政府が米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)所属の空軍兵による少女暴行事件を県に情報提供せず、隠蔽(いんぺい)していた問題をめぐり、政府が性犯罪事件を県に情報提供していなかった事例が過去にも存在することがわかりました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が米軍犯罪被害者のキャサリン・ジェーン・フィッシャーさん、日本平和委員会の千坂純事務局長と27日に行った聞き取りで、防衛省が明らかにしました。 赤嶺氏らは「事件が半年も隠されていたことに疑惑と疑問が生じている。知事は再発防止を呼び掛けることもできない。県民に注意を喚起することが一番大事なことではないか」と批判。政府側は「指摘された公益上の必要性は否定しない」としつつ、関係者の名誉やプライバシーへの影響、捜査・公判への影響等を挙げて正当化しました。 また、「県に知らせなかった事例が過去にもあったのか」との質問に、防衛省地方協力局在日米軍協力課の担当者は
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