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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (28)

  • そこは「忘れ去られた被災地」だった 津波に押し流された岩手県・野田村で見たもの | JBpress (ジェイビープレス)

    この取材がなければ、私はこの村の存在を知ることもなかっただろう。旅行者が訪れる観光名所もない。赤い鳥居の鎮守を中心に人々が暮らす、穏やかで慎ましい村である。 八戸市から国道45号線を南下するドライブ旅行なら、左手に広がる太平洋と浜がおりなす絶景に見とれているうちに、右手の田畑に点在する家や商店に気を留めることもなく、そのまま通り過ぎてしまうかもしれない。 3月11日、そんな美しい北国の田園風景は失われてしまった。 両側に田園と山林が続く中を20分ほど走っただろうか。村のゆるキャラ「鮭の子のんちゃん」の巨大な像を右手に過ぎたあたりから、風景がどこか異常なことに気がつく。両側の家が片っ端から壊れ、傾き、あるいは崩れて建材とゴミの山になっている。商店はどれも、1階が骸のようにぽっかりと空洞になっている。津波が押し寄せて1階を洗っていったのだ。 これは一体何なんだ。海はどこにも見えない。なのに、得

    そこは「忘れ去られた被災地」だった 津波に押し流された岩手県・野田村で見たもの | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/04/18
    胸が痛む
  • 頼れるどころか、もはや「有害」な日本の震災報道 信頼に足る情報を探し求めて分かったこと | JBpress (ジェイビープレス)

    3月17日午前0時40分。今、この原稿を東京の自宅で書いている。3月11日金曜日午後2時46分(東日大震災発生)以来、この国がもう後戻りのできない別の時代に入ってしまったことを刻一刻感じている。 マグニチュード9.0の巨大地震。大津波。原子力発電所事故。どれ1つとっても「国難」級のクライシスが3つ、束になってやって来たのだ。これ以上深刻な危機は「戦争」か「大規模テロ」ぐらいしか思い浮かばない。 今後の日歴史は「3.11以前」と「3.11以降」に分類されるだろう。そういう意味で「2011年」は、「1868年」(明治維新)「1945年」(敗戦)に続く日の現代史の分岐点になるだろう。 私は新幹線に乗って関西に逃げるべきなのか? 日のマスメディアや報道を観察している私にとっては、これは歴史的な好機である。新聞、テレビ、インターネットなどマスメディアを「最も過酷な条件にさらした場合の実績デ

    頼れるどころか、もはや「有害」な日本の震災報道 信頼に足る情報を探し求めて分かったこと | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/03/18
    マスコミ批判も結構だが、情報を扱うプロの癖に焦りすぎ・うろたえすぎ(心療内科に行って抗不安薬をもらったほうがいいのでは)
  • 米国人には理解不能、大地震でも治安が揺るがない日本 | JBpress (ジェイビープレス)

    の大地震について、米国では大手の新聞もテレビも大々的な報道を展開している。政府の動きを見ても、オバマ大統領以下、クリントン国務長官らが次々に日への激励や支援の意向などを表明した。民間でも各界で日への救済や支援の動きが出てきた。 しかし、こうした米国側の広範な反応の中で私が特に興味を引かれたのは、史上稀にみるほどの無惨な被害に遭った日国民の冷静さや沈着ぶりを、驚くべきことのように伝える米国側の報道だった。 これほどの被害に遭いながらも、なお日人はパニックには陥らず、秩序を保ち、礼儀さえ保って、お互いを助け合っている、というのだ。これは日人から見れば当然とも言える状態である。だが米国では、まるで異様なことのように報じられ、礼賛されている。日米の文化の違い、社会の相違とでも言えるだろうか。 「略奪のような行為は驚くほど皆無なのです」 まず、CNNテレビCNNのサイト)の12日夜の

    米国人には理解不能、大地震でも治安が揺るがない日本 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 「タイガーマスク現象」という困った慈善活動 | JBpress (ジェイビープレス)

