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設定と小説の書き方に関するm25moriのブックマーク (8)

  • ゼロから小説の設定を作る【実例その1:和風ファンタジー編】|津籠睦月

    今回はその辺を、実体験を元にもっと詳細かつ具体的に語っていきます。 前回記事で触れたものは「ライトなコメディ」で「異世界転生もの」だったため、「ゼロからの創作」でも「元から頭の中にあった知識や小ネタの組み合わせ」といった感じのものだったのですが… 今回は完全なるゼロからの創作――「企画を元に資料を集め、自分の中に無かった知識から設定を組んでいく」タイプの創作の話です。 スキル的にはおそらく「創作者には絶対役立つもの」なのですが…やっている人がちょいちょいトチ狂っている(※理想が高過ぎる創作狂)ため、ビミョウに参考にならない部分もあるかと思います。 「やり過ぎだよ!」「ムリだよ!」という部分はスルーして、お役に立つ部分だけ参考にしていただければ幸いです。 ちなみに今回の記事の「実体験」はコチラの作品を創った際のもの↓。 別作品(別ジャンル)での「実例」も、そのうち記事にまとめていく予定です

    ゼロから小説の設定を作る【実例その1:和風ファンタジー編】|津籠睦月
  • あの頃に書けなかった小説を、今のスキルで思い通りに描く|津籠睦月

    物書きの皆さん、オリジナルの物語を書き始めたのって、どのくらいの頃でしたか? 物語の「設定」を夢中でノートに書き溜めていた頃って、ありませんでしたか? 自分の場合、物語(…というより「おはなし」)は保育園時代、設定ノートを作り始めたのは小学生の頃でした。 特に、一番夢中で設定を書き溜めていたのは中・高時代だった気がします。 …しかし、高校時代の自分は、思うように小説を書き上げることができませんでした。 長編を「完結」させられたのは、中学時代の1作だけで… 高校時代は「設定だけは大作」ができているものの、実際に小説として書き始めると、筆が止まって書けなくなってしまう… そんなことが多かったのです。 過去記事でも触れていることですが…↓ 今にして思うと、当時の自分は「物語を書き上げるために必要なもの」を充分に揃そろえられていなかったのです。 小説は、自分の好きなシーンだけ、自分の好きなキャラク

    あの頃に書けなかった小説を、今のスキルで思い通りに描く|津籠睦月
  • RPG感を大切に、国ごとに「特徴」を作る(そして、ちゃんと冒険する)|津籠睦月

    個人的に、RPGをやっていて一番楽しかったのが、初めての町や城に入る時でした。 町や城ごとに、それぞれ違った「特徴」があり、「次はどんな町なんだろう?」「どんな構造の城なんだろう?」とワクワクしたのです。 そんなワクワク感を、自分の小説でも再現したいと思っていました。 なので『囚われの姫は嫌なので、ちょっと暴走させてもらいます!~自作RPG転生~』では、国ごとに特徴があります。 「部」も国ごとに分けていて、第1部が地元&これから始まる冒険の簡単な案内パート、第2部が大帝国(古代遺跡の上に建つ迷宮都市)、第3部が機械王国(天空高くそびえる塔)、第4部がエルフの郷&鬼族の郷となっています(第5部は魔界、最終部は聖王国の予定)。 物語というものは、長くなればなるほどワンパターン化し、マンネリに陥りやすいものです。 しかし、舞台が変わり、新しい設定や新しいキャラクターが登場すれば、自然と物語がリフ

    RPG感を大切に、国ごとに「特徴」を作る(そして、ちゃんと冒険する)|津籠睦月
  • 「デタラメ」で「リアルじゃない(中世ヨーロッパじゃない)」が許される世界観作り|津籠睦月

    個人的に「コメディ」は「デタラメ」で「ブッ飛んだ」方向に突き抜けていた方が、より面白いと思っています。 (少年マンガ誌の「ギャグ漫画」など、大好きです。) しかし、そんな「デタラメ」や「ナンセンス」が、万人に受け入れられるわけではありません。 中には真面目に時代考証して「時代とそぐわない」「キャラクターの立場的にあり得ない」と違和感を抱かれる方もいらっしゃるようです。 自分はコメディを読む際には「これはコメディだから」と、自分の頭の中の歴史知識を一旦「脇に置いておく」ことができるのですが…それができない・苦手な方も、いらっしゃるということなのでしょう。 (自分も「読む」際には簡単にできるのですが、「書く」際には「知識が邪魔をする」ことが時々あるので、分かる気はします。) 万人に受け入れられる小説など、そもそもあり得ないですし、それを求めるのは傲慢だとも思うのですが… 自分の小説を読んでくだ

