労働者同士*1を分断して「偽の敵対空間」を出現させているのは当局ではあることは間違いないのだが、支援者らの呼び掛けに応えて市職員らが職場放棄するという「奇蹟」は起こらなかった。このことの意味は大きい。自分が同じ立場に置かれた場合の想像力をもって、自らの問題としても反省しなければならないと思う。 http://d.hatena.ne.jp/kuronekobousyu/20070206 と2月6日のエントリーで書いたが、このことについてさらに考える。 当日の代執行に職務命令で来た職員の中には内心では執行に反対しているが、自分だけが拒否しても替わりの誰かが代執行に駆り出されるだけだから、事態は変わらない……と諦めて命令に服従した者もいるだろう。または当日は有給休暇や理由を付けて代執行に参加せず、「嫌な仕事」を避けた者もいるかも知れない。*2 察するに、あの場に来ている職員は相当の覚悟をもって来