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politicalとbookに関するmicrotestoのブックマーク (113)

  • ヴィーナス・プラスX - 読んだから書いた

    銀行。NTT武蔵野営業所があると思ったところに行ってみて、平成十五年!十二月に閉鎖されていたことを初めて知って驚愕。成城でイアン・リトルウッド氏と事。サセックスも最近はせちがらく、留学生センターの仕事など大変とか。特殊講義、英文購読。 仕事で事務上の大チョンボをしていたことに気づく。もしかして読んでいる方がいないとも限らないので念を押しておくと、英語のチーム・ティーチングに関する話ではございません。 ヴィーナス・プラスX (未来の文学) 作者: シオドアスタージョン,Theodore Sturgeon,大久保譲出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2005/05/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (48件) を見るいわばスタージョン版『ユートピア便り』。未来の暴力なき両性人間レダム人の社会にタイムワープした男が観察するこの社会のありさまと、現代

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  • 総統万歳 - 読んだから書いた

    CALL英語、市役所、会議、会議。 ディズニーとライバルたち―アメリカのカートゥン・メディア史 作者: 有馬哲夫出版社/メーカー: フィルムアート社発売日: 2004/05/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (4件) を見るディズニーのサウンドトラック先行方式とか、フライシャーのロトスコープ、ラオウル・バレのフランス流切り紙式アニメなど、テクニックの基情報がたっぷり読めるのがすごく便利。フライシャー兄弟は、あとから音を入れてもキャラクターの動きが音とあっているように見せかけるために、ポパイのたえまない上下動の動きを導入した、とか。サリヴァン・プロが1915〜1916に「ちび黒サンボ」のアニメーション版「サミー・ジョンシン」を作っていたこと、初期のフェリックスはそのイメージと重なっていたこと、ははじめて知った。 よく知られてることなんだろうが、カン

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  • Up from Zero - 読んだから書いた

    Paul Goldberger, Up from Zero: Politics, Architecture, and the Rebuilding of New York (Random House 2004)。グラウンド・ゼロ後の建設計画を追ってとてもリーダブルな名著。これと美 Imagining Ground Zero: Official and Unofficial Proposals for the World Trade Center Site を併せて、なんとか授業ができる程度のことはわかった。パタキ州知事、Port Authority(ニューヨーク/ニュージャージー港湾管理局――国際貿易センターはここの管理下にあった)、新しく作られたLMDC(ロウアー・マンハッタン開発事業)、デベロッパーのラリー・シルヴァースタインといった複数のパワーの絡み合いがもうなにがなんだか。LMD

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  • 美しい国の美しくない外交 - Apes! Not Monkeys!

    扱われているトピックは国連分担金(第1章、第6章)、イラク戦争(第2章、第4章)、常任理事国入り問題(第3章)、拉致問題(第5章)。日は分担金を恒常的に滞納しているうえに、(非常任)理事国には世界で最多の9回当選している。また日の分担率増加の3分の2はアメリカの分担率を下げたことによるものである。にもかかわらず日では「高額の分担金を払っている割に発言権がない」というイメージが定着してしまっている、という。そもそも「高額」といっても(2005年の場合)380億円ほどに過ぎないのだが。 このように、著者によれば、日では政府の国連外交の実態がよく知られないまま外交が論じられているという。「隠している」といっても、書ではいわゆる機密情報のリークなどに依存する記述は全くなく、公開された(多くは自宅に居ながらにして入手可能な)情報がベースである。したがってマスメディアの責任は非常に大きい。

  • デモクラシーとは何か - 雑記帳

    デモクラシーの起源、直接民主主義と間接民主主義の違い、ポリアーキーという概念の提示、そして現代のデモクラシーの抱える問題点などについて述べられた良著。強調は引用者による。 古代ギリシアは、今日わたしたちが考えるような意味での国ではなかった。つまり、すべてのギリシア人が、唯一の政府をもった単一国家に住んでいたわけではないのである。それどころか、ギリシアは、数百にのぼる独立した都市国家からできており、それぞれの都市国家には、その周囲に田園地帯が広がっていた。ギリシアの主権国家は、アメリカ、フランス、日をはじめとする近代国家、すなわち、近代世界の大部分を支配してきた国民国家と違い、都市国家だったのである。いちばん有名な都市国家は、古典古代の時代からずっと、アテナイである。…… デモクラシー、つまりデモクラティアということばは、ギリシア人 - おそらくアテナイの人びと - がつくりだした造語で、

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  • シェラの講演「図書館の社会学的基盤」 - ケペル先生のブログ

