ニューヨーク(CNNMoney) 人工知能(AI)研究の非営利組織「オープンAI」が開発したAI(人工知能)ロボットが、米シアトルで開かれたゲームの世界選手権でプロの強豪プレーヤーに圧勝し、ゲーム界を驚かせている。 オープンAIはテスラやスペースXを経営する起業家のイーロン・マスク氏が支援する団体で、「責任ある」AI開発を目標に掲げる。AIについてマスク氏は以前から、無責任な開発が進めば人類の死につながると警告。12日のツイッターでは、「危険は北朝鮮より大きい」と指摘していた。 研究チームは無害なAI利用を実験する目的で、AIロボットにオンラインマルチプレイヤーバトルゲーム「Dota 2」のプレー方法を学習させた。 同ゲームでは「ヒーロー」と呼ばれるキャラクターを使ってバトルを展開し、「エンシェント」と呼ばれる敵の本陣を破壊したチームが勝利する。 AIロボットは自らの複製と対戦させることに
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