JR東京駅で駅員に暴行を加えたとして、警視庁丸の内署が、東京都港区、日本経済新聞社証券部記者、橋本慎一容疑者(32)を暴行容疑で現行犯逮捕していたことがわかった。 2日に逮捕され、4日、東京地検に送検後、釈放された。 同庁幹部によると、橋本容疑者は2日午後1時ごろ、千代田区丸の内のJR東京駅構内で、東海道新幹線の改札口にいたJR東海の男性駅員(19)に、券売機の釣り銭の両替を求めた際、「ここではできない」と断られたことに腹を立て、駅員の左足を2度蹴った疑い。その場で別の駅員に取り押さえられた。 橋本容疑者は勤務時間中だったといい、日本経済新聞社広報グループは「社員が逮捕されたことは大変遺憾。事実関係を調べたうえで厳正に対処する」としている。