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2012年6月9日のブックマーク (2件)

  • 世界で初めて強相関電子を2次元空間に閉じ込めることに成功―新たな高温超伝導物質の実現や、電子素子作りに道を拓く―

    平成23年7月15日 東京大学 Tel:03-5841-1790(工学系研究科/工学部 広報室) 高エネルギー加速器研究機構(KEK) Tel:029-879-6047(広報室) 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報ポータル部) 東京大学 大学院工学系研究科の組頭 広志(クミガシラ ヒロシ) 准教授[現:高エネルギー加速器研究機構(KEK) 物質構造科学研究所 教授]らの研究グループは、電子同士が互いに強く影響し合う状態にある「強相関電子注1)」を2次元空間(層)に人工的に閉じ込める「量子井戸構造注2)」を作り出すことに世界で初めて成功しました。この構造は、レーザーを使った結晶成長の技術を駆使し、伝導性を持つ酸化物を原子層レベルで精密に制御することで実現されました。KEK 放射光科学研究施設フォトンファクトリー(PF)注3)の放射光注4)による高精度な分光法で

  • 80年代に大ブームになったあの技術が画期的な太陽電池に?

    日経エレクトロニクスの2011年10月17日号の特集「太陽電池、サバイバル」では、既存の太陽電池技術が急速にコモディティ化する中、そこから抜け出すための、超高効率・超低コストを目指した太陽電池技術群について紹介しています。それらは例えば、これまでせいぜい30~40%しか使えなかった太陽光エネルギーのほとんどを利用可能にする技術、あるいは現在100円/W~200円/Wの太陽電池モジュールの製造コストを5円/Wかそれ以下と劇的に下げる可能性のある技術などです。まだ先は長いですが、実現すればもちろん世界が変わります。 実は今、その基になっている理論や技術の体系が、太陽電池に限らずエレクトロニクス技術の新しいパラダイムを開く技術体系になりつつあります。代表的なのが、「強相関電子系」といわれる材料群。初めて聞く人も多いかもしれませんが、既に物性物理学の中では、半導体に並び立つような理論体系になってい

    80年代に大ブームになったあの技術が画期的な太陽電池に?