参院外交・安全保障調査会は7日、「自律型致死兵器システム(LAWS)に関する国際的なルール作り及び対人地雷禁止条約の履行確保に係る取組と課題」について参考人質疑を行い、日本共産党の岩渕友議員が質問しました。 LAWSとは人間が関与することなく、AI(人工知能)の判断で敵の選別や攻撃ができる兵器で、「殺人ロボット」とも呼ばれます。昨年の国連総会では、国連憲章や国際人道法などが、LAWSにも適用されることを確認する決議が採択されました。グテレス国連事務総長は各国に対して、2026年までにLAWSを禁じる法的枠組みの整備を求めています。 岩渕氏は、LAWSの実用化、配備に対して、「世界各国のAI専門家や開発者、企業や団体などからも懸念が示されている」と指摘。「開発や製造、使用の禁止に向けたルールづくりが必要だ」と主張しました。 そのうえで、現在行われているウクライナ侵略やガザ攻撃の例を挙げ、侵略
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