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ブックマーク / leanstartupjapan.co.jp (14)

  • 「アクティブユーザ」の本当の定義、「幸せ指標」を測定すること | Lean Startup Japan LLC

    前回の記事では、リーンスタートアップの実践における「測定」の重要性について、エリック・リースの翻訳記事をお伝えしました。 その流れで「測定」について書いてみたいのですが、今回は「なにを、どう測定するべきか」についてお伝えしようと思います。 スティーブ・ブランクが「アントレプレナーの教科書」のなかで、スタートアップが最初に獲得すべきユーザを「エバンジェリスト・ユーザ」と呼んでいることはすでにご紹介しました。 特定の課題を抱えていることを明確に理解しており、すぐにでもお金を払ってサービスを使いたがっているこのユーザは、サービスに満足すると自らがサービスの宣伝活動を行なってくれるという、スタートアップにとって最も重要な初期ユーザです。 一方、一般的には「アクティブ・ユーザ」という言葉がよく聞かれます。 登録ユーザのなかで、サービスを継続的に利用している(例えばログイン)ユーザをさしているケースが

  • ランディングページの失敗はどこで発生するのか? | Lean Startup Japan LLC

    サービスのコンセプトが決まったら、すぐにランディングページを作成して、サービスがローンチしたタイミングで通知してくれるサービスが増えてきました。 Ash Mauryaの”Running Lean“でも、リーンスタートアップの実践方法として、ランディングページの早期立ち上げを推奨しています。 私も様々なサイトを訪問して新サービスを日々試しているのですが、このランディングページの作り方には、いつも共通した問題(間違い)があると感じているのです。 それは・・・ サービスのコンセプトや利用手順ばかり紹介されていて、なにを解決してくれるのかさっぱり分からないのです。 もっと簡単に言うと、そのサービスを利用した後に、自分がどのように幸せになるか、まったく想像できないのです。 「新感覚のソーシャルメディア」 とか言われて、そのサービスを使った後の自分の幸せな姿って想像できますか? 初めてサイトを訪れたユ

    moronbee
    moronbee 2017/09/08
    "機能を売るな、ハッピーエンドを売れ!"
  • 3分でわかる「ビジネスモデル症候群」 | Lean Startup Japan LLC

    2010年に当ブログを開設して「リーンスタートアップ」を紹介し、その後5年間にわたり実際に数多くの起業家や企業における新規事業開発を支援してきましたが、新規事業や起業を成功させるにはとにかく良いビジネスモデルを(仮説検証をしながら)設計できることが条件だと盲目的に認識している状態とは、「ビジネスモデル症候群」という「思い込みの病」を患っている状態だと感じるようになりました。 理由はとても単純。私が携わってきた事業開発や起業シーンにおいて良いビジネスモデルの設計と実現を真摯に追い求めるひとほど、現実的には良い結果を得られていないという現実が数多く発生したからです。そしてそのような状態に陥らせるよう、私自身が実に多くの方をミスリードしてきてしまったのです。一般的には事業成功確率と正比例の関係にあると信じられているビジネスモデルの設計・構築が、どのように事業開発や起業に悪影響を及ぼすかについて、

    moronbee
    moronbee 2015/12/14
    "マイナスの効果を生んでしまうデメリットが2つ存在することが確認できています。それは「シミュレーションに多大な資源を費やす」こと、そして「収益源の選択肢を狭める」ことです。"
  • 新規事業開発とは「略奪」そのものである | Lean Startup Japan LLC

    2012年に自分の頭の整理を目的に作成した”Lean Diagram“とそのマニュアルが、昨年後半ぐらいからジワジワとDL数、販売数ともに継続していて、なんで今頃になって?という疑問から、自分でも久しぶりにマニュアルを読み返してみました。 自分で言うのも何ですが、3年前に作成したものとしてはなかなか的を得ているなーと思ったので(笑)、今回は”Lean Diagram”を開発したきっかけや、その概要をご紹介しようかと思います。様々あるキャンバスを新規事業開発に利用している方にはぜひ読んで頂きたいです! 2012年当時、様々なキャンバスを書きながらビジネスモデルを設計するという手法が少しずつ広がっていく中、アッシュ・マウリャやブラント・クーパーなどが提唱する「スタートアップが最初に目指すべきマイルストン」である「プロブレム・ソリューション:フィット(課題と解決策が一致している状態)」を、どうや

    moronbee
    moronbee 2015/05/01
    "プロブレム・ソリューション:フィット(課題と解決策が一致している状態)」を、どうやったら判定できるか"
  • エンタープライズにおける「新規事業成功の定義」とは | Lean Startup Japan LLC

