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political thoughtに関するmicrotestoのブックマーク (502)

  • 汝の隣人のブログを愛せよ | LOVELOG

  • machineryの日々 デモクラシーの本質と価値

    07« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»09 さて、政権交代祭のグランドフィナーレを迎えたところですが、まあ個人的には政権交代そのものはどうでもよくて、チホーコームインの身としては民意至上主義政権が進めるチホーブンケンがどうなるのかという辺りに興味があります。といっても、これまでにもチホーブンケン教のカルト具合についてはさんざん書いてきましたので、ここは古典として法実証主義を採用した「純粋法学」で有名なケルゼン(Wikipedia:ハンス・ケルゼン)による地方分権論を確認してみます。 一応補足しておくと、法実証主義(Wikipedia:法実証主義)というのは、あらゆる規範の上位に正しい内容を持つ自然法が存在するとする自然法論と対立する概念で、そういった形而上的だったり道徳的な規範ではなく、実定法の中にのみ規範を求め

  • 近世の終末論に関する文献 - ミュンスター再洗礼派研究日誌

    9月5日に行った再洗礼派勉強会は、また例の如く非常に面白かったのですが、打ち上げの席で近世にはメルキオール・ホフマンやベルンハルト・ロートマンの終末論の影響を引き継いだ思想家が数多くおり、しかも「新しきエルサレム」が国家となって地上に実現するという、ナショナリズムと千年王国論が一体化した論があるという話を聞いて、非常に面白いと感じました。エストライヒの「社会的規律化論」でおなじみのリプシウスも、Family of Love というメルキオール・ホフマンやミュンスター再洗礼派の系譜を引くセクトの一員でした。バーナード・マッギンは、『アンチキリスト』の中で、近世以降の終末論を形骸化したものとして扱っていますが、案外そうでもなかったのかとも思います。 そのため、少し近世の終末論に関する文献を調べてみました。 John Christian Laursen, Richard Henry Popkin

    近世の終末論に関する文献 - ミュンスター再洗礼派研究日誌
  • 「リバタリアニズム」概念について - shinichiroinaba's blog

    リベラリズム理論の文脈においては、前章で見たようなひ弱な/他律的リベラリズム、あるいはその法的・政策的側面を重視する保守的自由主義の場合には、安定性の方が重視されます。人間を取り巻く環境は多層的であるわけですが、保守的自由主義者は人を取り巻く人工環境、そして社会的制度・慣行に対しても、どちらかと言えば安定的であること、固定していること――「伝統」が確立していること――を求めます。それに対して、政治的側面を重視する逞しき/自律的リベラリズムの場合には、社会的制度・慣行のレベルでは安定性よりも可塑性を重視します。社会的な制度、慣行、ヒューム流に言えば「コンヴェンション」は、短期的には、また個人にとって、つまりミクロ的には安定して不変でなければならないが、長期的、多くの人々を含む社会のレベルでは、つまりマクロ的には可変的でなければならない、と考えます。ちなみにいわゆるリバタリアニズムの特徴は、伝

    「リバタリアニズム」概念について - shinichiroinaba's blog
  • J.G.A. Pocock, "Liberalism, Virtue, Rights & Manners", 1981. - D's BLOG

  • 萬田悦生『文明社会の政治原理――F・A・ハイエクの政治思想』 - D's BLOG

  • JB研@20090622 - D's BLOG

    第一次大戦班にて「G・E・ムアとブルームズベリー・グループ」というお題で報告。強面の方々の前で90~120分で「自由に」といわれても……。歳のせいか、だんだんプレッシャーに弱くなってきたような気が。 某事典で「ブルームズベリー・グループ」を書いた際に、納得がいかなかったのは、「父親レズリーのヴィクトリア朝的な倫理観から解放された子供たちが、ケンブリッジ使徒会のメンバーと出会って……」的な説明をしてしまったことと、あとムア『倫理学原理』の処理。調べてみるとレズリーは「恥ずかしがりやだから勉強会に呼んでも発言してくれそうにない」(大意)という理由で入会を認められなかったものの、レズリーの兄のフィッツジェイムズも、その息子ケネスも使徒会のメンバーだったわけで、どうやらもうちょっと使徒会との関係をちゃんと整理しないとまずいのではないかと。使徒会の中にあった、ある一つの傾向――たぶんその核心にムア『

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  • 「法の支配」セミナー - おおやにき

    というわけで、名古屋大学大学院法学研究科・大学院教育改革支援プログラムの主催による「法の支配」セミナーと銘打って、アメリカ・セントジョンズ大学ロースクールのブライアン・タマナハ教授をお呼びしたわけですよ。会場には、遠方からお越しいただいた方も含め80名を越える参加者にお集まりいただきました。なんか地味なテーマのわりに大盛況という感じで、関係者一同恐縮しております。お越しいただいた方々には改めてお礼を申し上げます。 なぜしかし「法の支配」かというと、趣旨説明のところで私自身申し上げたことですが、法整備支援領域を典型として、世界中でこの言葉が濫用されている。世界銀行単独で90年代以降300以上の「法の支配」樹立プロジェクトがあったとか、これはウィスコンシン大学のトゥルーベック教授が書いておられることですが、そうやって構築を目指したり賞賛したりしているわりにはその内実がまったく明らかではない。こ

