公開・非公開折り合わず…政倫審あすの開催見送り 岸田総理なぜ指示出さない?「党内の求心力が弱まっている」 公開か、非公開か。自民党の派閥の裏金事件を受け、開催予定の衆議院・政治倫理審査会をめぐり、自民党内…
米軍普天間飛行場移設問題で、政府は、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に建設する代替施設の工法を「埋め立て方式」に戻す方向で最終調整に入り、米政府側に伝えた。複数の政府筋が18日、明らかにした。有力案だった「杭(くい)打ち桟橋」方式は、米側が安全・技術面で強い難色を示しているため、断念せざるを得なくなった。移設問題は、鳩山政権発足以来8か月間の迷走の末、最終的に、移設場所も工法も、現行計画にほぼ近い案に戻る見通しが強まった。 政府は17日から東京都内で開いている日米外務、防衛当局の課長級、審議官級実務者協議で、米側にこうした方針を提示した。沖縄県幹部にも17日、非公式に伝えた模様だ。政府関係者は18日、「杭打ち桟橋方式に対する米側の反応は厳しい。協議に持ち出す雰囲気ではない。こちらももう、考えていない」と語った。 政府が先にまとめた移設最終案は、2006年に日米が合意したキャ
米軍普天間飛行場移設問題で、政府は、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に建設する代替施設の工法を「埋め立て方式」に戻す方向で最終調整に入り、米政府側に伝えた。 複数の政府筋が18日、明らかにした。 有力案だった「杭(くい)打ち桟橋」方式は、米政府側が安全・技術面で強い難色を示しているため、断念する方向だ。移設問題は、鳩山政権発足以来8か月間の迷走の末、最終的に、移設場所も工法も、現行計画にほぼ近い案に戻る見通しが強まった。 政府は17日から都内で開いている日米外務、防衛当局の課長級、審議官級実務者協議で、米側にこうした方針を提示した。沖縄県幹部にも17日、非公式に伝えた模様だ。政府関係者は18日、「杭打ち桟橋方式に対する米側の反応は厳しい。協議に持ち出す雰囲気ではない。こちらももう、考えていない」と語った。 政府が先にまとめた移設最終案は、2006年に日米が合意したキャンプ・
北沢俊美防衛相は16日午後、長野市で記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に関する政府の基本方針について「鳩山由紀夫首相の考えで(基地負担を)一部、沖縄にお願いせざるを得ないということを基本に、それをはるかにしのぐ形で負担を全国展開することの大枠を決定するのが、5月末決着の大筋だ」と述べた。 【関連ニュース】 ・ 【特集】世界の航空母艦〜米ニミッツ級から中国の空母建造計画まで〜 ・ 【特集】沖縄と米国海兵隊〜ペリーと黒船でやって来た海兵隊〜 ・ 【特集】迷走!普天間移設〜政府、5月決着を断念〜 ・ 【特集】米国海兵隊兵器総覧〜沖縄に配備されているのは?〜 ・ 増税なしでデフレ脱却、財政再建は可能〜みんなの党・渡辺喜美代表インタビュー〜
また、社民党が県内移設に反対していることから、「連立維持のため今夏の参院選後に結論を先送りする方が得策」(首相周辺)との結論に達したようだ。 ただ、米側はシュワブ沿岸部を埋め立てる現行案が「最善」との立場を崩しておらず、決着期限を先送りしても交渉が容易になるわけではない。また、先送りは首相の政治責任に直結する。こうした中で、首相は14日、記者団に「5月末までに決着する。米国の前に沖縄と全国、特に移設先にかかわる地域に理解をいただき、『これでいこう』という方向でまとめていく」と述べ、ぎりぎりまで努力は続ける決意を示した。 一方、平野氏は15日、訓練移転に理解を求めるため鹿児島市内で徳之島の住民ら十数人と会談する。
5月末決着 首相の言葉を誰も信じない(5月15日付・読売社説) 米軍普天間飛行場移設問題で鳩山首相が約束した「県外移設」に続き、「5月末決着」も事実上反故(ほご)になっている。 首相は13日、「6月以降も努力する」として、5月末決着の断念を表明した。それが、また14日には、月末決着へのこだわりを示したりもしている。 こうした右往左往ぶりをみて、首相の言葉を信じられなくなった人も多いだろう。「5月末決着」を信じている国民は、ほとんどいるまい。 首相は、普天間移設問題の「決着」の意味について、「沖縄、移設先の自治体、米国、与党すべての同意」を挙げてきた。 結局は、それぞれの同意取り付けに、ことごとく行き詰まり、「決着」という言葉の定義を変換させざるをえなくなった、というのが実態だろう。 指導者には、こじれた問題の解を見いだす力や、それを実行に移す決断力が不可欠だ。首相にはこれらの資質が不足して
政府は14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題についての関係閣僚会議を開き、日米両政府間で移設先を最終決着させる時期を最大半年後まで先送りする方針を確認した。鳩山由紀夫首相が公言してきた「5月末決着」を正式に断念したことになる。来週中にも日米協議で先送りを打診する。複数の政府関係者が明らかにした。米側も協議継続の意思を示しており、先送り提案に応じる見通しだ。 首相は同日、国会内で関係閣僚の岡田克也外相、北沢俊美防衛相、前原誠司沖縄北方担当相、平野博文官房長官と協議した。 この中で、普天間飛行場の代替施設や建設工法、代替訓練の場所などに関する米側との協議を6月以降も継続し、半年以内に移設実施日程を盛り込んだ計画を作成することで一致した。11月の来日が予定されるオバマ米大統領との首脳会談で最終確認することを想定している。 こうした対米方針を固めた背景には、政府が検討中のキ
