赤松広隆農相は18日の閣議後会見で、口蹄疫の対応について「私自身はやってきたことに全く反省、おわびすることはないと思っている」と初動対応などに問題はなかったとの認識を改めて示した。殺処分対象の家畜が11万頭を超えたことについては「これだけの数が出たのは残念だ」と述べた。 家畜伝染病予防法の改正や特別措置法の必要性については「今、とりたててやらなければいけないということはない」と否定的な考えを示し、「この方針で行こうと(17日に鳩山由紀夫首相と)下打ち合わせの話ができた」と明かした。【佐藤浩】
赤松広隆農相は18日の閣議後会見で、口蹄疫の対応について「私自身はやってきたことに全く反省、おわびすることはないと思っている」と初動対応などに問題はなかったとの認識を改めて示した。殺処分対象の家畜が11万頭を超えたことについては「これだけの数が出たのは残念だ」と述べた。 家畜伝染病予防法の改正や特別措置法の必要性については「今、とりたててやらなければいけないということはない」と否定的な考えを示し、「この方針で行こうと(17日に鳩山由紀夫首相と)下打ち合わせの話ができた」と明かした。【佐藤浩】
農林水産省は18日未明、宮崎県で発生した家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の感染確定・疑い例は計126例で、殺処分対象の家畜が計11万4177頭になったと発表した。これを受け平野博文官房長官は閣議後の記者会見で、一定区域内の家畜全頭を殺処分するための措置を検討する考えを明らかにした。 全頭殺処分には、感染の疑いが出た農場の家畜に殺処分を限定している家畜伝染病予防法を改正するか、特別措置法を制定する必要がある。平野氏は全頭殺処分について「ひとつの考え方だ。封じ込めるためにはあらゆる検討をしなければならないと思っている。現行法でできるのか、法改正がいるのかを含めて検討した上で判断しなければならない」と述べ、早急に検討を進める考えを示した。 全頭殺処分について赤松広隆農林水産相は、感染の疑いのある家畜の発生が集中している地域の場合は「所有者の了解を得ながらやるのは、今の法律でも読めないことは
被害が爆発的に拡大している宮崎県内の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で17日、政府の対策本部は「対処方針」を発表し、ようやく国あげての対策が始まった。 しかし、その内容は、最初の感染確認から1か月近くもたった割に具体策に乏しく、畜産農家からは「今ごろ何を」「早く感染を止めて」と悲鳴と怒りの声が上がった。 「具体的な対応策は何もないに等しいのでは。今まで何をやっていたのか」 宮崎県えびの市。感染が判明した農場から数百メートル離れた場所で、牛を8頭飼育する西田安雄さん(57)は、この日、憤りを隠さなかった。政府の口蹄疫対策本部の対処方針が、「移動制限や殺処分を徹底させる」「農家の経営再建に万全を期する」「副大臣を本部長とする現地対策本部を設置する」といった内容にとどまっていたためだ。 西田さんは自宅の敷地に、家族以外は立ち入らないよう注意する看板を立て、隣家とのやり取りも電話で済ませる
宮崎県内で被害が拡大している口蹄疫を巡って、農林水産省が最初の感染疑い例を確認した3週間前の3月下旬、同県家畜保健衛生所が、感染した水牛を診察しながら発生を見逃していたことがわかった。 同省などによると、同県都農町で水牛を飼育する農家から、かかりつけの獣医師を通じ、県家畜保健衛生所に「水牛が発熱している。牛乳の出も悪い」という連絡があったのは3月31日。 この日のうちに同衛生所の職員は立ち入り検査を実施し、4頭の水牛に発熱や下痢などの症状が出ているのを確認した。しかし、「普段の下痢」と判断して口蹄疫の可能性を疑うことなく、通常の風邪の検査をしただけで、同省にも報告しなかったという。 この水牛農家から南東に600メートル離れた繁殖牛農家では4月9日、口の中がただれた牛が1頭見つかった。同衛生所はこの時も口蹄疫と見抜けず、20日に「最初の感染事例」として発表した。このため最初の水牛につい
鳩山由紀夫首相は18日朝、宮崎県で家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫被害が拡大していることに関し、政府の対応が不十分だったとの認識を示した。首相公邸前で記者団が「政府、県の対応に問題はなかったか」と質問したのに対し、「一定の部分はあると思う」と答えた。 首相は口蹄疫被害に関し「感染経路その他を十分に把握することが難しい病気であるだけに、また生き物を扱う対策だから、非常に難しい」と述べ、対策の困難さを指摘。その上で「一番大事なことは政府として万全を期して、これ以上感染を広げない(ことだ)」と語り、感染拡大防止に全力を挙げる考えを改めて表明した。 さらに「農家の方々に、大丈夫だ、経営のことはしっかり政府がやるからという思いを理解してもらう」と述べ、被害農家の生活支援にも万全を期する方針を重ねて強調した。 【関連ニュース】 ・ 「政府・県に一定の問題ある」=口蹄疫被害拡大で首相 ・ 殺処