  • フーコーと三つのリベラリズム? - shinichiroinaba's blog

    http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20090519/p2を承けて。 『生政治の誕生』でフーコーは、新自由主義を単なるスミス的な古典的自由主義の回帰ではない、と明言している。 アダム・スミス、マルクス、ソルジェニーツィン。自由放任、商業とスペクタクルの社会、強制収容所とグラーグの世界。おおざっぱに言って以上が、新自由主義の問題を扱う際に通常用いられる分析と批判の三つの母型です。(中略)私がみなさんに示したいと思うこと、それは、新自由主義はやはりそれとは別の何かであるということです。(162頁) 今日ではすっかり忘れられつつあるフライブルク学派の経済学・経済法学、旧西ドイツのオルドリベラリスムス、「社会的市場経済」を標榜する経済政策思想と、今日なお「新自由主義」の典型とみなされるシカゴ学派の経済学とをともに「新自由主義」とフーコーが呼ぶ理由は、単にその

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  • フーコーの二つのリベラリズムと憲法学 - shinichiroinaba's blog

    労使関係論サーベイをおっぽって読んでいたAghion & Howitt(500ページだけどAcemogluを見たあとでは短くてやさしく見える! ふしぎ!)を更におっぽって無謀にも石川健治=駒村圭吾=亘理格「論点講座 憲法の解釈」(『法学教室』連載)を延々自分でコピーして(そろそろカネより時間を惜しむ年頃なんですがなんせ不景気で)読んでいる(しかし「憲法訴訟」とか「三段階審査」とかかじる前にやることがいくらでもあるだろうがと自分でも思う。いやでもいいですよこの連載。行政法学の勉強にもなるし)と石川大先生が最終座談会で超不穏な発言を。 私がそういう議論をする下敷きとして念頭に置いているのは、ミシェル・フーコーの1979年辺りの講義録です。その頃の講義において、フーコーは、どういうわけか西ドイツのオルドー・リベラリズムと格闘しており、ミイラ取りがミイラになってしまったみたいな感じになってしまって

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  • 「幸福」(ダーレンドルフ) - Living, Loving, Thinking, Again

    政治・社会論集―重要論文選 作者: ラルフダーレンドルフ,Ralf Dahrendorf,加藤秀治郎出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 1998/11メディア: 単行購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る Ralf Dahrendorf「ライフ・チャンス」(加藤秀治郎、吉田博司、田中康夫訳 in 加藤秀治郎編『政治・社会論集 重要論文選』晃洋書房、1998、pp.63-98) 「幸福それ自体は、疑いなく望ましいものである。しかし、社会的価値として考える場合、少なくとも三つの欠点がある」(p.63)。 「公的幸福」の観念は(むしろ何か別のもの、つまり、平穏な均衡状態にあって全面的に正統性を付与された社会状態、を意味するものかもしれないが)、決して無意味なわけではない。しかし、社会は人間が幸福となるように形成されるべきだとの主張は、たいてい疑ってみなければなら

    「幸福」(ダーレンドルフ) - Living, Loving, Thinking, Again
  • 自由主義/保守主義/進歩主義(ダーレンドルフ) - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 政治・社会論集―重要論文選 作者: ラルフダーレンドルフ,Ralf Dahrendorf,加藤秀治郎出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 1998/11メディア: 単行購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見るRalf Dahrendorf「ライフ・チャンス」(加藤秀治郎、吉田博司、田中康夫訳 in 加藤秀治郎編『政治・社会論集 重要論文選』晃洋書房、1998、pp.63-98) 「幸福が捉えどころのないものだということ」と述べられて、ブレヒトの『三文オペラ』から、 そう、しあわせ目指して駈けろ でも、駈けすぎちゃいけねえ だって、みんな駈けてみろ しあわせは、ついていけねえ三文オペラ (1961年) (岩波文庫) 作者: ベルトルト・ブレヒト,千田是也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1961メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る

    自由主義/保守主義/進歩主義(ダーレンドルフ) - Living, Loving, Thinking, Again
  • ル・モンド・ディプロマティーク日本語版 - ル・モンド・ディプロマティークで世界を読む

    イスラエルの親友、ジョー・バイデン大統領はネタニヤフ首相への影響力を見誤っているだけでなく、米国の大多数の世論をも読み間違えている。イスラエルのユダヤ人が右傾化を強める一方で、ユダヤ系アメリカ人は左傾化を進めているのだ。その結果、米国の親イスラエルロビーはユダヤ人よりも福音派キリスト教徒 (...) →