    発端は12月25日に群馬県中央児童相談所の玄関先に新品のランドセル10個が「伊達直人」と記した紙片と共に置かれていたことによる。 「伊達直人」とは梶原一騎原作の漫画『タイガーマスク』の主人公の名前であり、孤児院出身の彼が覆面レスラー・タイガーマスクであることを伏せながら、自分が育った孤児院にファイトマネーを贈り続けることから、何者かがその名前を借りたと思われる。 その後、寄付行為はどんどん拡大し、各地の児童養護施設や児童相談所に、ランドセルだけでなくエンピツやノート等の文房具や文具券、さらには野菜、焼き豚、カニ、米といった料品、ついには現金や金塊まで届けられて、名前も「矢吹丈」から「坂竜馬」まで思いつく限りの「覆面」が用いられている。 「タイガーマスク現象」は今や全国に広がり、寄付は1000件を超えて、とどまるところを知らない活況を呈している。 ★     ★     ★     ★

    「タイガーマスク現象」という困った慈善活動 | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2011/02/06
    「私は善意一般を否定しないが、的外れな慈善は時に混乱をもたらすということくらいは、施す側もわきまえるべきだと思う。」正論だが、ちょっと的外れでも目立つやり方のほうが効果的なこともある
  • 「ゴルフ」に乗る中国人、乗らない日本人 世界に目を向けてドイツメーカーに立ち向かえ | JBpress (ジェイビープレス)

    私のような人種は年末年始もあまり関係ない日々を送っているのだけれども、やはり年の瀬、このコラムも2010年はこれが最後ということになるわけで、今回はこの1年を振り返りつつ、自動車産業を核にした日の「技術立国」が直面している「今」を見わたしつつ考えてみたい。 前にも指摘したように、とりわけ自動車産業に関わる分野でこの国を覆う「ガラパゴス化」はかなり深刻な状況に立ち至りつつある。クルマ市場そのものにしても、11月末の時点で総販売台数約470万台の中で、外国企業のクルマは約16万4000台、シェア3.5%にすぎない。 中国ではクルマ購入者の10人に1人が「ゴルフ」の資質を体験 輸入車のマーケットリーダーはフォルクスワーゲン(VW)の約4万3500台である。そのおおよそ半数が「ゴルフ」だとして、今日、実用品としての乗用車の世界的ベンチマーク(優れた製品という意味での評価基準)だと、私(および私の

    「ゴルフ」に乗る中国人、乗らない日本人 世界に目を向けてドイツメーカーに立ち向かえ | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/12/30
    「「自動車なんてどれでも大差ないんでしょ。普通に使うにはどれを買っても同じようなものなんじゃないの」という乱暴な話が跋扈(ばっこ)する」さらにネットだと反(恨)自動車論も目立つ
  • 中国が自問する「我々は孤独なのか」 さすがに無視できなくなった国際世論 | JBpress (ジェイビープレス)

    そんな言葉が新聞紙面を飾るとは、5年前には想像すらできなかった。2005年頃はまだまだ国民には「中国は遅れている」という気持ちがあった。「我々は三等公民(貧しい民)だから」というのが、彼らの口癖だったのである。 その劣等感は今やすっかり消え去り、中国人は「第一世界市民(世界に勝る市民)」の意識を持つようになった。 世界第2位の経済大国になった今、その経済力を盾に発言権を強め、米国ですら外交政策を展開する際は中国の顔色を窺わざるを得なくなった。その現状に、中国国民も「今の中国を敵に回すことは、石に卵をぶつけるようなものだ」という自負を持つ。 傍若無人な態度に国際世論は非難轟々 だが、そんな中国の態度に対して、国際世論は厳しさを増す一方だ。 尖閣諸島の問題を巡って、世界各国から「弱い者いじめに出る中国」と非難の声が上がった。「中国は傲慢」「中国は貿易カードをちらつかせる強引なやり方で、政治での

    中国が自問する「我々は孤独なのか」 さすがに無視できなくなった国際世論 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 中間選挙:ティーパーティーの是非  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年10月30日号) 米国の中間選挙の様相を一変させたティーパーティー運動には、部分的に擁護できる面もある。 その気になれば、米国で起きているティーパーティー運動の美点を挙げるのは難しくない。まず、この運動の参加者はフランス人ではない。 定年(年金支給開始年齢)を2歳引き上げるというニコラ・サルコジ大統領の控えめな提案に大騒ぎしているフランスの新たな革命家たちは、公金は天国で印刷されてマナのように永遠に降り注ぎ、年金、福祉、医療、難解なアバンギャルド映画の製作費用を払ってくれるものと信じているように見える。 米国のティーパーティー参加者はこれとは正反対だ。彼らは口を開けば健全な財政を求める。 起きている時間、そして夜ベッドに横たわる時も、心配に胸を痛めている。浪費を続ける米国は、どうやって借金を減らし、財政収支を均衡させ、膨らみ続ける赤字が将来の世代にとって耐えら

