自民党の鳩山邦夫元総務相は1日、党本部で記者団に対し、兄の鳩山由紀夫首相について「最近、衆院本会議場で声をかけたが、えらいやせてつらそうだった。小沢一郎民主党幹事長にがんじがらめになって、だいぶやせたんじゃないか」とおもんばかった。 一方で「党首討論をやらずに逃げ切るなど、民主党は社会主義、一党独裁のような手法だ。兄はそんな考え方をする人間でなく、非常に苦しんでいるでしょう。同情を申し上げている」と痛烈な皮肉も浴びせた。
米大統領の説明省略、問題ない=平野官房長官 米大統領の説明省略、問題ない=平野官房長官 平野博文官房長官は1日午後の記者会見で、オバマ米大統領が新たなアフガニスタン戦略を事前説明する各国首脳に鳩山由紀夫首相が含まれていないことについて「岡田克也外相とクリントン国務長官の(電話での)やりとりで、意思疎通が十分図れている」と述べ、問題ないとの認識を示した。普天間移設問題が影響しているとの見方については「全くない」と述べた。 (2009/12/01-17:27)
セメント業界「鳩山不況」 公共事業削減、さらに減産2009年12月1日1時49分 都市ゴミを発酵させ、セメントの原燃料に変える円筒形の巨大な装置。1分間に2回転というゆっくりした速度で回る=埼玉県日高市の太平洋セメント埼玉工場 セメントの生産量と内需 「コンクリートから人へ」を掲げる鳩山内閣の政策が、苦境のセメント業界に追い打ちをかけている。生産量は10月まで26カ月連続の前年割れ。全国で生産設備の停止を進めてきたが、需要減に追いつかず、今後は工場閉鎖などが必至だ。セメント工場は、産業や家庭から出る大量の廃棄物を原燃料として受け入れている。生産量が減れば廃棄物の受け入れ量も減るため、新たな処理施設が必要になるとの指摘もある。 ■10年度生産量、バブル期の半分以下へ 「真冬の様相だ」。セメントメーカー18社で構成するセメント協会の渡辺穣会長(住友大阪セメント社長)は嘆いた。 10月のセメント
共同通信社による全国電話世論調査で鳩山内閣の支持率は63・7%と、約1カ月前の前回調査(61・8%)からほぼ横ばいに踏みとどまった。しかし、鳩山由紀夫首相の偽装献金問題は大きなマイナス要因となっており、今後の対応が政権浮沈の鍵を握ることになりそうだ。 調査は11月28、29両日に実施、1026人の有権者から回答を得た。評価が高かったのは2010年度予算概算要求の無駄を洗い出すため政府の行政刷新会議が導入した事業仕分けだ。「評価する」が77・3%に上り、半数以上が「予算編成過程の公開」をその理由に挙げた。 課題はいくつか残ったとはいえ、予算編成過程が初めて公にされ、透明化された意義は大きい。仕分け人と省庁担当者の議論を通し、いかにも必要性が高いと思われる名称の事業や組織の中に潜む無駄や矛盾が洗い出されることが国民に政権交代を実感させたのだろう。 半面、批判が集まったのが自身の資金管理団体の政
中国国防相がイージス艦を初視察 海自佐世保基地を訪問 イージス艦ちょうかい(右)に乗り込む中国の梁国防相(中央)=佐世保市、海自立神桟橋 来日している中国人民解放軍上将でもある中国の梁光烈国防相が30日、佐世保市の海上自衛隊佐世保基地を初めて訪れ、イージス艦ちょうかいを視察した。防衛省によると、人民解放軍関係者の海自イージス艦乗艦は初めて。目的を、日中双方の防衛体制を透明化し、理解不足による不測の事態を招かないためとしている。 梁国防相は中国人民解放軍の陸・海・空各幹部ら約20人と海自佐世保地方総監部に到着。海自施設で加藤耕司総監と懇談した。総監部広報によると、海自幹部も参加した国際観艦式(今年4月、中国)が話題になった。海自立神桟橋で、ちょうかい艦橋や士官室を見学。米国が開発した艦載防空システムなどがある戦闘指揮所(CIC)は機密として公開しなかった。 海自立神桟橋は米海軍佐世保基
閣議の議事録、作成せず=平野官房長官 閣議の議事録、作成せず=平野官房長官 平野博文官房長官は1日午前の記者会見で、閣議や閣僚懇談会、各閣僚委員会に関して「閣僚間の忌憚(きたん)ない意見交換ができる場だから、議事録を作成していない」と述べ、出席者による議論は今後も記録に残さない方針を明らかにした。 平野長官は「いろんな意見が出るので、取り方によっては『各大臣の言っていることが違うじゃないか』ということが後で出てくる可能性もある」と、議事録を作成すれば弊害が生じかねないと指摘。「必ず記者会見なりを行うことで透明性は確保される」と強調した。(2009/12/01-11:01)
