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ブックマーク / www.magazine9.jp (47)

  • マガジン9条『この人に聞きたい』 - 小林節さんに聞いた(その1)

    憲法は国民が国家の権力を縛るものという 立憲主義の原則自体を否定するような、改憲論調が目立ちます。 改憲派の論客として知られる小林節教授に、 最近のこの論調についてお聞きしました。 こばやし・せつ 慶應義塾大学教授・弁護士。 1949年生まれ。元ハーバード大学研究員、元北京大学招聘教授。 テレビの討論番組でも改憲派の論客としてお馴染み。 共著に『憲法改正』(中央公論新社)、『憲法危篤!』(KKベストセラーズ) 『憲法』(南窓社)、『対論!戦争、軍隊、この国の行方』(青木書店)など多数。

  • 安倍首相とNHK|時々お散歩日記

    あれだけ寒かった冬も、暑さにうだった夏も、そして何度も襲った豪雨や台風も、みんな忘れたような顔をして、季節は移っていく。少し厚手の上着が必要になってきたけれど、今が散歩にはいちばんいい季節。 僕の大好きな散歩コースの「野川公園」も、木漏れ陽と風のシンフォニー。野川を飛び交うカワセミの青が、陽に映えてことに美しい。赤とんぼも、陽だまりを楽しんでいる。 季節はうつろうけれど、人の営みは変わりばえしない。それどころか、妙に危ない方向への進み行き。ことに、政治の動きがヤバイ。 危険極まりない「特定秘密保護法案」が閣議決定され、国会へ提出される。「稀代の悪法」といわれ、国民の広範な反対によって、ついに廃案となった「国家秘密法(通称・スパイ防止法)」(1985年)の再来である。しかし、あの時は与党自民党内からも反対の声が上がったし、マスメディアの反対論調もかなり強かった。 それに比べ、今回はどうか? 

    安倍首相とNHK|時々お散歩日記
    maangie
    maangie 2013/10/31
    村上誠一郎。本田勝彦。松本正之。葛西敬之。中島尚正。長谷川三千子。魚住昭。石田衣良。フリップ・ホルム。長谷川如是閑。天野祐吉。
  • 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」(前泊博盛 (編著)/創元社)│マガ9レビュー│マガジン9

    日米地位協定とは何か。書によれば、「アメリカが占領期と同じように日に軍隊を配備し続けるためのとり決め」のことである。このとり決めでアメリカ側がもっとも重視している目的とは、①日の全土基地化 ②在日米軍基地の自由使用であるという。 えっ? そんなことできるわけがないじゃない。だって日は独立した法治国家でしょう。日国民なら誰でもそう思う。ところができてしまうのだ、この協定が存続する限り。 例えば、オスプレイの日での低空飛行訓練は、日の国内法も、アメリカの国内法も適用されない。どんなに住民が反対しても日全土で実施できてしまう。オスプレイの訓練ルートは公表されており、沖縄から北海道に至るまで、まさに「全土」を使って訓練することになっている。 あるいは、東京を中心とした首都圏(一都八県)の航空管制を所管しているのはどの組織か? 羽田、成田、国交省、それとも自衛隊? いや、違う。東京・

  • 蓮池透さん×森達也さん「拉致」解決への道を探る(その1)硬直状態を何とか打破したい-マガ9対談第|マガジン9条

    かつて拉致被害者家族連絡会の事務局長であった蓮池透さんは、「家族会」のスポークスマンとして、時に強硬な姿勢と発言で、メディアに頻繁に登場していました。しかしその後、事務局長を辞め、家族会とも距離を置いていた蓮池さんは、今年5月に『拉致 左右の垣根を超えた闘いへ』(かもがわ出版)を出版されました。当事者による核心をついた問題提議の数々に、私たちは蓮池さんの覚悟を知りました。かねてより、この問題に関心を寄せていた森達也さんにインタビュアーになってもらい、対談形式でさらに深い問題と解決の糸口について考えていきます。3回に分けてお届けします。 蓮池 透●はすいけ とおる1955年、新潟県柏崎市生まれ。1997年より2005年まで「北朝鮮による拉致被害者家族会」の事務局長をつとめる。著書に『奪還 引き裂かれた二十四年』、『奪還 第二章 終わらざる闘い』(新潮社)、近著に『拉致 左右の垣根を超えた闘い

    maangie
    maangie 2013/06/04
    金正日。増元照明。山崎拓。蓮池薫isbn:4780302749。ニコラエ・チャウシェスク。太田昌国。高嶋伸欣。村山談話。佐藤勝巳。足利事件。吉井富夫。首藤信彦。松岡洋右。福田康夫。ぶこめも
  • 「安倍政権は8月以降豹変する」森永卓郎│マガジン9

    憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|森永卓郎の戦争と平和講座:バックナンバーへ| 2013-02-13up 森永卓郎の戦争と平和講座 安倍政権の評判がよい。株価が12週連続で上がり、為替も一時1ドル=94円台まで円安が進んで、デフレ脱却の兆しがみえてきたからだ。経済の先行きが明るくなってきただけでなく、タカ派と呼ばれてきた安倍総理が、集団的自衛権でも、対中政策でも比較的慎重な姿勢を貫いているからだ。安倍総理が現実路線を採って、日再生が順調に進むのではないかという見方もなされているが、私は一番可能性の高いシナリオは、安倍総理が8月以降豹変することだと思う。7月の参議院選挙までは、安全運転をして国民に嫌われないようにし、参議院選挙で勝ったら、隠していた爪をむき出しにする。その後3年間は、国政選挙がないから、やりたい放題にできるのだ。 安倍総理が「

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    maangie 2013/02/24
    選挙が8月15日より前というのがなんともなあ…。
  • 第1回 法律が大の苦手な僕が改憲問題を論じる必要に迫られる理由<その1>‐映画作家・想田和弘の「観察する日々」‐マガジン9

    『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載がスタート! ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第1回 法律が大の苦手な僕が 改憲問題を論じる必要に 迫られる理由 <その1> 「マガジン9」編集部から、月に1回程度の連載を依頼された。 「気になっていること、考えていることを自由に書いて欲しい」とのことだから、何を書いてもいいのだが、いま最も気になっていることの一つは、奇しくも日国憲法の改定問題である。 だから、連載第1回は憲法の問題について思うところを述べることにした。いや、たぶん1回では到底論じきれない大きな問題なので、複数回にわたるのではないかと思う。別に「マガジン9」向きの話題を無理に書くつもりもないのだが。 最初に断っておくが、僕は憲法の専門

    第1回 法律が大の苦手な僕が改憲問題を論じる必要に迫られる理由<その1>‐映画作家・想田和弘の「観察する日々」‐マガジン9
  • 「バッシング」を利用する政治。の巻‐雨宮処凛|マガジン9

    野田改造内閣が発足し、大間原発の建設再開が報じられ、沖縄の人々の反対を押し切ってオスプレイが普天間飛行場に配備された。 そんな状況の中、埋もれてしまいそうなので、書いておきたいことがある。 それは、生活保護制度が大きく変えられようとしているということだ。 9月28日、厚生労働省が生活保護制度を見直すたたき台を示したのだ。厚労省は、「生活支援戦略」として来年の法案化を目指している。 ということで、その内容が大問題だ。 強調したいのは、「扶養困難な理由の説明義務づけ」。 やっぱり来たか・・・、という感じである。 今年5月、お笑い芸人の河準一氏の家族が生活保護を受給していたことが報道されたのをきっかけに生活保護バッシングの嵐が吹き荒れたわけだが、まさにあのバッシングを最大限利用するような形で、今回、たたき台に盛り込まれた。 ちなみにあのケースが不正受給にあたるかあたらないかが大きな議論となった

    「バッシング」を利用する政治。の巻‐雨宮処凛|マガジン9
  • 雨宮処凛さんに聞いた マガジン9条『この人に聞きたい』

    21歳で右翼団体の活動に加わり、「愛国パンクバンド」を結成。 現在は、若者たちが抱える「生きづらさ」などを テーマに、作家として活躍中の雨宮処凛さん。 10代から20代にかけては、学生時代のいじめがきっかけで、 「不登校、家出、リストカットなどを繰り返していた」といいます。 そこから逃れてのめり込んだ先が、なぜ「右翼団体」だったのか。 その体験をお聞きしました。 あまみや かりん 北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。 自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を尋ねて』(幻冬舎) 『EXIT』(新潮社)『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)など、著書多数。 雨宮公式サイトhttp://www3.tokai.or.jp/amamiya/ 「すごい生き方」公式サイトhttp://www.sanctuarybooks.jp/sugoi/

