安倍晋三首相は18日、日本テレビの番組に出演し、成長戦略の柱として女性の労働環境の整備に取り組む考えを示した。出産した女性の職場復帰について、「(出産の)3年後から会社に戻れるような支援をしていく。20万人分の保育所を整え、5年間で待機児童ゼロをめざす」と述べた。 首相は19日に経済界トップと会談して女性の社会進出に協力を求めるほか、日本記者クラブで会見し、こういった施策によって成長戦略を進める方針を表明する見通しだ。 また、首相は番組で、アベノミクス効果で景気回復が感じられるようになる時期について「一部企業は夏の賞与を増やすと約束している。夏を越えていけばだんだんもう少し実感していただける」と説明。北朝鮮の核開発では、核弾頭を弾道ミサイルに搭載できるほどまでに小型化するには至っていないとの考えを示した。 関連記事保育支援急ぐ佐賀市 待機児童、05年以来の発生(4/13)待機児童2万5