三島喜美代さんは6月19日、お亡くなりになりました。91歳でした。告別式は近親者で済ませました。ご冥福をお祈りします。(6月27日追記) ◇ 新聞や雑誌、チラシ、ゴミなどをテーマにした陶の作品で知られる現代美術家・三島喜美代さん(1932〜2024)の個展「三島喜美代―未来への記憶」が練馬区立美術館で7月7日(日)まで開催されています。70年にわたる三島さんの創造を約90点の作品で辿ります。三島さんの作品は、国内外の美術館で広く収蔵されていますが、東京の美術館で個展が開催されるのは本展が初となります。 「割れる」新聞やチラシ、ゴミ 本展では、初期の絵画作品から近年の作品までが4章構成で紹介されています。三島作品の代名詞ともいえる「割れる印刷物」は、1970年頃から約半世紀にわたって作り続けられてきました。 三島喜美代 《Package ’74》 1973-74年 滋賀県立陶芸の森 陶芸館蔵
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