これは全くの論外ですね。1例目も6例目も初期の臨床症状では口蹄疫と判断するのは無理で獣医師には全く問題ないと専門家も言及。言われの無い非難です。RT @EnterFree @hideoharada 一部マスコミで口蹄疫を疑わなかった獣医が悪いとの論調があるので心配しています。
宮崎県内で被害が拡大している口蹄疫を巡って、農林水産省が最初の感染疑い例を確認した3週間前の3月下旬、同県家畜保健衛生所が、感染した水牛を診察しながら発生を見逃していたことがわかった。 同省などによると、同県都農町で水牛を飼育する農家から、かかりつけの獣医師を通じ、県家畜保健衛生所に「水牛が発熱している。牛乳の出も悪い」という連絡があったのは3月31日。 この日のうちに同衛生所の職員は立ち入り検査を実施し、4頭の水牛に発熱や下痢などの症状が出ているのを確認した。しかし、「普段の下痢」と判断して口蹄疫の可能性を疑うことなく、通常の風邪の検査をしただけで、同省にも報告しなかったという。 この水牛農家から南東に600メートル離れた繁殖牛農家では4月9日、口の中がただれた牛が1頭見つかった。同衛生所はこの時も口蹄疫と見抜けず、20日に「最初の感染事例」として発表した。このため最初の水牛についても2
口蹄(こうてい)疫の被害が拡大していることを受けて政府は17日、これまで「対策の遅れはない」(平野博文官房長官)と言い張ってきた姿勢を事実上修正し、ようやく鳩山由紀夫首相直轄の対策本部を設置した。感染経路解明の難しさや被害拡大が予想を上回る早さだったとはいえ、遅きに失した感は否めない。鳩山政権にとっては、米軍普天間飛行場移設問題に続く「失政」となる懸念も出ている。(酒井充) 首相は今回、赤松広隆農水相がトップの同省対策本部では対応できない事態と判断し、自ら指揮を執る選択をした。背景には、被害拡大の中、現地からの悲鳴をよそに外遊や政治活動を優先した赤松氏への批判の高まりもあるとみられる。 赤松氏は4月20日に感染が確認されていたにもかかわらず、30日から9日間、中南米を訪問した。この間、殺処分対象の牛と豚は4369頭から一気に14倍以上の6万2426頭に跳ね上がった。しかし、5月8日に帰国し
政府は17日、宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)感染が拡大している問題で、鳩山由紀夫首相を本部長とする対策本部を同日中に発足させることを決めた。農水、防衛など関係省で政府対策チーム(防疫強化▽経済支援▽調整連絡の3チーム)も編成して同県に派遣。山田正彦副農相や小川勝也首相補佐官を当面、県庁に常駐させる。 鳩山首相は17日昼、首相官邸で、民主党の筒井信隆衆院農水委員長や全国肉牛事業協同組合など畜産団体代表と会い、被害状況を確認するため、近く宮崎県を訪問する考えを明らかにした。現地では政府の口蹄疫対策の遅れを批判する声も強まっており、対策本部の発足により、政府としても対応に全力を挙げる姿勢を強調する狙いがある。 これに先立ち、平野博文官房長官は17日午前の記者会見で、政府の対策本部について「現地に一番合った対応ができる仕組みをつくる」と強調。その上で、集落や高速道路周辺の消毒強化、関係
以下、便宜的にルーピーズの発言を赤で、知事を弁護する側の論を青で示します。また、重要な事実やテーマは、適宜太字色付きで強調されます。それから、間違いとか見つけた方は、コメント欄に指摘を残してください。それでは皆さん、しっかり学習してそのまんま東知事の弁護に活かして下さい。 基本的にルーピーどもは責任を東知事と宮崎県におっかぶせようとしてくる。その際の立論の①が ①宮崎県の初動に問題があった、 です。そしてそのために持ち出す論拠が、 1.Q 9日に発生したのを見逃して20日まで放置してた。この間にどれだけウイルス撒き散らしたことか・・・ と来るのが最も単純な例。上の論に対しては、 1.A これはマニュアルどおりの経過観察。 となる。つまり、9日から20日までの間、期間的には10日も放置したように見えるが、これは口蹄疫であるか否かを確認するために必要とマニュアルに定められた期間である(と述べて
