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political thoughtに関するmicrotestoのブックマーク (502)

  • 現代の共和主義【近代・自由・デモクラシー】 - 小田川大典 - 社会思想史研究 No.32 2008

  • ハンス・ケルゼン国家論メモ - Living, Loving, Thinking, Again

    檜山和也「グローバリゼーションと主権の概念」『コロキアム』1、2006、pp.102-119 コロキウム―現代社会学理論・新地平 (No.1(2006年6月)) 出版社/メーカー: 東京社会学インスティチュート発売日: 2006/07メディア: 単行購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見る この中でハンス・ケルゼン『社会学的国家概念と法学的国家概念』を援用して、ケルゼンによる「社会学的国家論」への批判が言及されているので、少しメモしておく。 彼の社会学的国家論批判の中心は、社会学が国家の統一性を存在の水準で把握しようとしており、その結果、そうした統一性の由来について適切に捉えることに失敗しているということである。「[引用者による省略]国家という社会的統一体を経験的に探り出し規定しようと努める社会学者ですら、国家という社会的統一体を前提にしているのである」(Ke

    ハンス・ケルゼン国家論メモ - Living, Loving, Thinking, Again
  • 勉強すべきことは沢山ある(アレント、アリストテレスなど) - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20090308/1236477812 アレントの“The Crisis in Culture”における「フロネーシス」についての議論。また、『カント政治哲学講義』の編者ロナルド・ベイナーの解説「ハンナ・アーレントの判断作用」を引きつつ、「彼女はカントをアリストテレス的に読みかえたのだ、と思われる」。また、「ペリクレスが称讃されるのは、自分一個人の利害や功名心を離れて政治を指導したと伝えられることによるのであって、アーレントの言う「没利害性」とは、アリストテレス的に言えば「自分を含む全体にとって最善を目ざす」とほぼ同義であろう」。アレントのいう「偏らないこと(impartiality)」については、同じ『過去と未来の間』に収録されている「歴史の概念(The Concept of History)」を参照されることをお奨めする

    勉強すべきことは沢山ある(アレント、アリストテレスなど) - Living, Loving, Thinking, Again
  • 利害対立と民主主義モデル - on the ground

    吉原直毅「最近思う事:湯浅誠・堤未果『正社員が没落する--貧困スパイラルを止めろ!』(角川新書)を読んで」を読んで、「分断統治」という観点は確かに重要であるとしても、正規・非正規ないし中間層・低所得層という対立軸だけでなく、世代間の対立についての目配りを盛り込んだ議論構成にしなくては、いわゆるロストジェネレーション層への応答なり批判なりにはならないだろうと、若干の違和と物足りなさを覚えた*1。その方面について私には何の専門的知見も無いが、世代の軸を加えるなら、単なる情緒的認識の問題には尽くすことのできない程度の敵対性は存在するのではないか。 無用な対立を煽ることは避けるべきだが、分断統治を目論む上位のプレーヤーが無条件に存在すると前提した上で誰だって仲良くできると考えるのは妄想である。「少なくとも民主主義的政治システムの存在する現代においては」*2、そのような上位のプレーヤーは居ない。「支

    利害対立と民主主義モデル - on the ground
  • Søren Aabye Kierkegaard and Liberty: Libertarianism@Japan

    キルケゴール(1813-1855)  とは実はドラッカーの紹介によって世にデビューした哲学者である。 ドラッカーがキルケゴールを見いだしたのは、ドラッカーがまだ18歳の頃だが、それまで全く無名の哲学者だったキルケゴールがドラッカーの再発掘と紹介により世に再評価されるようになったらしい。#ちなみにこれはドラッカーが自分でそう言っているのであるが、事実かどうかは知らない。 キルケゴールの質は反ヘーゲリアンという点にあり、いわゆる実存主義といったold fashionな修飾詞を外してみた方が、ドラッカーが見いだしたキルケゴールの意味が分かるのではないか。つまりヘーゲル=国家主義=社会主義に対するキルケゴールの位置づけが見えてくると思われる。 次のURLから引用。 http://www.geocities.jp/epcowmjp/papers/Yoshida2008Senmonin-Kierke

