Published 2023/01/31 14:42 (JST) Updated 2023/01/31 14:47 (JST) 自民党の丸川珠代元五輪相は31日、民主党政権時代の2010年に参院厚生労働委員会で子ども手当法案が採決された際、「愚か者」とやじを飛ばし批判した過去について「反省すべきは反省したい」と述べた。 自らのやじを巡る岸田文雄首相の国会答弁を真摯に受け止めると強調。「当時は私の発言を取り上げ、党もTシャツを作り販売した。私を含め、党が反省すべきは反省すべきだ」とも語った。 丸川氏は現在、党参院幹事長代行を務める。世耕弘成参院幹事長の記者会見に同席後、国会内で記者団の質問に答えた。
衆院予算委員会で立憲民主党の長妻昭氏の質問に答える岸田文雄首相=国会内で2023年1月31日午前9時1分、竹内幹撮影 岸田文雄首相は31日午前の衆院予算委員会で、自民党が旧民主党政権時に所得制限のない子ども手当導入を厳しく批判したことについて「議論は大事だったと思うが、議論の際の態度、発言等で節度を超えていたのではないかという指摘は謙虚に受け止め、反省すべきものは反省しなければならない」と述べた。立憲民主党の長妻昭政調会長への答弁。 自民党は子ども手当の導入に反対し、法案採決時に丸川珠代参院議員が「愚か者めが」と発言したことが話題となった。長妻氏は質疑で「当時、とんでもない罵詈(ばり)雑言をかけられた。反省していただきたい」と要求。首相は「子ども手当を巡って大変激しいやりとりが行われたのはその通りだ」とし、「発言の際に節度と相手に対する敬意を決して忘れてはならないと思う」と語った。
民主党政権当時、子ども手当に猛反対していたのが自民党です。 その子ども手当法案が委員会で採決される際の丸川珠代・参院議員の発言をご覧ください。 「愚か者めが!このくだらん選択をしたバカ者どもを絶対忘れん!」 https://t.co/QRpyKH87Pz
「永遠の化学物質」と呼ばれる有機フッ素化合物(総称PFAS)が国内各地で検出されている。日本ではこれまで、飲み水と地下水などの暫定的な目標値を設定するにとどまっている。危険性についてははっきりしない面もあるが、世界では規制を強める動きも出ている。専門家は「健康影響を含めた本格的な調査を」と指摘している。 PFASは米軍基地周辺などで検出が続き、汚染源が基地の可能性があるとみる市民団体などが独自に血液調査などを進めている。 東京・多摩の市民団体は30日に記者会見し、住民の血中濃度を測る調査の中間結果を発表した。国が調べた全国の平均より高い数値だったとし、共同代表の根木山幸夫さん(75)は「深刻な結果だ」と話した。
Q 最近、知人から「共産党は党員の直接投票による党首選挙をやらないの?」と聞かれました。どう考えたらいいでしょう? A 政党は自覚的結社ですから、党首の選び方は、各党それぞれです。日本共産党の場合、大会で決めた方針と一体で、その実践の先頭に立つ中央委員を選挙し、その中央委員会で党首(幹部会委員長)を選出します。それらの選挙では、自薦も他薦も自由で、民主的な選挙で党首を選んでいます。 なぜ、こういうやり方を採用しているかといえば、なにより党の統一と団結を大事にしているからです。党の統一と団結は、党が国民に対する責任を果たすうえで、きわめて重要です。 かつて、共産党は旧ソ連や中国の干渉と結びついて党が分裂したつらい体験をしたことがあります。これを「50年問題」といいます。その痛苦の体験から、「党内に派閥・分派はつくらない」(党規約第3条)ことを党を形づくる大事な原則にしました。党首を党員の直接
米軍辺野古新基地建設問題が最大争点になった2022年1月の沖縄県名護市長選で、統一協会(世界平和統一家庭連合)が渡具知(とぐち)武豊市長=自民、公明推薦=を組織的に支援したと報告されていることが30日、本紙の調べで分かりました。また、同じ日に投開票された同県南城市長選でも同協会は自民党系候補を応援していました。統一協会の韓国組織がユーチューブで公開した動画から判明したもの。(統一協会取材班) 南城市長選でも自民系候補応援 この動画には、九州・沖縄の統一協会を統括する第5地区長だった朴鍾泌氏の発言が公開されていました。 動画で朴氏は、名護市長選で渡具知氏が当選したと報告。渡具知氏の選挙事務所で撮られたとみられる記念写真をモニターで紹介し、支援の内容を次のように明かしました。 「独自のチラシを渡具知市長と選対幹部と打ち合わせの上作成」「弱い地域に12000枚配布」「電話宣伝のお手伝い」 渡具知
岸田文雄首相が育児休業中の人らのリスキリング(学び直し)を支援する考えを表明したことに、批判が相次いでいる。首相は「異次元の少子化対策」を掲げるが、交流サイト(SNS)を中心に「育児の大変さを分かっていない」などと怒りの声が上がる。首相は30日の衆院予算委員会で「決して育休、産後を甘く見るということではない」などと釈明に追われた。 「育児中などさまざまな状況でも、主体的に学び直しに取り組む方々をしっかりと後押ししていく」。首相は27日の参院代表質問で、自民党の大家敏志氏が産休・育休中のリスキリング支援を提案したのに対し、賛意を示した。 これに対し、SNS上では「なぜ産休という大変な時に学び直しまでしなきゃならないのか。それより産休明けできちんと同じポジション・賃金に戻れる労働環境整備を」(ジャーナリストの長野智子氏)などの批判があふれた。 首相の認識を問題視する声は与野党に広がる。30日の
<PFASを追う> 東京・多摩地域の住民を対象にした有機フッ素化合物(PFAS)の血液検査の中間報告は、多くの住民の将来の健康への影響が懸念される結果となった。国は新たな規制の議論を続けるが、知見が少ないとして即座に強化することには消極的だ。識者からは「海外の例を参考に、先回りし対策すべきだ」との指摘もある。
東京・多摩地域で水道水に利用していた井戸水から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)が検出された問題で、住民の血液検査に取り組んでいる市民団体が30日、国分寺市を中心とした87人分の分析結果を発表した。血中濃度が米国で定める指標値を超えた住民は約85%に上り、分析した専門家は「水道水が主な要因ではないか」と指摘した。(松島京太) 調査は、市民団体「多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会」と京都大の原田浩二准教授(環境衛生学)が行った。PFASは米軍の泡消火剤に含まれ、全国の米軍基地内や周辺などで高濃度で検出され、問題化している。汚染源は、米軍横田基地(福生市など)との関連も疑われている。 今回は、昨年11月から調べている約600人のうち、中間報告として21〜91歳の87人分の結果を明らかにした。血中に含まれる13種類のPFASを分析し、うちPFOS(ピーフォス)、PFO
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く