歴史小説などの「あとがき」や巻末に「参考文献一覧」が載っているのを見たことはありませんか? 小説を書くにあたって、参考にした資料を一覧で掲載することには、意味があります。 ■信頼度UPに有効1つは「この小説は、ちゃんと文献をあたって、正確な知識を元に書いている」という信頼性を示せるということです。 エンタメ小説の中には、歴史から文化から何もかも作者の「オリジナル」というモノも存在しますが… それとは真逆で、実際の歴史や文化をきちんと勉強し、それを下敷きにしてリアリティーを持って創られた作品もあります。 参考文献があるということは、少なくとも創作にあたり、その資料を読んだという証です。 リアリティーを求める読者には、「自分好みのリアリティーある小説かどうか」を見分ける目安になるのではないでしょうか? (もっとも、参考文献があったとしても、皆が皆その知識を「そのまま使う」わけではなく、脚色を加