  • http://www.youtube.com/watch?v=f9hcF6_YeMc http://www.youtube.com/watch?v=Qabb4QGalSM

    http://www.youtube.com/watch?v=f9hcF6_YeMc http://www.youtube.com/watch?v=Qabb4QGalSM

    http://www.youtube.com/watch?v=f9hcF6_YeMc http://www.youtube.com/watch?v=Qabb4QGalSM
  • 藤崎マーケット - D's OFFICE

    授業準備。近世儒学でエクササーイズ。荻生徂ラララライ……。 某授業で教科書に指定した『日政治思想史』、明治維新に入る前に、「第一章 近世思想の遺産」の話をしなければならない。わずか30頁足らずだが、朱子学的思惟の解体と国学イデオロギーの展開という日政治思想史研究においておそらく最も濃厚な話がまとめられている。まあ丸山『日政治思想史研究』のメインテーマだし……。 二単位科目で(つまり30時間以内で)西洋政治思想史の講義をする場合、一般に(かどうか知らんが……)後半のメインの話は「近代」的な政治思想の形成――「自然法の世俗化」と「社会契約説の成立」――の物語になるのではないかと思う。つまり、〈政治社会のルールは、神によって自然的なものとして与えられた法である〉という中世のキリスト教的自然法思想(トマス・アクィナスとか)が、〈政治社会とそのルールは、自然権において平等な人々が、作為=社会契

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  • 講義と演習@20060425_0502 - D's OFFICE

    @20060425 2限、非常勤、テキスト第一章。 4限、二年生ゼミ、Sくんに前回の要約をやってもらった後、補助教材(三回分)二回目、経済交渉、担当はIくんと、Aくん。 5限、三・四年生ゼミ。前回の要約を三回生のYさん、Tくんにやってもらった後、テキスト第二章「権力」。 導入 モダンな権力論とポストモダンな権力論? 学生:われわれ学生は、権力の掌で踊らされてはいけないのですよね。 教員:読んできてないな? 学生:読むには読んだんですが、話が拡散しすぎて、頭の中でうまく整理できませんでした。 教員:なるほど、少しずつだが、賢そうに見える逃げ方を覚えつつあるな。たしかにこの章は、20世紀の権力論を網羅的に論じている。いろんなことが勉強できるからいいではないか。教科書というのはそういうものだ。 学生:そうはいっても、ある程度の一貫したストーリーというか、まとまりのようなものがあってもいいと思うの

    講義と演習@20060425_0502 - D's OFFICE
  • 講義と演習@20060418 - D's OFFICE

    2限、非常勤、イントロ。教室がでかい。 4限、二年生ゼミ、『はじめて』第10章。Nくん、Oくん。まあはじめはこんな感じだろうと。 5限、三・四年生ゼミ、川崎・杉田編『現代政治理論』第一章「政治」の話。難しかったらしい。 復習を兼ねた架空の話。 第一節 「政治理論は国家だけでなく社会全体を考察の対象にする」? 学生A: 要するに「政治とは何か」を真剣に考えないといけないってことですね? 教員: そのツボを外した盛り上がり方、さてはちゃんと読んできてないですね。 学生A: だけど、せんせいは以前「……とは何かについて常日頃から考えてます」と言うと賢そうに見えるとか言ってませんでしたっけ。 教員: 「ソクラテスごっこ」のことね。あれは冗談だよ。 学生A: この章、いきなり難しくありません? 教科書の第一章なのに、ひどく抽象的だし、我慢して読み通しても「政治とは何か」について正解のようなことは書い

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    microtesto
    microtesto 2009/03/06
    これはいい政治学入門
  • 10代のための「民主主義とは何か」 - on the ground

