東京都の石原慎太郎知事は16日の定例会見で、夏の参院選について、「大事なことは『ストップ・ザ・民主』。群雄割拠する新党が連帯したらいい。ヒトラーがフランスを占拠した後、右も左もレジスタンスを戦線に作った」と述べ、新党同士の連携を訴えた。会見の詳報は以下の通り。 「冒頭、私からまず一つ申しあげます。昨今のね、若い人の活字離れを何とかしにゃいかんということで猪瀬副知事からの提案で動きました。社会問題になっている活字離れです。象徴的な前の総理大臣は漢字が読めなかったんだからね。これは何の責任かよく分からんけども」 「これまで人間は書籍を読むと言うことを通じて、自分で考える力を養ってきました。しかし、急激にメディアが多様化して、読書を巡る環境が、大きく変わってきた中で、ものを考える力が弱まってますな」 「首都大学東京の宮台(真司)君て、なかなか気鋭の教授がいますけど、彼に言わせると、若い人たちが情