政府は17日、宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)感染が拡大している問題で、鳩山由紀夫首相を本部長とする対策本部を同日中に発足させることを決めた。農水、防衛など関係省で政府対策チーム(防疫強化▽経済支援▽調整連絡の3チーム)も編成して同県に派遣。山田正彦副農相や小川勝也首相補佐官を当面、県庁に常駐させる。 鳩山首相は17日昼、首相官邸で、民主党の筒井信隆衆院農水委員長や全国肉牛事業協同組合など畜産団体代表と会い、被害状況を確認するため、近く宮崎県を訪問する考えを明らかにした。現地では政府の口蹄疫対策の遅れを批判する声も強まっており、対策本部の発足により、政府としても対応に全力を挙げる姿勢を強調する狙いがある。 これに先立ち、平野博文官房長官は17日午前の記者会見で、政府の対策本部について「政府と地元が一体となって取り組む。現地に一番合った対応ができる仕組みをつくる」と強調。その上で、
「ごめんね」頭さすり薬剤注射 豚7万4000頭処分 宮崎・川南町ルポ 2010年5月17日 01:23 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎 家畜の埋設処分をするため掘られた穴に石灰を入れる重機(宮崎県提供) 宮崎県で猛威を振るう家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」。感染、または感染が疑われる施設は100カ所を超え、殺処分の対象は牛と豚で計約8万2千頭に及ぶ。手塩にかけた家畜を目の前で処分し、忍び寄るウイルスの影におびえる‐。被害が集中する川南町は、豚だけで約7万4千頭が処分対象となり、農家の間に絶望的な空気も広がっている。胸を裂く叫びを聞いた。 ■ ■ 子豚が吸い付くと、周りの水泡がつぶれて乳房が黒く染まる。痛いはずだが、それでも母豚は、つめがはがれた足で立とうとし、乳を飲ませようとする‐。 「もう、こんなつらい光景は見たくない」。養豚場経営者(63)は、感染した母豚の様子がまぶた
要望書を東国原知事から受け取る平野官房長官=16日、宮崎県庁、神澤和敬撮影 宮崎県で口蹄疫が発生している問題で、平野博文官房長官は16日、県庁で東国原英夫知事と会談した。急速に拡大する被害への対策を求める東国原氏に対し、平野氏は「政府、県、自治体を含め、一体となってこの問題に知恵を出したい。一番のポイントは、いかに(感染を)拡大させないかだ」と述べ、早急に対応策を検討する考えを示した。 平野氏の宮崎入りは、4月下旬に口蹄疫が確認されてから初めて。東国原氏は、ウイルスの侵入経路の解明や畜産農家への支援強化、処分した牛や豚を埋めるための国有地の提供などを要請。平野氏に鳩山由紀夫首相あての要望書を手渡し、「被害が止まらない状況で、関係者の無念は尋常ではない。首相にも来県いただきたい」と求めた。平野氏は「首相と早急に対応を検討したい」と引き取った。 平野氏に続いて福島瑞穂消費者担当相も同日、
伝説の種牛「安平」も処分へ 子は20万頭 関係者「宮崎の誇りだった…」 2010年5月17日 00:23 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎 宮崎県の歴代種牛のなかでも名牛とされた「安平」(宮崎県家畜改良事業団HPより)宮崎牛をはじめ松阪牛、佐賀牛などブランド牛を生み出す種牛が育てられていた宮崎県家畜改良事業団(高鍋町)で口蹄疫(こうていえき)感染の疑いが判明、種牛?頭の殺処分が決まった。 殺処分される宮崎県家畜改良事業団の種牛49頭の中には、全国の畜産関係者の間で“伝説の種牛”として知られた「安平(やすひら)」も含まれている。4月12日に、牛としては超高齢の21歳に達したばかり。「宮崎の誇りであり、支えだった」「あれだけ貢献してくれた牛が…」。関係者は言葉を詰まらせた。 事業団などによると、安平の精液をもとにつくられた子牛の肉は、霜降り具合やロース面積の広さが高い評価を得ていた。一般的な
平野博文官房長官は16日、宮崎県で牛や豚などへの口蹄疫感染が拡大している問題を受け、宮崎県庁で東国原英夫知事と会談。知事が家畜処分に伴う農家の損失の全額補償など支援策を要望したのに対し、平野氏は「しっかりと受け止め、国と県が一体となって対応したい」と述べた。 会談に同席したJA宮崎中央会の羽田正治会長は、口蹄疫の被害総額が、同会の試算で約160億円に上ると明らかにした。 平野氏は会談で、県が実施している車両の消毒などの防疫作業について「もっと緻密な水際対策が必要ではないか」と指摘。東国原知事は「近々もう一歩踏み込んだ対策をしないといけない局面。その際は政府のバックアップをお願いしたい」と要望した。 鳩山由紀夫首相は16日夕、公邸で平野氏から東国原知事との協議内容について報告を受け、政府の対策検討を進めるよう指示した。 宮崎県内で口蹄疫に感染した疑いがある牛や豚などが出た農場、施設は100カ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く