  • http://bewaad.com/20070104.html

  • 国際政治とは何か - 雑記帳

    3年前に書いた読後録のリサイクル。京都大学の高坂正堯教授の弟子にあたる中西寛の国際政治学概説*1。著者の国際政治観はリアリズムに立脚しているが、このではそのリアリズムの限界を何とかして克服しようとする努力が成されている。著者は「仮想の地球社会」と呼ぶ昨今の流れに対して批判を行なっている。 序章 国際政治への問い ……私は、英米の偽善を暴くことには急でありながら、その批判が自己の立場への反省にではなく、むしろ自らの立場を正当化する論拠となった点に戦前日の国際政治観の弱さを見る。日は、英米の偽善を指摘する点で自らがより高い道徳的立場に立っていると主張した。真の平和、真の解放の唱道者は自分だと主張した。しかしその一方で、自己の国益を主張し、その立場を正当化するにあたってはきわめて無造作であった。それは一言で言って独善的な態度と言えるものであった。(p7-8) 国際政治においては必要や正義に

    microtesto
    microtesto 2007/01/02
    後で何か書くかも。
  • Tシャツはどこから来たのか? - 梶ピエールのブログ

    最近グローバリズム関係のエントリが多かったので書店で目に付いたこのをあまり期待せずに購入して読んだのだが・・よい意味で期待に反してとても面白いだった。 あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実 作者: ピエトラリボリ,Pietra Rivoli,雨宮寛,今井章子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/12/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (42件) を見る こののタイトルだけを見ると以前取り上げた中国のビーズ工場のドキュメンタリーと非常に似通った発想によって書かれているように思える。しかし、ドキュメンタリーがビーズの消費者と生産現場という、グローバル経済の連鎖の両端の目に付きやすい部分を図式的に描いているのに対し、このは、むしろその連鎖の中間、さまざまな労働運動や関税や輸入制限といった

    Tシャツはどこから来たのか? - 梶ピエールのブログ
  • 2006-12-27

    今年の初めに今年の目標は『年末に「今年の10冊」というエントリを書くこと』なので気の利いたコメントがなんら浮かばない場合でもがんがん読んだをメモしまくりますよええと書いたわけですが、結局いつものごとく駆け込みとなってしまいました。 とりあえず31日までに「今年の10冊」というエントリを書くために、頭だしを兼ねて今年読んだを簡単なコメントと共にずらっと挙げていきます。中にはこんな簡単な扱いでは申し訳ないが結構あるわけですがどうもすみません。 では早速。なんとなくジャンル分けしてますが読んだ順ではありませんので念のため。あと書き溜めたメモを元にしてたりするので文体バラバラですがいつものことなのでご容赦くださいまし。 【経済系】 新刊ばっかりで教科書を読むのは全然進んでません・・・orz。そうか新刊の教科書読めばいいのか【そういう問題ではsvnseeds】。 実験経済学入門~完璧な金融市

    2006-12-27
  • Economics Lovers Live: 『制度と秩序の政治経済学』

    頂きもの。スティグリッツがノーベル賞講演で言及した情報の非対称性の政治過程論というのは興味深い。もちろんスティグリッツの近年の啓蒙的な著作に反映されているIMFなど国際機関の意思決定過程の非民主化もその根っこにはこの情報の非対称性があるんでしょう。第一章で参照されている曽我謙吾『ゲームとしての官僚制』も読まないといけないかも。 制度と秩序の政治経済学 作者: 河野勝,清野一治,藪下史郎出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/02メディア: 単行購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る

    Economics Lovers Live: 『制度と秩序の政治経済学』
  • 奈良岡聰智・加藤高明と政党政治 - ernst@hatenablog

    加藤高明と政党政治―二大政党制への道 作者: 奈良岡聰智出版社/メーカー: 山川出版社発売日: 2006/09/01メディア: 単行 クリック: 13回この商品を含むブログ (10件) を見るさまざまな一次資料を使って,加藤高明の政治姿勢や二大政党制の発展を追っています。 加藤高明は戦前における普通選挙法の制定を主導した人物として,すでに小学校の歴史の授業でもその名が登場するほどに有名な戦前の政治家です。しかしその割には学術書における取り上げられ方はあまり大きなものではありませんでした。書はさまざまなルートから一次資料を獲得しながら,加藤高明の生涯に沿って,彼の政治姿勢を明らかにしつつ,そこから戦前における二大政党制の形成過程を分析しています。 加藤高明は戦前における二大政党の一方である憲政会を率いていました。しかし書を読むと,もう一方の潮流であった政友会とのつながりも強く,また

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  • 『ダール、デモクラシーを語る』ロバート・ダール(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「デモクラシーの可能性と不可能性」 ロバート・ダールはアメリカ政治哲学者で、デモクラシーの理論の専門家といっていいだろう。ぼくがこれまで読んだのは『ポリアーキー』の一冊で、すっかり過去の人かと思っていたが、今回イタリアで編まれたインタビューは、九・一一のテロの直後に行われたものであり、まだまだアクチュアルな理論家であることを知らされた。 ダールのポリアーキーの理論は民主主義の理論であるが、デモクラシーではなく、ポリアーキーという言葉を使うのは、現代の民主主義のありかたか、デモクラシーという用語の発祥の地である古代ギリシアの民主制とは、一つの点だけで異なるものとなっているためだ。ダールが示す民主主義の必要条件は次の五つだ。 (1)メンバーが決定に参加する平等で現実の機会をもっていること (2)メンバーの投票が同じ重みをもっていること (3)メンバーが問題となっている方

