安全な場所にいる皆さんに、私たちの気持ちがわかりますか 衆議院予算委員会 支援現場からの報告と提言 瀬戸大作(一般社団法人反貧困ネットワーク)【2022.2】 2月4日、参考人として衆議院予算委員会の参考人として招致頂き、支援現場からの報告と提言をおこないました。コロナ災害が始まり2年近くが経ち、私たちが現場で目にする困窮者の増大は目を覆う状態になっています。約2年間の駆けつけ支援と生活保護申請同行、全体で1600件、私だけでも800名以上の相談者と出会ってきました。所持金が100円しかない。「このままでは死んでしまう。死のうと考えている。最後に連絡したんです。」コロナ禍で仕事を失うなどして寮やネットカフェから出ざるをえなくなり、今夜安心してすごすことが出来ず、公的支援機関などへ相談したくとも電話も止まり身動きが取れなくなってしまった方に対応するために休みをとれる状況になかった二年間です。