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/03
    「一体、米国以外のどこに、政府に際限なくより多くの支援を求めるのではなく、小さな政府を希求する強力なポピュリスト運動が生じる国があるだろうか?」極東の島国でティーパーティーを猿真似してる連中がいるとか
  • 「エコカー」が増えても日本のガソリン消費量が減らない不思議 | JBpress (ジェイビープレス)

    前回は、エコカー補助金という消費促進政策が、エコカー減税との組み合わせの結果、実情としてどれほど「不公平」なものになっていたかについて、簡単な分析を試みた。 それに続いて今回と次回は、「エコカー」という極めて曖昧な言葉でひとくくりにされているクルマの「普及を促進」しようとするこの種の政策が、現実のクルマ社会にどれほどの進歩をもたらしているのか、あるいは、いないのかを、見渡してみることにしよう。 そもそも「エコカー」とは何か? 新車購入補助金と減税の対象になるのは、特定の走行モードを台上試験して計測される排出ガスの量と、その結果から計算される燃料消費量(つまり、燃料の消費を直接測っているわけではない)が、ある基準よりも少ないクルマ。これを「環境性能に優れた自動車」としている。 言い換えれば、1970年代に問題となった「大気汚染」と、90年代以降の「地球温暖化問題」の中の「CO2削減」という2

    「エコカー」が増えても日本のガソリン消費量が減らない不思議 | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/11/03
    「行政も、いわゆる有識者や研究者も、日本の公的燃費試験法とそのデータが、現実からどれほど大きく乖離しているかの実態を把握していないし、目を向けようともしていない。」
  • 対日デモ鎮火せず、内憂外患の中国 表面化した歴史的矛盾を胡錦濤政権は乗り切れるか | JBpress (ジェイビープレス)

    この日、デモの参加者は日製品ボイコットを叫び、尖閣諸島の領有権を主張した。中には暴徒化する人間もいた。7000人を超える規模に膨れ上がったデモ隊は、そのほとんどを大学生が占めていた。 16日の夕方には西安市内に戒厳令が敷かれた。翌日の17日、同大学の学生は一切の外出を禁止された。「封校(フォンシャオ)」と言う。大学キャンパス封じ込め、を意味する。 日の読者には中国の大学について少し説明が必要だろう。中国の大学はそれだけで1つのコミュニティーを形成していて、全寮制が基。学生たちはみなキャンパス内に住み、寮、教室、堂の間を往復して暮らしている。 学部生に対しては、平日は23時には消灯、という大学が多い。筆者が所属する北京大学もそうである。学生が外から通学してくる日の大学と違って、封校すれば学生は外に出られなくなるのである。 西北大学の党関係者によると、17日の段階で、中央政府から地方

    対日デモ鎮火せず、内憂外患の中国 表面化した歴史的矛盾を胡錦濤政権は乗り切れるか | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/10/29
    「説明可能なのは、中国共産党のガバナンス力が著しく低下しているという事実だけである。」いろいろ危なっかしいな
  • 尖閣問題で日中関係は再び冬の時代に戻るのか 中国が犯した2つの誤算~中国株式会社の研究~その76 | JBpress (ジェイビープレス)

    9月7日に起きた中国漁船と海上保安庁巡視船との「衝突事件」は、日中間の大きな外交問題に発展しつつある。この間の日中両国政府の動きを詳しく追っていたら、ふと、日中間で厳しい軋轢が生じた小泉純一郎政権時代のことを思い出した。 当時、筆者は在北京・日大使館で広報を担当していたので、記憶は今も鮮明だ。今回は、誤解や批判を恐れず、こうした個人的体験に基づき、この事件を巡る日中当局間のやりとりを改めて検証してみたい。 日中外交について学んだこと