  • 福島で見た「分断」の巻‐雨宮処凛‐マガジン9

    問題のポスター。ブラックジョークにしか見えない・・・。 2月10日、11日と福島に行ってきた。「反貧困フェスタ2012 in ふくしま」に参加するためだ。フェスタ番は11日。前日の夜に入り、まずは「交流会」という名の宴会に参加。東京からは湯浅誠氏、河添誠氏などおなじみのメンツが登場、そして東京組を迎え撃つのは「反貧困ネットワーク福島」の面々。楽しい飲み会となったのだが、時に「これって何かの悪い冗談?」「っていうか映画?」としか思えないような会話があちこちで交わされたのだった。 福島の人がごく当たり前のように「うちの近くって8マイクロなんだよね」と語り、レンタルDVD店のTSUTAYAではガイガーカウンターが無料で貸し出されていることが話題となる。そうしてもっとも驚いたのは、お店のトイレに貼られていたポスター。生ビールのジョッキの写真のポスターには、以下のような言葉が書かれていた。 「ビー

  • 保坂展人さんに聞いた「千葉大臣の死刑執行と刑場公開をどう考える?」|マガジン9

    ほさかのぶと(社民党前衆議院議員)1996年、衆議院議員に初当選し3期務める。国会質問が500回を超える“国会の質問王”として有名だが、盗聴法、共謀罪、裁判員制度、死刑制度についての質問も数多く行ってきた。国会議員在職中は死刑廃止を推進する議員連盟」(会長・亀井静香衆議院議員)の事務局長を務めていた。ブログ「保坂展人のどこどこ日記」連日更新中。 7月28日、政権交代後はじめての死刑執行が行われました。その当日に法務大臣が記者会見を開き、2名の執行された方の名前と立ち会ったことを明らかにしました。その後の記者会見で大臣は「死刑制度の国民的議論を」と呼びかけていますが、いくつかの違和感がぬぐえません。この件についてどう考えればいいのか? 死刑廃止議連の事務局長として長く死刑制度問題にかかわってきた、保坂展人さんにお話をお伺いしました。 * ───なぜこのタイミングでの死刑執行だったのでしょうか

  • 最下位の成績を付けられた校長先生~元三鷹高校長への「報復」を認めた判決‐どんわんたろう‐マガジン9

    マガジン9 憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|「ちょっと吼えてみました」:バックナンバーへ| 2012-01-25up B級記者どん・わんたろうが「ちょっと吼えてみました」 790人中の790位。つまり最下位。「仕事の成果」「職務遂行能力」「組織支援力」「職務の理解・実践力」、さらに総合評定(絶対評価)のいずれもが最低ランクの「オールC」だった。 これ、退職を控えた都立高校の校長先生への業績評価である。母数の790人は、校長からヒラの先生まで、退職後の非常勤教師への採用を希望した教員。当然の如く、この校長先生は不合格になった。ちなみに合格率は97.2%だった。 厳しい選考を経て任命されたはずの校長に対するあまりにひどい仕打ちに、誰だってよほどの事情があったに違いないと思うことだろう。しかも、仕打ちをしたのは、校長に任命した当の東京都教育委員会

    最下位の成績を付けられた校長先生~元三鷹高校長への「報復」を認めた判決‐どんわんたろう‐マガジン9
  • 「橋下徹の言論テクニックを解剖する」中島岳志‐マガジン9

    マガジン9 憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|「カフェ・ハチャムの挑戦」:バックナンバーへ| 2011-11-09up 中島岳志の「希望は、商店街! 札幌・カフェ・ハチャムの挑戦」 第6回 11月27日に実施される大阪のW選挙に際して、橋下徹氏の言動に注目が集まっています。大阪都構想を実現すればすべてがうまくいくかのような幻想をふりまき、既得権益を徹底的にバッシングすることで支持を獲得するあり方は、非常に危険だと言わざるを得ません。また、そのような独断的で断言型の政治家を「救世主」と見なす社会のあり方も問題だと思います。(「ハシズムを支える社会」の問題については『創』12月号で詳しく論じています。) 多くの人は、橋下氏の言論術に翻弄されています。彼は「ありえない比喩」を駆使し、「前言撤回」を繰り返しながら、人々の心をひきつけて行きます。私たち

