パリ(CNN) フランス・パリのシャルル・ドゴール空港に着陸しようとしたエールフランスの国際便で「重大事案」が発生し、フランス航空事故調査局(BEA)が調査に乗り出したことを明らかにした。 BEAのツイッターによると、エールフランス便(ボーイング777型機)の重大事案は5日に発生。「最終段階での飛行制御の不安定化、旋回、制御困難、飛行経路の振動」が報告された。管制塔の通信記録では、操縦士が「機体が制御できないような状態になった」と伝えていた。 BEAは操縦室の音声を記録したボイスレコーダーやフライトデータレコーダーの解析を進めている。トラブルが起きた原因や、「重大」と位置付けた理由については明らかにしていない。 操縦士と管制官のやり取りは、航空情報サイトのAIRLIVEに掲載された。BEAはこの音声が本物だったことを確認している。 エールフランスは6日、米ニューヨーク発パリ行きのAF011