    尖閣問題で日中関係は再び冬の時代に戻るのか 中国が犯した2つの誤算~中国株式会社の研究~その76 | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/09/18
    「日中外交のエネルギーの9割は、外交交渉ではなく、国内の潜在的反対者への「丁寧な説明」に注がれるといっても過言ではない。」難儀だな
  • 誰でも一度は首相になれる国ニッポン アンディ・ウォーホル流の政治がもたらす危難 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年9月2日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) アンディ・ウォーホルはかつて、将来は誰もが15分間は有名になると予想した。日人はもっと平等主義の制度を完成させつつあり、ここでは誰もが15分は首相になれる。 確かに、この制度が未完であることは認めざるを得ない。菅直人氏は不相応に、もう3カ月間も首相の座にしがみついている。だが、多少の運に恵まれれば、小沢一郎氏が今月の党代表選挙で彼を破り、日を15分という目標に近づけてくれるだろう。 20年間で14人の首相、民主党になってから交代の周期が加速 少し真面目になってみても、日には、バブル崩壊後の20年間で実に14人もの首相がいた。同じ時期にイタリアがどうにかこなした数の2倍である。2006年に小泉純一郎氏が退任して以降は、日の首相の在任期間は平均して1人12カ月にも満たない。 1年前に政権を取った民主党は、状況を安定させるどころか、

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/09/03
    まあどうしようもないね
  • 大失態演じた中国外交、米中対立どこまで 独立色強める人民解放軍~「中国株式会社」の研究~その70 | JBpress (ジェイビープレス)

    7月23日、ハノイで開かれたASEAN地域フォーラム(ARF)でクリントン国務長官が、南シナ海領有に関する中国側の主張を完膚なきまで論破したからだ。 先週の欧米・東南アジアの新聞は、「米対中政策の転換」「ベトナムの大勝利」などと大騒ぎだった。ところが、例によって日のマスコミは、一部を除き、ARFでも北朝鮮関連報道にしか関心を示さない。実に情けない話ではないか。 今回は「また海の話か」と叱られるのを覚悟で、南シナ海の話を書かせていただく。今やこの問題は米中海軍のレベルを超え、米中両国間の戦略的対立に発展しつつある可能性があるからだ。まずは事実関係のおさらいから始めよう。 国務長官の爆弾発言 クリントン米国務長官は7月23日、ARF会合後の記者会見で、米側の発言内容につき概ね次のとおり述べた。ちょっと長いが、内容は極めて重要なので、そのポイントを要約してみたい。 (1)他国と同様、南シナ海に

    大失態演じた中国外交、米中対立どこまで 独立色強める人民解放軍~「中国株式会社」の研究~その70 | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/08/08
    「7月23日、ハノイで開かれたASEAN地域フォーラム(ARF)でクリントン国務長官が、南シナ海領有に関する中国側の主張を完膚なきまで論破した」昔は嫌いだったヒラリーを最近は応援してます
  • パリで過熱する日本の食材、調味料人気 日本料理の実演コーナーには黒山の人だかり | JBpress (ジェイビープレス)

    パリの南にある見市会場の複数のパビリオンを使って、農業、物、環境関連のあらゆる展示が行われ、例年、1週間あまりの会期中に70万人の入場者を数える。 47回目の開催となる今年は、2月27日から3月7日までの9日間、2つの週末にかけて行われた。会期中の様子は毎日のようにニュース映像として流れた。 というのも、農業大臣はもちろんのこと、現大統領、前大統領、そして次を狙う政治家たちや各党の党首クラスが連日三々五々訪れては、「展示品」である生きた家畜に触れたり、生産者らと親しく交流するシーンがカメラに収められる。 それはつまり、「私はフランスの大地を愛し、額に汗して働く人の味方です」といった、いかにも国民に親しまれる人物像をビジュアルでアピールする絶好のチャンス。大物政治家としては決して外せない恒例行事ともいえるものなのである。 フランスは国土の半分以上を農地が占める

    パリで過熱する日本の食材、調味料人気 日本料理の実演コーナーには黒山の人だかり | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/03/09
    故・松岡農水相が見たらさぞ喜ぶだろう
  • タイガーよりも全米をがっかりさせた男 大統領になりかけた政治家が一気に転落 | JBpress (ジェイビープレス)