  • 「橋下徹の交渉術・言論テクニックを解剖する」中島岳志‐マガジン9

    マガジン9 憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|「カフェ・ハチャムの挑戦」:バックナンバーへ| 2011-11-09up 中島岳志の「希望は、商店街! 札幌・カフェ・ハチャムの挑戦」 第6回 11月27日に実施される大阪のW選挙に際して、橋下徹氏の言動に注目が集まっています。大阪都構想を実現すればすべてがうまくいくかのような幻想をふりまき、既得権益を徹底的にバッシングすることで支持を獲得するあり方は、非常に危険だと言わざるを得ません。また、そのような独断的で断言型の政治家を「救世主」と見なす社会のあり方も問題だと思います。(「ハシズムを支える社会」の問題については『創』12月号で詳しく論じています。) 多くの人は、橋下氏の言論術に翻弄されています。彼は「ありえない比喩」を駆使し、「前言撤回」を繰り返しながら、人々の心をひきつけて行きます。私たち

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    maangie 2011/11/10
    中島岳志。2011大阪府知事選。2011大阪市長選。「図説・心理戦で絶対に負けない交渉術」isbn:4537253290。陰山英男。続き→id:entry:67159425
  • 脱原発運動で「右」と「左」の共闘を考える「右」と「左」の共闘を考える‐鈴木邦男‐マガジン9

    憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|鈴木邦男の愛国問答:バックナンバーへ| 2011-09-14up 鈴木邦男の愛国問答 第82回 多勝一さんと僕が並んでにサインをしている。10年前ならありえなかった。9月10日(土)、「週刊金曜日」創刊18周年記念集会だ。「福島原発事故 いまだからみんなで考えたい」と題し、多勝一さん、落合恵子さん、田中優子さん、宇都宮健児さんが話す。休憩をはさんで第二部は、「放射能から身を守る方法」について、鈴木千津子さん(たんぽぽ舎)と、明石昇二郎さん(ルポライター)が話す。 僕は、「週刊金曜日」の一読者として聞きに行った。そしたら編集部の人に言われた。「あっ鈴木さん、ちょうどよかった。休憩時間にのサイン会をやりますから、お願いします」ロビーには金曜日のが沢山売られている。多勝一さんのが多い。他に、原発関係の

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    maangie 2011/09/19
    本多勝一。鈴木邦男。落合恵子。田中優子。宇都宮健児。鈴木千津子。明石昇二郎。佐高信。針谷大輔。
  • 鈴木邦男の愛国問答 - 第42回 井上ひさしとクニオ|マガジン9条

    自他共に認める日一の愛国者、鈴木邦男さんの連載コラム。 改憲、護憲、右翼、左翼の枠を飛び越えて展開する「愛国問答」。隔週連載です。 すずき くにお 1943年福島県に生まれる。1967年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、サンケイ新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。1972年に「一水会」を結成。1999年まで代表を務め、現在は顧問。テロを否定して「あくまで言論で闘うべき」と主張。愛国心、表現の自由などについてもいわゆる既存の「右翼」思想の枠にははまらない、独自の主張を展開している。著書に『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『公安警察の手口』(ちくま新書)、『言論の覚悟』(創出版)、『失敗の愛国心』(理論社)など多数。近著に『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)がある。 HP「鈴木邦男をぶっとばせ」 その生徒は予備校で「現代文」の授業を受けていた。井上ひさしの『汚

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    maangie 2011/06/08
    井上ひさし。夏目漱石。森鴎外。芥川龍之介。鈴木邦男。鈴木宗男。村上正邦。つか、鈴木氏は予備校教師をやっていたのか…。
  • 「誰かが自分より得・楽してるっぽい」問題。の巻 | 雨宮処凛がゆく!│第164回│マガジン9

    第164回 「誰かが自分より得・楽してるっぽい」問題。の巻 16日の「反貧困世直し大集会」にて、松哉さんと対談。 山口二郎氏の『ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件』を読んだ。 きっかけは、先週シンポジウムで訪れた名古屋で、忘れがたい体験をしたからである。 シンポジウムのテーマは主に介護や高齢者の貧困など。司会は田原総一朗氏で、民主党議員なども参加した。私自身は、「若者よりお金があっていい思いをしている高齢者」的なイメージがある一方で、日でもっとも貧困率が高いのは60歳以上で20〜22%であること(全世代の貧困率は15.7%)や、日でもっとも多いのは「一人世帯」で、その中には単身高齢者も多いこと(05年の国勢調査より。一人世帯は29.5%を占める)、「夫婦と子どもがいる世帯」(人数問わず)は29.9%だが、今回の国勢調査で一人世帯と数字が逆転するのではないかと言われていること