鳩山由紀夫首相は14日朝、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題について、「5月末までに決着する。米国の前に沖縄と全国、特に移設先にかかわる地域に理解をいただき、『これで行こう』という方向でまとめていく。それ以上でもそれ以下でもない」と述べ、月内決着の方針に変わりはないと強調した。首相公邸前で記者団に答えた。 首相は13日夜には5月末決着を事実上、断念する考えを示していた。 北沢俊美防衛相は14日午前の記者会見で、「政府としての方向性は5月末までに明らかにする」としながらも、6月以降も移設先自治体や米側との協議を継続するとの見通しを示した。 これに関連、首相は同日午前、北沢氏、岡田克也外相、前原誠司沖縄北方担当相、平野博文官房長官と国会内で会談し、普天間問題の対応を協議した。
4月末からの大型連休中に訪米した民主党議員らが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で、米政府や議会関係者に鹿児島県・徳之島への訓練移転に「地元は賛成している」と、うその情報を伝えていたことが12日、自民党外交・国防合同部会に出席した小野寺五典外交部会長の説明でわかった。「これが日本政府案だ」として、政府が断念している沖縄県・伊江島への移設案などを伝えた民主党関係者もいたという。 小野寺氏は今月6、7の両日、米ワシントンで複数の米政府、議会関係者と会談した。説明によると、ダニエル・イノウエ上院歳出委員長は「民主党の担当者から、徳之島(への部隊移設)は住民も(鹿児島)県知事も賛成だと聞いている」と語った。イノウエ氏は担当者の氏名は明らかにしなかったという。 小野寺氏によると、米政府関係者らは伊江島移設案をはじめ、それぞれ内容の異なる案を提示され困惑している様子だったとい
鳩山由紀夫首相は13日朝、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について「5月末までの期限を私は作った。国民との約束で、できる限りのことはするが、すべてが果たせるかどうか。6月以降も詰める必要があるところがあれば努力はする」と述べ、首相が掲げてきた「5月末までの決着」を断念することを正式に表明した。首相公邸前で記者団の質問に答えた。 普天間移設問題をめぐっては、平野博文官房長官が12日夜、鹿児島県・徳之島の地元町議らと会談した。首相は「(平野氏から)『大変厳しい』という話はうかがったが、意見をうかがうのは大変大事だ。これからも続けていく必要がある」と述べ、協議を続けていく意向を示した。
普天間、徳之島町議と面会=平野官房長官が鹿児島訪問 普天間、徳之島町議と面会=平野官房長官が鹿児島訪問 平野博文官房長官は12日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、政府が基地機能の一部移転先に想定している鹿児島県・徳之島の徳之島町議と鹿児島市内のホテルで面会した。平野長官は、政府の移転案の骨格を説明して理解を求める考えだ。 平野長官は12日午後の記者会見で、「島民が反対する真意を聴かせていただく。許せる範囲でお願いできないかという主張は変わりない」と述べ、徳之島側との接点を模索する考えを強調。町議側は、徳之島と本土を結ぶ航空路線の運賃や黒糖製造などについて、沖縄並みの優遇措置を講じるよう要望するとみられる。 鳩山由紀夫首相は同日夜、首相官邸で記者団に「いろいろな意見が徳之島にもあると思う」と語った上で、「町の方から要請をいただいた。無理に私どもの方から申し上げている
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で、平野博文官房長官は12日夜、政府が訓練移転先として検討している鹿児島県・徳之島の地元町議5人と鹿児島市内のホテルで会談した。平野氏は「全国民の問題なので、負担を分担するという考え方で、ぜひご理解いただきたい」と述べ、基地機能の受け入れと協議の継続を要請した。町議側は「島民の声は大変厳しい」と難色を示した。 会談には松野頼久、滝野欣弥両官房副長官も同席。徳之島からは池山富良氏ら徳之島町議が出席した。 平野氏は同島を含む奄美群島の振興策を説明し、理解を求めたとみられる。政府は「本当に島は反対一色なのか」(政府高官)として、振興策などで地元の理解が得られると踏んでいる。しかし、米政府は「地元の合意」を受け入れの条件としており、徳之島の3町長が反対で足並みをそろえている中での日米合意は極めて難しい。 会談は政府側が持ちかけたとされるが、鳩山
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く