SNSの書評からの転載を、もう一人の方からも許可が得られましたので紹介します。(なるべく早く私自身の書評もUPしますので…)今回の書評紹介はHN「東部戦線」さんからです。 『反戦軍事学』レビュー 書いた人:東部戦線 これはダメでしょう。 「学」と銘打った本ではありますが、実際は筋道だった主張ではなく情に訴える本といえます。内容的にもエッセイの域を越えるものではなく、軍事学には程遠いです。 最初の「入門編」の部分。まず、ここからいけません。 架空の軍隊生活を描くドラマと初歩的な軍隊知識が書かれているのですが、このドラマ仕立てというのはわかりやすいけれども、それだけにズルイやり方です。 筆者は「あり得うべき未来図」などと言っていますが、読者は蓋然性の高い予想と解釈する可能性があります。しかし、決してそうではありません。例えば、このドラマはいきなり主人公が上官に殴られるシーンからはじまりますが、
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