能登半島地震は、2年前からの強引な普及策によって、マイナンバーカードの全国普及率が73%(2023年末時点)まで上がってから初の大震災となった。かねて政府は、マイナカードを「災害避難の際に役立つ」と喧伝(けんでん)しており、今回はその実力が試されたわけだが、結果は、代わりにJR東日本のSuica(スイカ)を活用する羽目に。被災の実情に合わないマイナ推し、どこまでやるのか。(宮畑譲、木原育子、安藤恭子)
エッセイスト 小島慶子 この記事の写真をすべて見る タレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。 【画像】麻生太郎氏の「過去の暴言」一覧はこちら * * * 「節」と呼ぶのはもうやめて。自民党の麻生太郎副総裁が上川陽子外務大臣の年齢や容姿を揶揄(やゆ)するような発言をしました。批判は当然です。 ところが大手メディアの報道ではまだ「麻生節」という言葉が使われています。番記者たちが長い間「まあ、麻生さんだから」と苦笑いで済ませてきた習慣が抜けきっていないようです。麻生氏は、2018年に当時の財務事務次官による女性記者へのセクハラが報じられた時には「セクハラ罪という罪はない」と問題を矮小(わいしょう)化するよう
能登半島地震被災者の生活再建のため、政府が石川県の一部地域を対象に高齢者世帯や障害者のいる世帯に最大300万円を上乗せ支給する方針を決めた一方、新潟県や富山県は対象外となったことについて、花角英世知事は2月7日の定例記者会見で「一般的には、新潟も富山も同じ災害で被災した方々への支援は同じであってほしいと思う」と疑問視した。 住宅全半壊の高齢者世帯に最大600万円支給へ、新潟県は対象外 政府方針の対...
日本共産党の笠井亮議員は7日の衆院予算委員会で、2021年衆院選の際に盛山正仁文部科学相が統一協会(世界平和統一家庭連合)のダミー団体から支援を受けていた問題について、岸田文雄首相に、「推薦確認書に署名し、推薦状を受け取っていた事実を知った上で文科相に任命したのか」とただしました。 岸田首相は「承知していなかった」と答弁。笠井氏は、岸田首相が任命した時に、盛山氏が国民に隠していたことが問題だとし、統一協会の解散問題を担当する文科相の任についていることなど許されないと批判し、「統一協会の解散命令請求をしている担当大臣が統一協会と深い関係にあった。国民は絶対に許さない。即時、盛山文科相を罷免すべきだ」と求めました。 これに先立ち盛山氏は同委で、立憲民主党の西村智奈美議員の質問に対し、地元有権者に呼ばれて参加した集会で、事実上の「政策協定」に当たる推薦確認書に署名していたとの一部報道について「十
「避難道路の過半が寸断した。原発が重大事故だったら逃げようにも逃げられない」―。日本共産党の笠井亮議員は7日の衆院予算委員会で、能登半島地震の震源に近い北陸電力志賀原発(石川県)の避難計画が「絵に描いた餅」「机上の空論」だったとし、同原発の廃炉を求めるとともに、原発ゼロの決断を迫りました。(論戦ハイライト) 同地震では、志賀原発の30キロ圏の通行止めは16路線30カ所に及びました。笠井氏は、能登半島北東部の住民は30キロ圏に入ることができないため、地震・津波から避難するルートもなくなると指摘。同原発から5キロ圏の住民は、避難先に指定されている同半島北東部にも避難するよう求められていますが、避難先の珠洲、輪島両市と能登町では、道路の寸断により8日間も孤立した集落があった事実を突きつけました。 笠井氏は「どこが被災し、避難ルートが使えるかわからないのに避難先が指定されている。そのルートがだめな
このツイートだけなら、今までの行いと比較して、そんなに批判されるようなものでないのでは? と思われるかもしれません。 しかし実際には、このファローの正体が大問題で、なんと中絶に反対するキリスト教極右活動家なのでした。(プロフィールサイト) Wikipediaの解説によれば、CitizenGoは2013年に結成された草の根保守主義グループで、世界50か国で「キリスト教の大義を擁護」し、同性結婚に反対する人々や、中絶および安楽死反対運動を擁護しているとのこと。 キリスト教徒でない日本在住民には、少々ニュアンスの伝わりにくい部分があると思うのですが、現在の世界的な反トランスジェンダー運動は、キリスト教保守主義と密接に関わっていて、欧米での長年にわたる宗教保守派対LGBT権利活動家のバトルの延長線上にあります。当然、ローリングもそういう人たちに人気があるわけです。 Twitterより、ファンが作っ
「私たちが炊き出しを行っている被災所の方々が困っていたので批判覚悟で投稿させて頂きます」 【写真】切りかけのまま放置された大量の野菜 能登半島地震で被災地に訪れた炊き出しボランティアに対し「最低限のマナーを守ってほしい」と訴える投稿が、Instagramで話題になりました。 投稿したのは、石川県穴水町でキャンプ場やレンタルボートなどを運営する「かなみっ子」さん(@kanamihirochan)。かなみっ子さんによると、1月15日に穴水町外の避難所に支援のため足を運んだところ、前日に炊き出しにきたボランティア団体の中に、料理を作っていた最中、切りかけの野菜だけを残して帰る人や、使った調理器具を洗わずごみも放置したまま帰る人などがいたという報告を、避難所の人たちから受けたそうです。 「炊き出しをするなら片付けを自分たちで行うのが最低限のマナー」県内の被災地の避難所は、高齢者が大半を占めるところ
東京電力は7日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の汚染水の除染設備を洗浄中、建屋外に洗浄廃液が漏れ出たと発表した。漏えい現場で、周辺環境の約240倍に当たる7万2000cpm(1分間当たりに計測された放射線の数)が測定された。廃液が地面に染みこんだ可能性があるという。 東電によると、7日午前9時ごろ、汚染水に含まれる放射性セシウムやストロンチウムを低減する除染設備で、点検のために設備を洗浄していたところ、建屋外の排気口から洗浄廃液が漏れ出ているのを作業員が見つけた。約10分後に洗浄水の送水を止め、漏えいは止まった。作業員の被ばくはなかったという。
盛山正仁文部科学相(岸田派)が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の選挙支援を受けていた疑惑で、推薦確認書に署名していた可能性も明らかになった。岸田文雄首相に近い盛山氏は、宗教行政を所管する文科省のトップで、昨年10月に教団に対する解散命令請求を行った当事者。教団との密接な関係は、被害者救済や、これから本格化する教団との裁判で利益相反を疑われ、政府への信頼性も大きく揺らぎかねない。(井上峻輔)
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