心は「全然折れてない」=鳩山首相 心は「全然折れてない」=鳩山首相 「全然折れていない」−。鳩山由紀夫首相は1日朝、首相公邸前で記者団が「最近元気がなくて、『心が折れたのでは』と心配する声が上がっている」と指摘すると、笑顔でこうアピールした。 2010年度予算編成や米軍普天間飛行場の移設問題など難題が山積しているのに加え、自らの偽装献金問題が連日報道され、周辺からは「首相は疲れている」との声も漏れている。 しかし、首相は「経済が大変厳しい状況なので、みんなで元気を示さないといけない」と語り、「心配ご無用」と言わんばかり。今国会では実現しない見通しの党首討論についても「私の方から消極的な発言は今まで一度もしていない。『いつでも結構だ』と申し上げてきたし、そのつもりだ」と、拒否してはいないことを強調した。 (2009/12/01-09:53)
在留資格証明書を見ながら喜ぶサニーさん一家=東京都足立区の自宅 不法滞在で国外退去を命じられていた東京都足立区のインド人一家5人に、千葉景子法相は30日、在留特別許可(在特)を出した。一家は最高裁で退去処分の取り消し請求訴訟の敗訴が確定していたが、異例の決定となった。 決定は、法務省が7月に示した「学校に通い、10年以上日本で暮らす子がいる」ことなどを滞在を認める要素として明記した在特の新指針に基づいて出されたとみられる。 サニー・アマルさん(45)は1993年、妻(46)と観光ビザで入国し、期限切れ後も日本に滞在。建設作業員などとして働いていた。3人の子どもが日本で生まれた。アマルさんは90年に兄名義の旅券で入国し、92年に強制退去処分になったこともある。 2003年に入国管理局に自主的に出頭し、在特を求めた。しかし、3年後に「不許可」となり、強制退去処分に。処分取り消しを求める
鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金問題に絡み、実母から鳩山首相側への資金提供は2002年頃から始まり、6年余で総額11億円以上に上ることが関係者の話でわかった。 同年9月、鳩山首相が民主党代表選で3選され、政治活動に要する費用がかさむようになったことが背景にあるとみられる。検察当局は、これらの資金提供が母からの贈与にあたるとの見方を強めており、鳩山首相が贈与税の申告を迫られる可能性が出てきた。 鳩山事務所の関係者などによると、母からの資金提供は、代表選後、同会の会計担当をしていた鳩山首相の元公設第1秘書(59)が、首相の母が名誉会長を務める財団法人「日本友愛青年協会」(東京)の幹部に、「資金が不足して困っている」と相談したことがきっかけだった。 幹部からこの話を聞いた鳩山首相の母は、資金援助に応じることにした。金額については元秘書が希望した月額1500万円に決まり、元秘書が
2次補正2.7兆円超で合意、信用保証枠拡充 与党3党2009年11月30日23時38分 印刷 ソーシャルブックマーク 鳩山内閣は30日、連立3党の党首級による「基本政策閣僚委員会」を開き、今年度2次補正予算について、当初想定していた2.7兆円を上回る規模とすることで合意した。急激な円高や株安に対応した経済対策を新たに盛り込む予定で、中小企業の資金繰り支援策の拡充などを盛り込む。週内に、予算の上積み規模と具体策を固める方針だ。 閣僚委では、菅直人副総理兼国家戦略相が2次補正予算で2.7兆円超の経済対策を編成する方針を説明し、社民党の福島瑞穂党首と国民新党の亀井静香代表が了承した。 福島党首は歳出規模について、記者団に対し、「私は5兆〜6兆円と思っている」と述べた。亀井代表は11兆円規模を主張している。 一方、藤井裕久財務相は「財政健全化に反しない範囲でやる。(国債増発は)税収減以外では考えて
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