ルネサス エレクトロニクスは、同社のエンジニア向け開発キット「R-Carスタータキット」が、Linuxベースの車載情報機器のオープンソースプロジェクト「Automotive Grade Linux(AGL)」のソフトウェア開発用標準リファレンスプラットフォームのひとつに採用されたことを発表した。 これにより、AGLプロジェクトが開発したソフトウェアを動かすハードウェア環境を容易に入手可能となり、コネクテッドカー時代に向けて、IVI(In-Vehicle Infotainment)用アプリケーションソフトウェアを、敏速かつ容易に開発できるようになる。 R-Carスタータキットは、すでに同プロジェクトが今年1月にリリースしたLinuxのUnified Code Base(UCB) 3.0に対応しており、64ビットソフトウェア環境のため、従来の32ビット環境に比べて、コンテナ技術(アプリケーシ