  • R・ポーター「啓蒙主義」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    岩波書店 2004年 文が100ページちょっとのであるが(それに10ページ以上の訳者解説と20ページ弱の参考文書、6ページほどの日語文献案内がつく。それぞれがとても充実している)、とても内容の濃いであると思った。 ポストモダン思想は一時の力をもたなくなったとされるけれども、それでも反=近代の思想はいまだに根強いものがある。しかし、わたくし自身は、近代をそんなに悪いものとは思っていない。 批判するひとにとっての近代とは、「科学」であり「産業」なのであり、さらには「進歩」であり「理性」なのであろう。西欧で、そういう進歩への信仰が決定的に失われたのが、第1次世界大戦のときである。その後、ナチズムがあらわれ、ソヴィエトも崩壊した。近代の評判が悪いのはよくわかる。それでもわたくしには近代というものがそんなに悪いと思えないのは、近代とは啓蒙思想に通じる何かなのではないかと思っている点にある。も

    R・ポーター「啓蒙主義」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • 旅する読書日記 最底辺の10億人、生政治の誕生

    ポール・コリアー『最底辺の10億人:最も貧しい国々のために当になすべきことは何か?』(中谷和男訳、日経BP)に出てくる「オランダ病」の話が印象深い。ある国に天然資源が見つかり、輸出されるようになると、為替レートにおける時刻の通貨価値が高騰し、その国の他の輸出は国際競争力を失う。しかし、そこで失われたそのほかの経済活動は、技術的進歩に最適の手段だったかもしれないのである。天然資源が見つかったばっかりに、経済成長はかえって停滞してしまうのだ。これが最貧国に起こると結果は悲惨なものとなる。こうした問題に、政府の腐敗と、経済現象にかんする大衆の(不可避的な)無知が加わったナイジェリアの事例が痛々しい。 好況と不況の循環によって、有権者は政府がいつ誤りを犯したのかを判断しにくくなる。一九八〇年代の前半にナイジェリアは大きな石油ブームにわき、政府はその間に大きな負債を抱え、腐敗にまみれた不経済なプロ

  • 政治思想学会 The Japanese Conference for the Study of Political Thoght

    β版を限定公開(March 08, 2009)。 限定解除。正式な新装開店。(April 20, 2009) PDF版『政治思想学会会報』の公開は来週を予定しています。(April 20, 2009) Google検索窓をつけましたが、十分に使えるようになるまでは、もうしばらく時間がかかるようです。現存しない旧コンテンツへのリンクが表示されるかもしれませんが、どうかご容赦ください。(April 20, 2009)

  • TALK: 0426

    / Events / 【 24/08/19 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1930b|バタイユの造反するシュルレアリスム 【 24/08/05 】『流れの中で』読書会 #11<第9章|近代(モダニテイ)と同時代性――機械複製とデジタル複製> 【 24/07/22 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1931a|シュルレアリスムのオブジェ 【 24/07/08 】『流れの中で』読書会 #10<第8章|グローバル・コンセプチュアリズム再訪> 【 24/06/24 】Reading Group "ART SINCE 1900": 1931b|ヨーロッパ絵画と彫刻と「不定形」 【 24/06/10 】『流れの中で』読書会 #9<第7章|リアリズムについて> 【 24/05/27 】Reading Group "ART SINCE 1

  • 早川誠「熟議デモクラシーとグローバル化の諸側面」 - D's BLOG

  • NHKスペシャル 象徴天皇 素顔の記録、見たよ - finalventの日記

    NHKスペシャル|象徴天皇 素顔の記録 見るつもりはなくて、録画の設定中、天気予報を見ていたら始まり、つい見てしまった。 見て、感動しましたよ。天皇、SUGEEEEですよ。いや、昭和のシーンに明仁さんが出てきて「天皇」と言われると、「ちがうだろ皇太子だ」と脳内コビトが突っ込むのがうざい。 ウヨサヨがお好きな「天皇」というのはさておき、普通に公務をされているリベラルな中産階級の爺さん婆さんの金婚式に至る日々という感じが最高によかったですよ。中産階級なわけはなかろうにというのもあるかもしれないが、その慎ましさはそれだった。 このお二人のお人柄は、もう、どうしようもなくすばらしいものだった。人として優れているのだから、どうしようもないじゃんという以上に、ご努力の姿がきちんと伝わる。 天皇であることには、まあ、公務だしなというくらいに割り切って私は見ていたのだが、いやこの公務はただ事ではない。明

  • アスコナ会@20090404 - D's BLOG

    microtesto
    microtesto 2009/04/07
    アウグスティヌスに対する学部生レベルの知識って表現に受けたw『西洋政治理論史』を通読しただけの僕こそ笑えないレベルなわけだが