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    maangie 2010/10/25
    松本哉。鈴木一朗。斎藤美奈子。貧すれば鈍する、とか。山口二郎「ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件」isbn:4047102563。
  • 伊勢崎賢治の平和構築ゼミ│第6回(その1)│マガジン9

    東京外国語大学の伊勢崎ゼミことPCS(平和構築・紛争予防講座)では毎年、沖縄で米軍基地や戦跡を訪れ、地元の人たちの声を聞く研修旅行を実施しています。今回は、そこに参加した3人の学生たちに、現地で受けた印象、考えたことなどを率直に語ってもらいました。 3人の祖国もまた、さまざまな形で紛争や民族対立を経験しています。さらに、一緒に沖縄を旅した中には、イラクやアフガニスタンという、今まさに戦争が続く国からやってきた学生たちもいたとのこと。普天間基地「移設」問題に揺れる沖縄の姿は、彼らの目にどう映ったのでしょうか? 第6回:留学生たちが見た「沖縄」(その1) アイデンティティと基地問題 ラディスラブ・レシュニコフスキ(ラド) Ladislav Lesnikovski オーストラリア生まれ。日人の母親とマケドニア人の父親を持ち、5歳のときに日を経てユーゴスラビア(当時)のマケドニアに移住。大学生

  • マガジン9条〜雨宮処凜がゆく!〜(052):私は見た! 朝生の楽屋で&「9条世界会議」の巻

    080430up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w

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    maangie 2010/08/12
    「朝生の心得」
  • 新内閣と生活保護裁判。の巻 - 雨宮処凛がゆく!│第147回│マガジン9

    第147回 新内閣と生活保護裁判。の巻 トルコから帰国してたまった仕事に追われてバタバタしていたら、鳩山首相が辞任して「菅新総理」が誕生したからびっくりだ。 しかも下降の一途を辿っていた民主党支持率が突然60%以上に急上昇。まだ何もしてないのに。こういう支持率の急上昇や急下降を見るにつけ、なんだか「小泉劇場」以降の危うさを感じるのは私だけではないだろう。 さて、私は菅さんと話したことなどはないが、何度か同じ場所に居合わせている。初めて見たのは日比谷の年越し派遣村。もちろん当時は民主党は野党で、菅さん以外にも山井さんや社民党の福島さんや辻元さんや新党大地の鈴木宗男氏などが来ていた。 派遣村以降も、菅さんが反貧困関係のイベントに来ているのを何度か見かけた。というか、湯浅さんを「内閣府参与」(というかもともとは「国家戦略室」という話だった)に口説いたのも菅さんじゃなかったっけ? ということで、と

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    maangie 2010/06/12
  • 癒しの島・沖縄の深層│第79回 沖縄県民を落胆させた菅総理の「無責任な発言」と「人事」│マガジン9

    鳩山総理と小沢幹事長という民主党のツートップが電撃的なダブル辞任に追い込まれたことで、永田町に激震が走った。かねてよりこのツートップを狙い打ちにすることで鳩山民主党政権を潰すために揺さぶりをかけてきた霞ヶ関とマスメディアも拍子抜けするような呆気ない結末だった。政権交代による霞ヶ関の革命的な改革をこころよく思っていなかった官僚を中心とした守旧派の連中は内々で祝杯を上げたはずだが、美酒というよりもいささかほろ苦い酒だったのではないか。参議院選挙対策のために小沢幹事長人があっさりと身をひくという戦術じたいは予想されていた。小沢幹事長がいくら強気に強行突破を唱えても、支持率が20パーセントを切れば戦えない。選挙参謀としては抜群の能力を持つ小沢に身を引かせ、リーダーシップなき鳩山総理が党の顔として参議院選に望む――というシナリオが崩れたからだ。自民党を含めた守旧派の思惑は、さらに予想外の展開を遂げ

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    maangie 2010/06/12
    岡留安則。岡田克也。北澤俊美。平野博文。仙谷由人。喜納昌吉「沖縄の自己決定権」isbn:4624301145。