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ブックマーク / www.jst.go.jp (4)

  • 共同発表:イオン性分子を塗布してグラフェンを半導体化できることを理論的に提示

    平成24年11月30日 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報課) 産業技術総合研究所 Tel:029-862-6216(報道室) 筑波大学 Tel:029-853-2040(広報室) JST 課題達成型基礎研究の一環として、産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 大谷 実 研究グループ付と筑波大学 岡田 晋 准教授らは、イオン性分子注1)を2層のグラフェン注2)表面に吸着させることによりグラフェンを半導体化できることを理論的に提示しました。また、吸着させるイオン性分子の種類を制御することにより、半導体化された2層グラフェンの伝導特性を制御できる可能性があることを理論的に示しました。 グラフェンは炭素原子が蜂の巣状に6角形のネットワークを形成したシートで、原子1層からなる究極の薄さと、そのシート上に高移動度の電子が存在することから、世界的に注目されている新材料

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    little_elephant 2012/12/01
    ショットキー効果で障壁が小さくなるようなもんかね; “両イオン分子の間には約5Vの電位差が生じており、2層グラフェンはその電位差を2.2V/nmの電界として感知していることにより、半導体化した”
  • 共同発表:ナノロッドシートを用いた高効率有機太陽電池を開発

    ポイント 有機薄膜太陽電池の効率向上に不可欠な従来構造は高コストや材料面で限界 斜め蒸着で形成したナノロッドシートの新構造で、従来を越える効率が実現 高効率化、簡便・安価で材料を選ばない新構造の有機太陽電池界全般の応用に期待 JST 課題達成型基礎研究の一環として、金沢大学 理工研究域附属 サステナブルエネルギー研究センターの當摩(タイマ) 哲也 准教授らは、有機薄膜太陽電池注1)で既存のバルクへテロ構造注2)を越える新しい構造を開発し高効率化に成功しました。 有機薄膜太陽電池は、光が当たると電子を放出するドナー材料と、放出された電子を受け取って電極まで運ぶアクセプター材料の2種類の半導体材料で構成されています。近年、それらを単純積層するのではなく、2種類の材料を混合し、接合界面の増加によって、効率的に電荷分離を起こす「バルクヘテロ構造」が開発され、変換効率の大幅な向上が図られています。と

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    little_elephant 2012/11/09
    共蒸着でバルクヘテロを作るときは、凝集(分子同士が重なり合って塊になる)が起こる虞が。特に、p型高分子があるときは、凝集膜ができて膜が均一でなくなるらしい。
  • 酸化物と導電性有機物で、透明で安価なトランジスターを実現(ディスプレイや太陽電池での応用に期待)

    JSTはこの領域で、異種材料・異種物質状態間の接合界面を扱う研究分野の融合によってナノ界面機能に関する横断的な知識を獲得するとともに、これを基盤として界面ナノ構造を自在に制御し、飛躍的な高機能化を可能にする革新的なナノ界面技術を創出すること、およびその有用性をデバイス動作により実証することを目的としています。上記研究課題では、異種接合界面に着目し、これらの界面における電子・磁気・光機能をひな形デバイスとして実証することを目指しています。 <研究の背景と経緯> 従来、酸化物はセラミックス材料として幅広い工業用途に用いられてきました。近年、酸化物薄膜作製技術の向上に伴って、原子レベルで制御された高品質な単結晶薄膜の作製および精密な不純物ドーピングが可能になり、次世代の「透明電子回路」を実現するための候補材料として期待されています。特に、研究で用いたZnOは代表的な酸化物半導体として知られ、デ

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    little_elephant 2012/09/14
    "移動度は、単位電界(V/cm)の中に置かれた電子の秒速(cm/s)として定義され"、"本来は材料固有の物性値ですが、現実には材料中の欠陥や不純物の影響を受けて、本来の値よりも小"; 20000cm2/Vsでは電子が音速
  • 世界で初めて強相関電子を2次元空間に閉じ込めることに成功―新たな高温超伝導物質の実現や、電子素子作りに道を拓く―

    平成23年7月15日 東京大学 Tel:03-5841-1790(工学系研究科/工学部 広報室) 高エネルギー加速器研究機構(KEK) Tel:029-879-6047(広報室) 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報ポータル部) 東京大学 大学院工学系研究科の組頭 広志(クミガシラ ヒロシ) 准教授[現:高エネルギー加速器研究機構(KEK) 物質構造科学研究所 教授]らの研究グループは、電子同士が互いに強く影響し合う状態にある「強相関電子注1)」を2次元空間(層)に人工的に閉じ込める「量子井戸構造注2)」を作り出すことに世界で初めて成功しました。この構造は、レーザーを使った結晶成長の技術を駆使し、伝導性を持つ酸化物を原子層レベルで精密に制御することで実現されました。KEK 放射光科学研究施設フォトンファクトリー(PF)注3)の放射光注4)による高精度な分光法で

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