今日は前航空幕僚長の田母神俊雄の論文に反論を試みます。ある審査員がテレビに出て私は0点を付けたと言っていましたが,そのとおり0点の論文ですね。 アメリカ合衆国軍隊は日米安全保障条約により日本国内に駐留している。これをアメリカによる日本侵略とは言わない。二国間で合意された条約に基づいているからである。我が国は戦前中国大陸や朝鮮半島を侵略したと言われるが、実は日本軍のこれらの国に対する駐留も条約に基づいたものであることは意外に知られていない。←北京郊外の盧溝橋に日本軍が1901年の北京議定書に基づき駐屯したことくらい誰でも知っている。小生は盧溝橋まで行って歩いて250mの石橋を渡ったが、永定河は涸れていた。 日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めることになるが相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。現在の中国政府から「日本の侵略」を執拗に追求されるが、我が国は日清戦