米軍辺野古新基地建設問題が最大争点になった2022年1月の沖縄県名護市長選で、統一協会(世界平和統一家庭連合)が渡具知(とぐち)武豊市長=自民、公明推薦=を組織的に支援したと報告されていることが30日、本紙の調べで分かりました。また、同じ日に投開票された同県南城市長選でも同協会は自民党系候補を応援していました。統一協会の韓国組織がユーチューブで公開した動画から判明したもの。(統一協会取材班) 南城市長選でも自民系候補応援 この動画には、九州・沖縄の統一協会を統括する第5地区長だった朴鍾泌氏の発言が公開されていました。 動画で朴氏は、名護市長選で渡具知氏が当選したと報告。渡具知氏の選挙事務所で撮られたとみられる記念写真をモニターで紹介し、支援の内容を次のように明かしました。 「独自のチラシを渡具知市長と選対幹部と打ち合わせの上作成」「弱い地域に12000枚配布」「電話宣伝のお手伝い」 渡具知
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