するウイルス性の家畜病。感染すると口や蹄に水疱ができ、衰弱して死ぬこともある。 東国原知事「非常事態宣言してもよいほど」 極めて伝染力が強いということだけでなく、ウイルス抗原が変異を起こしやすいことから、根絶は困難とされている。人には感染せず、感染した肉を食べても影響はないものの、1997年に台湾で発生した際には、豚18万頭が死亡。385万頭が殺処分された。 2010年4月20日、宮崎県の都農町で、牛数頭に感染した可能性があると発表された。当初は牛だけだったが
家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)問題で、県は5日、対策会議を県庁で開いた。4日に1農家として最多の豚1万5747頭が殺処分対象となり、5日も新たにえびの市を含む4養豚農家で疑いが確認された。収まらない感染拡大を受け、会議は、殺処分に携わる補助員を関係団体などから募ることを決めた。また、県関係部局の連携を密にする県対策特命チーム(チーム長・河野俊嗣副知事)を設置した。 会議で、東国原英夫知事は「想像を絶する規模となり、非常事態宣言してもいいほど深刻。まん延防止に努めてほしい」と述べた。 県担当者は、4日に川南町で確認された18例目の農家が1万5747頭を飼育していたことに触れ「大規模なので処分は難航しそうだ。5000頭分の埋却場所は確保したが、残り1万頭分は調整中」と述べ、公用地などを含め場所を探していることを報告した。 また、薬物による殺処分の際に獣医を補佐する補助員は現在、県の畜産関係
小沢幹事長、東国原知事と7日会談…宮崎入り参院選での協力要請 民主党の小沢一郎幹事長(67)が7日、宮崎県の東国原英夫知事(52)と県庁内で会談し、今夏の参院選での選挙協力を要請する。複数の関係者が1日、明らかにした。この2人の会談は、小沢氏の幹事長就任後は初。 鳩山政権は米軍普天間基地の移設問題や“政治とカネ”の問題を抱え、支持率は20%台まで低下。参院選でも苦戦が予想されている。この状況下、選挙を仕切る小沢氏が“剛腕”で、人気知事を取り込む作戦に出た。 小沢氏は7日に宮崎入り。民主党県連を訪問し、幹部らと意見交換する。東国原氏との会談では参院選での選挙協力を求めるとともに、宮崎県内で発生した家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の対策を話し合うとみられる。地方分権についてマニフェスト作りのアドバイスも求めるという。 東国原氏は当初、鳩山政権に期待を示していたが、鳩山首相、小沢氏の“政治とカ
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