「今年の春から日本維新の会が広報担当職員として30代の男性A氏を雇用しました。彼はもともと、参院議員の梅村みずほ氏(43)の公設第1秘書だったのですが、約1年前に殺人未遂容疑で逮捕されたことがあるのです」(維新の会関係者) ’21年4月、大阪地検に送検されるA氏。事件当日、A氏は知人らと酒を飲んでおり、飲酒運転の疑いもあった 写真:産経ビジュアル A氏が事件を起こしたのは、’21年4月のこと。大阪府堺市の路上で自身が運転する乗用車で知人男性に衝突したうえ、車を降りて、顔面を殴るなどの暴行を加えた。そして大阪府警に殺人未遂容疑で逮捕されたのだ。 「その後、大阪地検は罪名を傷害罪に切り替えたうえで、起訴猶予処分としました。ただ、公設秘書は給与が税金から支払われる存在であり、梅村議員は謝罪会見を開いています。もちろん秘書としては解任されました」(全国紙記者) 日本維新の会の党本部に連絡したところ
ロシアのウクライナ侵攻は国連憲章に対する明白な違反だ。民間人の殺害が報道されており、国際人道法に反する戦争犯罪でもある。さらに核兵器で脅した。国連憲章、国際人道法、核の脅しという三重の違反をしている。 日本共産党は軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)の拡大には反対だが、NATOに加盟するかどうかはウクライナの主権に関わる問題だ。NATOに加盟させないなどと言って戦争を起こすことなど断じて認められない。 破綻した核抑止 ロシアのプーチン大統領は、核兵器を使う準備があると発言し、核戦争を自ら示唆した。核兵器の保有は、いざとなったら核兵器を使うということだった。国際法を無視し自国民の犠牲もいとわない国が核兵器を持つと、人類全体を脅威に陥れることが明白になった。 今回のことで、核抑止の考え方がいかに危険かが示された。核兵器の脅威を取り除くには核兵器廃絶しかない。日本政府は核抑止力は必要だと主
参院は「熟慮の府」「再考の府」と言われる。しかし、それにふさわしい議会になっているだろうか。かつて、自民党出身の故河野謙三参院議長は「七・三の構え」を提唱した。議長は与野党の真ん中にいるのではなく、少数野党に7、多数与党に3の機会を与える必要があるという考え方だ。そういう保守の矜持(きょうじ)や大人の対応が最近の自民党からは失われた。 衆院に小選挙区制が導入されてから、政党と政治家の劣化が進んだ。特に第2次安倍内閣以降の政権は議論する姿勢に欠ける。質問してもはぐらかす。野党が憲法53条に基づいて臨時国会の開催を要求しても応じない。私は1998年の初当選以降、議論していて「これは骨のある人だな」と思える首相はいなかった。 2021年の衆院選後、野党は告発型であるべきか提案型であるべきかが議論になっている。しかし、二項対立で捉えるべきではない。鋭い告発があって初めて提案が生きる。野党には、時の
参院選公示を翌日に控えた21日、日本記者クラブで党首討論が行われ、9党党首が参院選の争点について議論しました。日本共産党の志位和夫委員長は、参院選で一番訴えたいことについて「戦争させない 暮らしに希望を」と書いたボードを掲げました。「軍事一辺倒では平和は守れません。9条を生かした外交で東アジアに平和をつくります。物価高騰から暮らしを守るカギは実体経済をよくすることです。消費税を5%に減税し、中小企業支援と一体に最低賃金1500円に引き上げます。どうか日本共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。討論を通じ、平和と暮らしをめぐる論点について自公与党と日本共産党との対決構図が鮮明になりました。(詳報) 党首間の討論で志位氏は、「アベノミクス」で膨れた内部留保に年2%、5年間で10兆円の時限的課税を行い、賃上げを行う日本共産党の提案を紹介。(1)10兆円の税収を最低賃金1500円へ引き上げるための中
治安維持法違反で逮捕され、24歳で非業の死を遂げた社会運動家、伊藤千代子(1905~29年)の生涯を描いた劇映画「わが青春つきるとも」の自主上映会の輪が全国で広がっている。監督とプロデューサーを務めた埼玉県所沢市在住の桂壮三郎さん(74)は「命を懸けて信念を守った千代子の生き方が共感を呼んでいる」と話す。11日には所沢市で上映会が開催される。 伊藤千代子は現在の長野県諏訪市の生まれ。小学校の代用教員などを経て入学した東京女子大学でマルクス主義に出合い、社会運動に身を投じていく。故郷の製糸工場の労働争議、労働農民党の選挙支援などに関わり、共産党に入党。1928年に治安維持法違反で特高警察に逮捕された。拷問を受けても変節しなかったが、同志でもあった夫の転向、長期の拘留が彼女の精神をむしばみ、入院した病院で肺炎のため24年の短い生涯を閉じた。 桂さんはこれまで社会派の映画を製作しており、2019
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