    こんにちは。いきなりで申し訳ありませんが、これから民主主義の意味について話すことにします。決して短くはありませんが、あなたが民主主義について知りたいのなら、役に立てるはずです。ただし、ここでは10代のみなさんに向けて話すことにしますから、どうしても、とてもやさしく、ゆったりとした口調になります。それを小馬鹿にされているように感じるとか、まだるっこしいなどと思う人は、同じことを「大人向け」に圧縮して書いている「民主主義とは何か」を読んでください。そちらを読んでみて、もしわからないことがあれば、こちらに戻ってきて確認することをおススメします。あるいは、ここでの話をひととおり聞いた後で、もの足りないなと思ったら、あちらもあわせて読めば、より理解が深まるかもしれません。 言葉の意味――民主主義・民主政・デモクラシー さて、題に入りましょう。「民主主義」とは何でしょうか。何かを考えるときには、言葉

    10代のための「民主主義とは何か」 - on the ground
  • 中澤信彦『イギリス保守主義の政治経済学』 - D's BLOG

    花粉症と何か中途半端な風邪的なものに苦しめられる三月上旬、関西大の中澤信彦君から『イギリス保守主義の政治経済学――バークとマルサス』(amazon)を頂いておりました。ありがとうございます。ついに出ましたね。 中澤君とのつきあいは、たぶん1995年(だったか1994年だったか)12月の某学会関西部会で、たぶん第三章の内容についてのご報告をお聴きして以来ではないかと思います。ちょうど初期コールリッジについての論文(プリーストリ=ハートリ的な理神論の呪縛から離脱することで思想家コールリッジが形成されたというような話)を書いた後だったこともあって、バークの理神論批判(=啓示宗教擁護)を重視しない中澤君のスタイルにしつこく噛みついた記憶があるのですが、結局そのスタイルを貫いて単著をおまとめになったわけで、噛みつき続けた側としては「この頑固者!」という突っ込みを入れるしかないです。以下はそういうバイ

    中澤信彦『イギリス保守主義の政治経済学』 - D's BLOG
  • 倫理学の根本問題 - on the ground

    確か修論を書き上げた後の数週間で一気に書いたのだけれど、その先がどこに向かうのか、今一つ見通しが悪い気がして寝かしておいた論文がありまして。「覚え書き」を書くことで社会学的な見通しは付けられたし、Egoist Manifestを書いて自身の暴力衝動の発露の仕方についても一区切り付いたと思うので、改めてブラッシュアップして完成させることにしました。でも内容と今の私の立場を鑑みて、きちんとした媒体で近くに公開できる当ても無いので、なかなか迷ったのですが、自分で公開することにします。 「倫理学の根問題――価値相対主義とエゴイズム――」(pdf) 中身は、価値相対主義を批判から擁護し、正義に対するエゴイズムの優位を主張することを通じて、倫理学の殺害を企図するものです。リベラリズム批判やデリダ批判、応答責任論批判なども含まれています。参考までに、目次を以下に掲げます。 はじめに 1.正義は存在しな

    倫理学の根本問題 - on the ground
  • アメリカ保守派知識人の死 - P.E.S.

    アメリカの保守派知識人アンドリュー・サリヴァンがウォールストリート・ジャーナルに掲載されたマーク・リーラという方のアメリカ保守主義の反知性主義に関する文章を「必読」と書かれてましたので、読んで訳してみました。アメリカではいま、さまざまな保守主義の人達が保守主義や共和党の変化を求めてますが(保守の変化って矛盾のある言葉の使いたかですが)、こういう保守主義が反知性主義に堕してしまったという批判を保守主義者が「必読」というのもその一環でしょうね。ただそう考えない人達もまだまだ多いのでしょう。ウォールストリート・ジャーナルは保守派の新聞ですが(もっとも新聞の論説以外の部分は保守とかリベラルとかは余り関係ないです。まあ、これはニューヨークタイムズや他の真っ当なメディアなら基的にはどこでも同じですが)、この文章の載っているウェッブページでの人気記事ランキングによるとこの記事は4位、1位はブッシュはメ

