沖縄県議会質問で島袋大県議(沖縄自民党・無所属)が、琉球新報社(那覇市)への県の無利子融資を批判した発言は八重山日報や産経新聞が報じた。ヤフーニュースにも転載された結果、ネット上には「玉城デニー県政と琉球新報の癒着だ」などと事実に反する風説が流れている。
沖縄県議会質問で島袋大県議(沖縄自民党・無所属)が、琉球新報社(那覇市)への県の無利子融資を批判した発言は八重山日報や産経新聞が報じた。ヤフーニュースにも転載された結果、ネット上には「玉城デニー県政と琉球新報の癒着だ」などと事実に反する風説が流れている。
辺野古での座り込み活動を伝える看板(資料写真) 高須クリニックの高須克弥院長が12日、新基地建設が行われている名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪ね、座り込み抗議の連続日数を示す看板前で写真を撮り、「誰もいないので座りこみしてあげたぜなう」とのコメント付きでツイッターに投稿した。しかし、同日は高須氏の到着前に抗議行動があり、訪問時も工事に反対する男性がいた。現場に居合わせた県外の大学教授が、琉球新報の取材に応じ、当時の様子を説明した。 教授はフィールドワークのため辺野古を訪れ、反対行動に加わった名護市の男性に聞き取り調査を行っていた。 高須氏は午後4時過ぎ、大柄な男性と共に現場を訪問、ゲート付近のテント前で立ち話をしている教授らに「こんにちは」と声を掛け、教授も「こんにちは」と応えたという。滞在時間は10分程度だった。 現場には通常の車両が出入りするゲートとは別に、工事用車両が
米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設に伴う名護市辺野古(へのこ)の新基地建設で、政府が沿岸部に土砂投入を始めて14日で4年になった。県民投票で7割が反対の意思を示したにもかかわらず、政府はいまだに工事を進めている。抗議活動を続ける沖縄平和運動センター事務局長の岸本喬(たかし)さん(59)は「民意は明確。工事を強行する為政者に、民主主義を守らせる戦いを続ける」と話している。(山口哲人)
「悔しくて、1週間ろくに眠れない」と、70代の女性は言った。50代の男性はこの話題になった途端、みるみる目に涙をためて何も言えなくなってしまった。ひろゆき(西村博之)氏の言動は、沖縄の人々の心の奥深いところを傷つけている。なぜなのか、考えている。 始まりは10月3日のツイートだった。「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」。名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前。「新基地断念まで 座り込み抗議 不屈 3011日」という掲示板の横で、満面の笑みを浮かべてピースする写真を添えていた。この時は夕方で、現場に抗議の市民はいなかった。 インターネット掲示板「2チャンネル」創設者で、世論への影響力が強い「インフルエンサー」と称されるひろゆき氏。翌4日には再び辺野古を訪れ、座り込みを続けてきた市民に向かって、なぜか座り込みの定義を説教し始めた。「座り込みの意味をたぶん理解され
4日にシュワブゲート前を訪れたひろゆきさん=名護市辺野古(仁尾淳史さん提供) 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での抗議活動に対する、ひろゆき(西村博之)さんの発言を受けて、琉球新報社がひろゆきさんへの取材を申し入れ、それを見合わせたことについて、ひろゆきさんが20日午後、「琉球新報側の都合で前日ですが取りやめになりましたー。」とツイッターに投稿した。 ひろゆきさんのツイートは「『言った。言わない』を避けるために、配信しながら取材をする形で進んでいたのですが、琉球新報側の都合で前日ですが取りやめになりましたー。」と記されている。 本紙は10月中旬、ひろゆきさんと親交がある人を介してインタビュー取材を申し入れていた。ひろゆきさんが提示した21日午後7時から取材をインターネットで配信することを前提に調整を進めてきた。配信は仲介者のユーチューブ・チャンネルを想定していた。 調整を進める中、
インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者のひろゆき(西村博之)氏に同行撮影した、ネット放送局「ABEMA(アベマ)」の番組が議論になっている。ひろゆき氏の沖縄に関連する言動を取り上げ、「社会活動家の実態を明るみに出した」などと歓迎の声がある一方、「分断をあおった」との批判も噴出した。番組の初代プロデューサーだった江戸川大学非常勤講師の鎮目(しずめ)博道さん(53)に見解を聞いた。【和田浩明】 ツイッター投稿で物議 番組で議論 アベマは民放のテレビ朝日とネット広告事業などを行うサイバーエージェントが出資する「AbemaTV(アベマティーヴィー)」社が運営する。議論になったのは「変わる報道番組#アベプラ」の枠で7日に57分間放送された。 ひろゆき氏は3日、沖縄県名護市辺野古で続く米軍普天間基地(宜野湾市)の県内移設計画に対する座り込み抗議の現場を訪れ、「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日
Published 2022/10/18 07:45 (JST) Updated 2022/11/05 13:17 (JST) 抗議日数の掲示板に関するひろゆきさんのツイッター投稿や「沖縄の人って文法通りしゃべれない」などとした発言について、基地建設への抗議に参加する芥川賞作家の目取真俊さんに見解を聞いた。 ▼ひろゆきさん「0日にした方がよくない?」 辺野古ゲート前の座り込み抗議巡る投稿が物議 ―どう捉えるか。 「(動画の)再生回数を増やして広告収入を得る『炎上商法』で辺野古が標的にされた」 「(座り込みの定義の)辞書的な話は荒唐無稽だ。座りっぱなしでなく、実情に応じた形でやっている。真剣に取材せずにおちょくり『中国の利益になる』とネット右翼的な方向に議論すると(動画の)再生が増えると熟知している」 ―ひろゆきさんはネット番組でも座り込みの定義に終始した。 「自分の土俵から出ず、対話が成立
ひろゆき氏が新基地反対派に論戦を仕掛け、その一部始終を放送 ひろゆき氏は、反対派が「新基地断念まで座り込み抗議 不屈 3011日」と書き込んだ看板の隣に、ピースサインと笑顔で収まった自身の写真も投稿。現場では、「座り込み」の定義について反対派に論戦を仕掛け、その一部始終と抗議活動の在り方をめぐる討論の様子が、インターネットテレビ番組「ABEMA Prime」で放送された。 一連の騒動について語ったひろゆき氏。左は辺野古基地移設反対派に寄り添うYouTuberのせやろがいおじさん(「ABEMA Prime」10月7日放送) ひろゆき氏はその後も、この件について自身の主張に反対したり、抗議の意を示す人たちに、《長年続けて効果が無かったことが明確になっても、関係者のプライドを守るために止められない》(10月10日)、《論理的な反論が出来ない頭の悪い人は、気に食わない発言を「ヘイトスピーチ」と言っ
現在は普天間飛行場の滑走路になっている宜野湾馬場周辺の松の木の下に腰掛ける人たち。「サーターヤー」と呼ばれた製糖工場も近くにあったという=1941年撮影(宜野湾郷友会写真集『じのーんどぅーむら』より) 普天間飛行場が市街地の真ん中にある状況について「普天間にはもともと田畑で人はおらず、基地ができた後に周りに移り住んだ」とする言説が聞かれる。実際には「普天間」がある場所は戦前、集落が広がり、人々が生活を営んでいた。現滑走路の一部はかつて松並木の宜野湾馬場で、伝統の琉球競馬を見に遠方からも人が訪れた。米軍は沖縄戦で地元住民を収容所に閉じ込め、その間に基地建設を強行した。住民は基地の周りに追い出された。地主たちは現在も、清明祭などの際に、普天間の立ち入り許可を申請し、戦前から存在している基地内の墓を訪ねている。 一方、ハーグ陸戦条約は戦争中の民間地奪取を禁止している。普天間は民間集落だったため、
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