    おそらくエドワーズにとっては、軽い気持ちで始めた浮気だったのだろう。しかし、大統領予備選挙の運動中に耽溺した不倫には、取り返しのつかない結末が待っていた。 2010年1月、エドワーズのと側近が相次いで証言したことで、スキャンダルの詳細が次々に明らかになった。その証言は、彼の偽善をこれでもかというほど露呈するものであり、今後二度と公の職に就けないばかりか、この先ずっと人目をはばかって生きていかなければならないような状況に追い込んだ。 全米の耳目を釘づけにした大スキャンダルの詳細を紹介しよう。 きっかけは大統領予備選に向けたPRビデオ 2004年に民主党の副大統領候補だったエドワーズは、2006年に入ると間もなく大統領予備選挙の準備に入った。そしてその頃、不倫相手となるリエル・ハンター(45)とニューヨークのバーで出会う。 ハンターはその場で、映像を使った新しい宣伝方法をエドワーズに提案する

    タイガーよりも全米をがっかりさせた男 大統領になりかけた政治家が一気に転落 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 中国との関係見直しを迫られる西側諸国 頭をもたげる中華思想にどう対処するのか JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年1月16/17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 秋になろうとする頃にセミがいよいよ盛大に鳴くように、終わりが近いと感じた中国のインターネットユーザーは、ある人が「Google.cn の最後の狂乱の日々」と呼んだ動きに飛びついている。1月半ば、米国のハイテク界の巨人グーグルが初めて中国人に検閲なしの検索結果を提供し始めたことを受け、迫り来る締め付けを前に大勢の中国人が好奇心を満たしているのだ。 「ありとあらゆるおかしな検索をして、仕事にならないくらいですよ」とある人は言う。「天安門広場(の事件)も検索したし、国の指導者たちの恋愛沙汰も検索した。指導者の子供たちの腐敗についても検索した。全部やりましたよ」 グーグル騒動で天安門事件を思わせるムード 別のインターネットユーザーは、今回の不正な検閲中止を巡る騒動は、まさに1989年に人民解放軍が民衆のデモを武力で鎮圧する寸前の天安門

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/01/19
    「調査結果では、回答者の圧倒的大多数が中国政府はグーグルに立ち向かうべきだという意見だった。」
  • 鳩山大恐慌の足音が聞こえる 続・民主党よ、お前は何者か(2) | JBpress (ジェイビープレス)

    2020年に1990年比25%の温室効果ガス削減を達成すること自体、まず実現困難な数字だ。民主党はマニフェストに掲げた通り、いずれ環境税の導入に踏み切るだろうが、日のエネルギー価格は元々、国際的に高水準にある。 一方で、世界にはノルウェーやオーストラリアのように電気代が非常に安い国がある。 かつて、電気代の高コストに耐えきれずに海外に生産拠点を移転した業界がある。アルミ精錬業である。 アルミニウムは「電気の缶詰」と揶揄されるほど精錬工程で膨大な電気を消費する。1970年代の2度の石油ショックで電力コストが上昇すると、日のアルミ精錬メーカーはみるみる国際競争力を失い、生き残りのため国内の工場を閉鎖し、地金の生産が安い国に精錬工場を移していったのである。 25%削減達成のためエネルギー価格を引き上げたり、各業界に削減割り当てを設定したりすることになれば、恐らく、温室効果ガス排出量の多い鉄鋼

    鳩山大恐慌の足音が聞こえる 続・民主党よ、お前は何者か(2) | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/12/08
    「そんな誤断続きの近衛内閣の登場を熱烈に歓迎したのは当時の国民だった。」
  • 続・民主党よ、お前は何者か 日米同盟破壊から日本破壊へ | JBpress (ジェイビープレス)

    外交上、とんでもないことが連続で起きている 「鳩山民主党政権とは、何者か。それは恐らく、空想的平和主義の傾向を持つ左派・リベラル思想の持ち主が政権の中枢を陣取り、それを真正左翼の社民党が政権内で左へ左へ傾かせる性格を持った政権だと言えよう」 「彼らが口にする『対等な日米関係』とは、左派・リベラル思想の見地から戦後日の歩みを塗り替えることを意味しているのであり、だからこそ、日米関係がかつてないほどの危機に瀕しているのだ。私たちは、とんでもない政権を誕生させてしまったことになる」 我々が今、目の前で見せつけられている出来事は、まさに「とんでもない」ことの連続である。それは日の将来にどんなマイナスのインパクトを与えるだろうか。今日と明日の2回に分けて検証してみる。 まず普天間問題である。 米海兵隊普天間飛行場の移設問題について、鳩山政権が年内決着を見送ったことは周知の通りだ。米国務省のトナー