    「デタラメ」で「リアルじゃない(中世ヨーロッパじゃない)」が許される世界観作り|津籠睦月
  • ネット小説の作り方。 キャラクターの作り方

    「キャラクターを上手く作れない」「キャラを増やせない」――小説を書く上で、そうお悩みの方、いらっしゃいませんか? 今回はキャラクター・メイキングの仕方を、簡単にまとめていきたいと思います。 (今回はあくまで「キャラクター設定の作り方」であり「キャラを立たせる方法」ではありません。後者はいずれそのうち…。) 以下はあくまで管理人が「やりやすかった」やり方であり、人によりベストなやり方は違ってくると思いますので、参考程度にご覧ください。 全体のバランスを考えて、バラエティーに富ませる複数人のキャラクターがいる場合、同じようなキャラが何人もいるより、バラエティーに富んでいた方が良いですよね? なので、新たにキャラクターを作る際には「既に作ったキャラクターとは別人」になるように意識します。 分かりやすいのは、既にできているキャラの「対極」にあるキャラを作ることです。 既にいるキャラが外交的なら内向

  • 「世界観設定」をゼロから作る(資料の使い方がポイント)|津籠睦月

    「企画から1つの作品を作り上げてみよう」ということで始めた和風ファンタジー小説「花咲く夜に君の名を呼ぶ」。 その「世界観」を作るためにまず行ったのは、資料のリサーチでした。 世界観の設定を作るためには、ある程度の知識が必要です。 (「どの程度」必要なのかは、書く小説のオリジナリティーの程度によりますが…。) 以前の記事で書いた通り、「花咲く…」の舞台(となる時代)は「古代」なので、まずは「古代日」について… <関連記事:時には「企画」から1つの作品を作り上げてみる> そして、ファンタジー要素を入れるため、「日神話」について、文献を読み漁りました。 どんな文献を読んだのか、その一部は「参考文献リスト」という形で自作サイトの方にも載せています↓。 <関連ページ(外部サイト):和風ファンタジーの参考文献リスト> その「資料リサーチ」の過程で大切にしたのが「楽しんで学ぶ」ということです。 「文

    「世界観設定」をゼロから作る(資料の使い方がポイント)|津籠睦月
  • 時には「企画」から1つの作品を作り上げてみる|津籠睦月

    小説が出来上がる過程には、2つのパターンがあるように思います。 1つは、最初にキャラクターや世界観、ストーリーなどのアイディアが浮かび、それを膨らませて作品を作っていくパターン。 もう1つは「こういうジャンルの、こういうコンセプトの作品が作りたい」という「企画」が先にあって、それを元にキャラクターや設定、ストーリーを考えていくパターンです。 自分の場合、小説を書き始めた当初は、ほとんど前者のパターンばかりでした。 しかし、ある時にふと「企画から1つの作品を作り上げてみよう」と思い立ったのです。 それは、ジャンルやコンセプトは決まっていてもキャラも世界観もストーリーも全く無い「ゼロ」からの創作ですので、「アイディアを膨らませる」創作法より難易度がずっと高い作業です。 しかし、それゆえに、やり遂げることが出来たなら「執筆スキルの大幅レベルアップ」が見込めるのではないかと思ったのです。 そうやっ

    時には「企画」から1つの作品を作り上げてみる|津籠睦月
  • 没作品の設定を別の小説で「リサイクル」する|津籠睦月

    創作活動を続けていると、1つの物語にするには何かが足りず、「没」にするアイディアも出て来ます。 キャラクターはできていても、ストーリーができない… 国の設定を作ったけど、そこで力尽きて、それだけで終わってしまった… 断片的なシーンは思い浮かんでも、1つの物語にするにはボリュームが足りない… 魅力的なアイテムを考えたものの、作品自体を没にしてしまって使いどころが無いetc…。 自分の場合、そんな没作品の「設定」を、他の物語にリサイクルして使うことが結構あります。 (もちろん、そのまま使うことはできないため、新しい物語に合わせて少し設定を変更することになりますが。) せっかく作ったキャラや設定を、作品と一緒に没にしてしまうのは勿体ないですし、既にそれなりの背景を作り込んでいるキャラや設定を、新しい小説に登場させれば、それだけ物語全体に「厚み」を出すこともできます。 キャラや設定を「ほぼそのまま

    没作品の設定を別の小説で「リサイクル」する|津籠睦月
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