    ずらりと並んだ新規事業やベンチャー成功に関する書籍。新規事業開発や起業に関わる方であれば一度は手に取ったことがある書籍も含まれていることでしょう。著者の経歴を見ると、中小企業診断士やコンサルタントを職業とする方から、学術機関の研究者、投資家、そして起業家などが並びます。 私はプロセスコンサルタントの立場から、新規事業を成功に導くプロセスの研究を長く続ける過程でこうした書籍を数多く熟読してきたのですが、常にあるひとつの質問を掲げながら、こうした書籍を読んでいます。その質問とは・・・ 「そもそも新規事業の成功の定義ってなんだろう・・・そしてこの書籍ではどのように定義しているのだろう・・・」です。 みなさん、こうした書籍を選ぶ際に、そのが設定している成功の定義と自分たちが設定している目標が一致していることを確認していますか?これらの書籍はいわば「手引き書」な訳ですが、手引きである以上、目標が一

    moronbee
    moronbee 2015/03/18
    プロジェクト・マネージメントと同様に、ゴールを明確にしよう。
  • リーンを成功に導く「リーン・ファシリテーター」を紹介します | Lean Startup Japan LLC

    “Lean Startup Japan”ブログの更新は実に7ヶ月ぶりになります^^; ご愛読頂いておりましたみなさま、大変申し訳ありません! 昨年ぐらいから更新頻度が減ってしまっていたのですが、今年は久しぶりに投稿欲に燃えております(笑)というのも、みなさまにお伝えしたいことがようやく整理でき、書きたいことが圧倒的に増えたのです! 2015年を迎えた現在、リーンスタートアップ自体の存在や考え方はすでに広く普及した反面、新たにリーンに取り組んでもなかなか効果が実感できなかったり、頓挫する事例も見聞きするようになりました。 2012年の日語版書籍出版や関連記事の増加に伴い、実は、リーンスタートアップによってもたらされた成功事例よりも、導入に失敗するケースや効果を実感できずに暗礁に乗り上げるケースの方が格段に増えているように感じます。せっかくリーンの必要性に気づいたにも関わらず、むしろムダな時

    moronbee
    moronbee 2015/02/03
    リーンへの取組みの成否を分かつものは、"リーンスタートアップのような「新しいプロセスの導入」だけに責任を持つ担当者が存在しているか否か、という違いだった"
  • 「始められても続けられない…」 リーンスタートアップを継続する2つのヒント #1 | Lean Startup Japan LLC

    リーンスタートアップの考えに従って事業設計を「開始」することは、ステークホルダーの合意があればすぐにでも始められます。 ですが、それを成功するまで「継続」するとなると、とてもハードルが上がります。実際、多くのチームが仮説検証に取り組んでは、ほんの数ヶ月でアイディア重視に走ったり、プロダクト開発に着手してしまったりします。 これはいったいなぜなのでしょうか。 何度インタビューを行っても、ニーズを確信するに至らないからですか? やっぱり、とにかくまずはサービスを作って、グロースハックをガンバってユーザ数を増やしていた方が、成功に近づいているように感じるからですか? わかります! これってつまり、事業開発をするチームには、たとえ仮説が「反証」され続ける状態であったとしても「前へ進んでる実感」が必要だと言うことなのです。 この「評価基準」を適切にセットすることなく仮説検証を始めてしまうと、自分たち

    moronbee
    moronbee 2014/06/02
    評価は目標に紐付いて設定されるべきという話。
  • ぜんぜん「ストーミング」しないブレストを劇的に改善する! | Lean Startup Japan LLC

    仕事で多くのブレインストーミングに参加しますが、当にブレインがストーミングしたところを見ることは非常にレアです(笑) 「アイディアの否定はしない」「Yes, andでひとのアイディアに乗っかる」「適度な人数・時間」など最低限のルールは準拠しているのですが、出てくるアイディアは予想された範囲内で、ぜんぜん「発散」しきれません。こうした状況はきっとみなさんの職場でも起こっているのではないでしょうか。 ルールは守っているにも関わらず、まったく発散できない理由はなんでしょうか。 ファシリテーターが上手にアイスブレイクできないから? そもそも参加者のクリエイティビティが少ない? 原因は様々挙げられますが、実はほとんどのケースで起きているのは、主催者がどのようなアイディアを期待しているかが見抜かれていることが原因です。参加者はブレストのテーマから主催者の意図を察知して、なんとか良い答えを出してあげよ

  • 私たちはどうして課題仮説インタビューを止めたのか | Lean Startup Japan LLC

    ある企業の新規事業におけるリーンスタートアップのコンサル事例をちょっとだけ紹介します。 テーマは「課題仮説インタビューからの脱却」です。 リーンスタートアップの実践を目指す多くの方が、キャンバスに描き出したターゲットユーザの抱える課題仮説をインタビューによって検証するという作業を行っているかと思います。 率直に伺いますが、そのインタビューはうまくいってますか? 実際のところ、多くの方が仮説検証のインタビューは難しいと感じているのが音ではないでしょうか。私のクライアントもまったく同じ状況でした。 課題仮説検証のインタビューによって効果的にフィードバックを得るには、多くのスキルセットが必要です。仮説設定(特にサイズと言語化)の適切さ、インタビューシナリオ、インタビュー先(ターゲットユーザ)の選定、インタビュー環境作り、インタビュー時のラポール、バイアスの回避などなど…。 これらがすべて上手く