    続・民主党よ、お前は何者か 日米同盟破壊から日本破壊へ | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/12/07
    「社民党ファクターは真の理由ではない。鳩山首相自身にそもそもやる気がなかったのだ。」ついでに先の見通しも誠意もない
  • 社説:ドバイの驚くべき失態  JBpress(日本ビジネスプレス)

    ペルシャ湾西岸の派手な首長国の中で、ドバイは文句なく一番無謀な国だろう。そのドバイは代表的な政府系持ち株会社ドバイワールドの債務について6カ月間の返済猶予を要請して、資市場に手榴弾を投げ込み、難なくその評判に違わぬ行動を示している。 ドバイの行動は、重大な判断ミスか、驚くような大失態のどちらかであるように見える。後者の方があり得そうな話だ。 どちらにしても、その行動は、自国の名声に――そして地域の金融セクターと商取引の中心地、つまり中東のシンガポールかつ香港になろうとする壮大な野望に――実害を与えた、まだ答えの見つからない問題を後に残した。 ドバイは今、シンガポールなどよりも、むしろアルゼンチンに似ているように見えるが、もっと予測し難い存在だ。実際、ドバイの行動は全くもって不可解なのである。 今ではシンガポールよりもアルゼンチンに似て見える ドバイの首長シェイク・ムハンマド・ビン・ラシー

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/11/30
    砂上の楼閣かと思ったら砂の城だったか
  • 日米同盟はガラスの置物か A Brittle Alliance | JBpress (ジェイビープレス)

    同盟の実態を指して、brittleという言葉がリポートに時々出てくる。同義語はfragileとかbreakableで、ガラスなんかを叙述するのに向いた言葉だ。 反対語を調べると、みんないい形容詞である。flexible、resilient、soft、relaxed ・・・。特に前の2つ(柔軟な、弾力的な)など、同盟の形容詞として来ふさわしいはずだけれども、日米同盟に関して出番はない。 もうちょっとこの「brittle」にこだわると、「すぐ興奮して切れやすい、だから先行きの態度がどうにも見えない」と、そんなタイプの人間を表す場合にも使うと、辞書にはある。 もろもろからの連想で、リポートが言いたいいくつかのうち、ひとつはきっとこんなことだというのを今回の標題にした。 リポートの主張には、いくつも目から鱗を落とす論点がある。その1つによると、軍事同盟の実質をいかに備えているかという尺度で比べる

    日米同盟はガラスの置物か A Brittle Alliance | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/11/13
    「せっかくぎりぎりの可能性まで考えて同盟にテコを入れ直そうとしている著者たちの意図を取り違え、「上から目線」だのどうのと言い出すヤカラが出てきたりした日には、もう救いがなくなる。」いかにもありそうだ
  • 巨大ショッピングセンターの落日 このままではかつてのボーリング場の二の舞いか | JBpress (ジェイビープレス)

    今年5月のコラムで、郊外地に巨大なモールを展開する流通大手のSC(ショッピングセンター)のビジネスモデルが客足の落ち込みとともに、岐路に差しかかっていると指摘した。 その後、流通大手各社は矢継ぎ早に施策を打ち出したが、目立った効果は表れていない。 今回は、筆者自身が目にした事象に触れながら、流通大手の現状と先行きをナナメの視線で分析してみた。 シンパのアナリストも投資判断引き下げ 今年5月の原稿では、「ブルーチップ」と呼ばれる優良株に投資する海外機関投資家の間で、SC事業の不振を理由に、イオンやセブン&アイ・ホールディングスの株を手放す動きがあると触れた。 その後、大手各社は品メーカーなどと共同で日用品の全国展開商品(ナショナルブランド)の一斉値下げで客足の確保に躍起となった。だが、「足元の四半期業績を見る限り、効果は限定的だった」(外資系運用会社)と捉える機関投資家が大半だった。 大

    巨大ショッピングセンターの落日 このままではかつてのボーリング場の二の舞いか | JBpress (ジェイビープレス)
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/10/07
    でっかい駐車場で止める場所探すのも売り場まで長々歩くのもめんどくさい