    『ダール、デモクラシーを語る』ロバート・ダール(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 井手英策・高橋財政の研究 - ernst@hatenablog

    高橋財政の研究―昭和恐慌からの脱出と財政再建への苦闘 作者: 井手英策出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2006/12メディア: 単行購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る高橋財政のもつ経済学的な意味とその現代への含意を検討しています。 首相にもなり,また何度も大蔵大臣を務めた高橋是清は,戦前を代表する政治家として広く知られています。とくに井上準之助蔵相による緊縮財政の後,1931年に大蔵大臣に就任してからの高橋是清の政策は「高橋財政」として,数年前まで深刻だったわが国の不景気を脱却するモデルとしてもてはやされていました。書はこの高橋財政がもつ主として経済史的意味を検討するとともに,同じく過剰な国債発行に悩む現代へのインプリケーションを検討しています。 書は,高橋財政の特色である日銀引き受けがなぜなされるようになり,それがどうやって「制度化」したのかの

    井手英策・高橋財政の研究 - ernst@hatenablog
  • 根回しとタウンミーティングと税のすりかえ - 本と奇妙な煙

    中世人と権力-「国家なき時代」のルールと駆引-中世ヨーロッパ万華鏡1 作者: ゲルトアルトホフ,Gerd Althoff,柳井尚子出版社/メーカー: 八坂書房発売日: 2004/07/01メディア: 単行 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る主君の寵愛で出世できたか [中世の宮廷を]主君の寵愛をかちえるための油断も隙もない戦いの場としてイメージしたとしても、決して間違ってはいないだろう。しかし興味深いことに、寵愛を意のままに授けたり打ち切ったりできるはずの当の領主や国王は、そうしたシステムの中では絶対的な地位を築くことができなかった。取り巻きが結束して不公平な措置に反発するような事態を招きたくなければ、主君はそれぞれの忠臣の地位や立場に応じて寵愛を配分しなければならなかったからだ。カロリング朝時代にはすでに貴族たちが政権運営に深く関与し、その要求をまず第一に考慮せざるを

    根回しとタウンミーティングと税のすりかえ - 本と奇妙な煙
  • historical amnesia: 2006年ベスト経済書(週刊ダイヤモンド)

    『週刊ダイヤモンド』(12/23号)に特集されている「2006年ベスト経済書」で,私が1位にいれた安達さんの(『脱デフレの歴史分析』藤原書店)は,全体の12位だった。関西大学の浜野先生と一緒にコメント掲載。これもまた何かのご縁でしょうか?笑 『東京新聞』『中日新聞』(7月9日)の書評欄に掲載された拙評を再掲。 近代日の経済的基礎を築いたと言われる明治期の松方財政,金再禁止とリフレーション政策によって昭和恐慌からの脱却を果たした高橋財政,そして西欧近代の超克を大東亜共栄圏という形で実現しようとし,無惨な挫折に終わった戦時体制。書は,戦前期の三度の大きな政策転換を「政策レジーム」の転換として捉え,それらの分析を通じて現代日への「歴史的教訓」を引き出そうとしている。 通常,経済学的な意味での「政策レジーム」とは,政策当局が経済政策を遂行するにあたって選択するルールの体系であり,金融,財政

  • 『犯罪不安社会 本日発売 編集後記のようなもの』

    浜井浩一氏、芹沢一也氏共著「犯罪不安社会 」が日発売になりました。 このは今世の中に流布している「治安悪化」をはじめとした、犯罪がらみの「常識」を根拠をもってほぼ全面否定。 さらに、マスコミや90年代の論者に対する実証的な批判でもあります。 このたびのエントリーでは、僭越ながら、編集後記のようなものを書かせていただければと思います。 ** 浜井先生の論考をはじめて読んだのは、二〇〇六年の冬、正月明けで世の中がまだ日常に戻りきっていない国会図書館の新館です。 以前、ある知り合いから、同じ問題意識に基づいていると思うからと勧められていた浜井浩一教授の論文を探して読んだのです。ちょうど芹沢一也先生の「ホラーハウス社会」の校了明けの週でした。 それは「日の治安悪化神話はいかに作られたか――治安悪化の実態と背景要因(モラル・パニックを超えて)」(二〇〇四年)と「過剰収容の当の意味」(二〇〇二

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  • エラー|Ameba by CyberAgent [アメーバ]

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