  • アイディアを事業に進化させるサイエンス | Lean Startup Japan LLC

    「良いビジネス・アイディアはどこから生まれるのか…」 アントレプレナーにとっての永遠の課題であり、そして永久に定型の答えが出ない問いでもあります。 しかし、その逆に「アイディアがどこで失敗しているのか」はそれなりに分析できます ひとが「ビジネス・アイディア」と呼ぶ対象は、単なる思いつきの段階から、精巧に設計されたビジネスモデル、プレゼンテーションまで幅がありますが、最終的にはマーケットから見た時に価値あるプロポジションになっていなければいけません。 せっかくビジネスモデルが優れていようがプロポジションが適切でなければ良いビジネスには成長しないのです。 とても良い 着眼点をでビジネスの種を捕らえていても、プロポジションができないためにビジネスとして成功しない……… これは典型的なアントレプレナーのつまずきです。 良い種を見つけたとしても必ずしも成功が約束されないのは、このようにアントレプレナ

    moronbee
    moronbee 2013/07/08
    "アイディアがこうしたプロセスを経て成功する事業案へと進化することを知ってさえいれば、自分がつまずいた時に「どこ」でつまずいているかを振り返ることができます"
  • 「いますぐ『新規事業開発プロジェクト』を停止してください!」 | Lean Startup Japan LLC

    リーン・スタートアップ導入のコンサルをお受けする際、一番最初にクライアントにお話するのは、「いますぐ『新規事業開発プロジェクト』を停止して下さい」とお願いすることです。 「新規事業開発プロジェクトを実施するからこそ、リーン・スタートアップのコンサルを依頼しているのだよ…」とのクライアントの戸惑いはいつものことですが、こうお願いする理由は実に単純です。新規事業を創造するということは「開発」でもなく「プロジェクト」でもないのです。 ちょっと説明しましょう。 新規事業を作る理由は、企業によっても、アントレプレナー個人によっても様々です。しかし理由がなんであれ、そしてそれが誰であれ、作ろうとしているのは新たなビジネスモデルやイノベーションであり、単なる新製品などではありません。となると、新規事業とは絶対に「開発」できるものではなく、ひたすら実験を通じて「発見」するものなのだということがわかります。

    moronbee
    moronbee 2013/05/01
    "ローンチ時のパーティーを「2度目のキックオフ・パーティー」として下さい"
  • 【リーンスタートアップ・ツール】仮説の記述ツールを集めました! | Lean Startup Japan LLC

    今日、志茂さんがツイッターで仮説の記述シート集めたい!と仰ってたので、ざーっと集めました! アイディアは素早く仮説化して、どんどんバリデーションするのが良いと思います。こうしたツールを駆使するのはスピード感を高めるには最高! 事業計画書とか忘れましょう! ■”The Business Model toolkit” http://thestartuptoolkit.com/ ※超オススメ! ■”ADVANCED” BUSINESS MODEL CANVAS http://www.slideshare.net/RodKing/business-model-dashboard-for-lean-startups ※↓のキャンバスの拡張版 ■”Business Model Canvas” Webサイト: http://www.businessmodelgeneration.com ここからPDF

  • ケーススタディ11 初期の成功を放棄し、スケールするためのPivotとは?Herokuの場合 | Lean Startup Japan LLC

    HOME » Blog » ケーススタディ » ケーススタディ11 初期の成功を放棄し、スケールするためのPivotとは?Herokuの場合 Startup Lessons Learned Conference関連記事第3弾はアプリケーション・プラットフォーム・サービスを提供している”Heroku“です。 ご存じの方も多いかと思いますが、Herokuは2011年1月にSalesforce.comに2億1200万ドル(約172億円!!)で買収されました。 Y Combinator出身のスタートアップとしては、Dropboxと共に登壇です。 もちろん内容はHerokuを利用方法ではありませんが、実際の活用方法はこちらに詳しく紹介されてましたのでよろしければ合わせてご覧ください。 PaaSサービスのパイオニア的存在のHeroku共同創業者”Adam Wiggins”が今回紹介するのは、”The

  • 起業家・ベンチャー・スタートアップ | Lean Startup Japan LLC

    "Lean Startup Japan"では、起業を目指す(または起業間もない)方を対象とした「起業家育成プログラム」を開催しています。 Lean Action Programは、自律した「起業家」を育成することを目的とした、日でも数少ないプログラムです。 起業を志したその日以降、残りの人生を自分自身で設計し、雇用に依存せずに生計を立てて生きていくための「起業家思考」を徹底的に学ぶことができます。起業家育成と称して、ビジネスモデルの設計とプレゼンテーション、そしてベンチャー・スタートアップを「始めること」だけを教えるのではなく、その先に待ち受けている既知の経営リスクや、その乗り越え方についても徹底的に指導する、「成功まで」を目指したプログラムです。 ※詳細はLean Action Program専用サイトをご覧下さい http://leanaction.com/

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