左手の指先にかすかな痛みがあった。もちろん、そんなはずはない。俺はもう、すべての両手足を失っているからだ。
シャープの電子書籍用端末「ガラパゴス」(5.5型タイプ)。鮮明な映像で動画も楽しめる=東京都港区(村山雅弥撮影) シャープは5日、12月に発売する多機能端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」向けのコンテンツ配信事業で、「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と提携すると発表した。11月に共同で新会社を設立。CCCのネットワークを活用して書籍やマンガ、映画、ゲームなどのコンテンツを調達し共同で配信する。 サービス名は「TSUTAYA GALAPAGOS」で、12月にスタートする。当初は電子書籍約3万冊で始め、来春には映画やゲーム、音楽などに広げ、約20万点の配信を目指す。新会社への出資比率はシャープが49%、CCCが51%。 シャープは、DVDレンタルや書籍販売で培ったCCCの調達力を活用し、抱負で幅広いコンテンツを取りそろえ、先行する米アップルの
大日本印刷(DNP)と凸版印刷は7月9日、出版社や印刷会社、端末メーカーなどで構成する業界団体「電子出版制作・流通協議会」を27日付けで設立すると発表した。出版業界と密接に連携しながら、オープンな日本独自のモデル構築を目指すとしている。 電子書籍の規格や仕様、流通について話し合ったり、ビジネスに関する情報共有などを行う団体。出版関連団体や作家権利者、行政機関との連携を図り、「作家と出版社が形成してきた日本の出版界の長い伝統と信頼関係を尊重した電子出版流通モデルを構築する」という。 米AppleやAmazon.comといったグローバル企業による垂直統合モデルとは異なり、「オープンな水平分業型の日本独自の事業モデルを推進する」構え。タブレット型端末や電子書籍端末など多様な端末に対応できるようにする。プラットフォームの海外展開も視野に入れる。 DNPと凸版が発起人となり、趣旨に賛同する企業を広く
著者プロフィール 長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ) 兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)など。 日本の出版流通の際立った特徴は、日本出版販売(日販)とトーハンという2大取次(出版業界では卸売業、問屋)が君臨していることである。この2社の売り上げがいかに突出しているかは、取次上位7社の直近の年商を見てみれば一目瞭然だ。 出版社上位4社の年商は『新文化』の決算記事によると、講談社1350億円、小学館1275億円、9月に新しい決算が出る集英社が1376億円、角川グループホールディングスが映像事業339億円を含んで1416億円。 書店上位5社の年
● [Thoughts] スラッシュドットジャパンとAC ついに「CPUの創りかた」が、あのスラッシュドットジャパンに登場した。10月8日のことであるから、いささか遅いような気もしたが、現時点で100を超えるコメントが寄せられている。スラッシュドットジャパンの中では盛り上がった部類に入るのだろう。 さて、その内容だが残念なことに、いずれも薄氷のように薄いものばかりだ。これは、スラッシュドットジャパンに限らず、「匿名性」をベースに成り立っている2チャンネルなどにも共通した特徴である。 スラッシュドットジャパンには「編集者」なるものが存在するようだ。編集者を英語訳すれば Editor だが、本家 Slashdot のトップページにそのような項目は存在しない。どうも日本のオリジナル表現のようだが、彼らはこの言葉の意味を正しく理解しているのだろうか? 研究者の間では、一流雑誌の Editor とも
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