    アメリカ保守派知識人の死 - P.E.S.
  • Cassirer on Burke and Enlightenment - D's BLOG

  • 年末雑感 - kom’s log

    この場に関して振り返るとキーワードがなにかと気になる年だった。自分で勝手に作ったものも含めてあまり考えずに並べると「文革2008」「ニコ現」「『リアルのゆくえ』」「<佐藤優現象>」。うまく言葉にならない通奏低音がそこにはあって、一番しっくりするのはtoledさんが書いた記事「永遠の嘘をついてくれ」。力のこもったこの記事の考察を頭に巡らせていると、そういえば『"癒し"のナショナリズム』という面白いがあったな、とおもいだす。 “癒し”のナショナリズム―草の根保守運動の実証研究 作者: 小熊英二,上野陽子出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2003/05/01メディア: 単行購入: 3人 クリック: 54回この商品を含むブログ (57件) を見る2003年に出版されたこのが明らかにした"癒し"は2007年のワシントンポスト広告「THE FACTS」をめぐる「永遠の嘘」に接続して

    年末雑感 - kom’s log
  • CAMP:TALK:1203 「アートと公共性」  あるいはChim↑Pomについて- No Hedge!

    を聞きに行ってきた。「アートと公共性」というタイトルだったのだが、僕はアート方面はからきしなので、「公共性」の方にアクセントを置いたつもりで話を聞いてきました。 ……というのも半分当、半分冗談で、この場にいた大半の人がそうであったように、例の「ピカッ」事件の当事者である「Chim↑Pom」のリーダーが卯城氏が来るということで、半分は野次馬根性でした。 あと以下の文章で僕が使う「アート」というのは、このトークイベントのコンテクストからするとおそらく(言ってる人がおそらくというのも変だが、知識がないので)現代アートのことを指しているのだと思ってください。 純朴な「対話」への意志 http://ca-mp.blogspot.com/2008/11/talk-1203.html 共同体と“開かれた”アート 〜アートと公共性の関係〜 第一夜:アートは、何とどうやって関わっていくのか <ゲスト>

    CAMP:TALK:1203 「アートと公共性」  あるいはChim↑Pomについて- No Hedge!
  • Who Is Afraid of Clausewitz

  • On War, by General Carl von Clausewitz

  • 映画『靖国』(1) - charisの美学日誌

    [映画] 李纓監督『靖国』 渋谷/シネ・アミューズ (写真右はポスター。下は、現役最後の靖国刀の刀匠、刈谷直治) 李纓(Li Ying)監督の映画『靖国』を見た。警官の警備はあったが、表象芸術としての映画の特性を見事に生かした優れた作品だ。明治2年創立の靖国神社は、高橋哲哉氏の『靖国問題』が明快に解き明かしたように、「神道」という古い形式にも関わらず、その内実は、近代国家が戦争を遂行するためのイデオロギー装置であった。(高橋氏の『靖国問題』とそれへの宮崎哲弥氏の的外れな批判については、私はブログで計4回にわたって解説した。↓) http://d.hatena.ne.jp/charis/20050421 http://d.hatena.ne.jp/charis/20050604 映画『靖国』は、近代国家日のイデオロギー装置としての靖国を、記録映像のみを通して表現している。刀匠へのインタヴュ

    映画『靖国』(1) - charisの美学日誌
  • 科学と問題解決 - tamuraの日々の雑感

    根岸 毅「最終講義 政治学はどのような学問か?」『法学研究』(慶応大学)第80巻第3号、2007年3月。 いくつかメモ。 自然科学者は〔社会科学者・政治学者のように〕「価値自由」の主張を行なうことがない。その理由は、自然科学では理学と工学の分業が確立しているからである。工学者が扱う対象は価値に関わっているが理学者は価値関心から解放されている、という理解は、自然科学者の間でも、社会一般にも広く受け容れられている。(72頁) しかし、実際は、「応用」研究とされる工学で活用されているのは、理学が手に入れた知見のみではない場合がふつうである。〈中略〉これは、問題解決(工学)は理学で入手された知識のたんなる「応用」に過ぎないとする、従来の「科学についての理解」に誤りもしくは足らないところがあることを示唆している。そして、もし政治学に、社会の期待に応える――社会が求める問題解決の手引きを提供する――必

    科学と問題解決 - tamuraの日々の雑感