気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ポストBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国))の最有力グループの造語「VISTA」(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)の一角として注目される南アフリカ共和国では、エイズ(後天性免疫不全症候群)の問題が深刻化しています。 現在、エイズ感染は世界各地で急速な勢いで広がっていますが、感染者の分布には地域的な偏りがあります。感染者が集中するのは、サハラ砂漠以南のアフリカ地域。全世界のHIV(エイズウィルス)感染者は2005年時点で3860万人ですが、全感染者の63.5%、人数にして2450万人がサハラ砂漠以南のアフリカ地域に集中しています。 そして、サハラ以南の地域でHIVの感染者が最も多いのが南アフリカなのです。国連合