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ブックマーク / www.ecosci.jp (1)

  • 高分子の融点とガラス転移点

    長い分子からできている高分子は,分子の集まり方が密な部分(結晶部分)と疎の部分(非結晶部分)とがある。高分子の強度は結晶部分の存在に基づくものであり,非結晶部分は柔軟性や水分などの低分子の吸着に役立っている。 プラスチックや繊維は一般に結晶性を有しているが,結晶構造を形成するには高分子間に水素結合など一定の分子間力が必要である。高分子内の結晶部分の量や微細構造はX線回折により測定される。 他方,ゴム(エラストマー)には結晶構造がなく非結晶部分のみであるため大きな伸長性を示し,分子のすり抜けを防ぐ橋架け構造によって構造を維持している。 高分子も低分子と同じように熱運動をしており,温度の上昇により運動性が大きくなる。結晶性高分子の加熱・加温により結晶部分がこわれて流動性を示すようになるのが高分子の融解で,この温度を融点 Tm,明確な温度でないなどのため,一般の融解と区別する場合が多い。高分子に

    little_elephant
    little_elephant 2012/08/06
    こちらは、より一般的な内容。ゴム弾性に関する記述もある。
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