ミサイル実験を軽視しすぎ？核より怖い北朝鮮の電磁パルス攻撃 | ゴールドオンライン北朝鮮がロシアの技術を利用してEMP（Electromagnetic Pulse）兵器をすでに完成させているという報告書が発表されました。北朝鮮のEMP攻撃シナリオとは。元・陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏が著書『日本はすでに戦時下にある すべての領域が戦場になる「全領域戦」のリアル』（ワニプラス）で解説します。 プライ博士の報告書「北朝鮮EMPの脅威」 プライ博士が2021年6月に発表した報告書「北朝鮮：EMPの脅威 北朝鮮のEMP攻撃能力」の主要点を以下に紹介する。 電磁パルス（EMP：Electromagnetic Pulse）攻撃とは、核爆発などにより強力な電磁波（ガンマ線など）を発生させることで、電子機器に過負荷をかけ、誤作動を発生させ、破壊することを目的とした攻撃である。EMP攻撃は、パソコン、電車、飛行機、自動車、電力網、通信網、衛星通信、電気制御された水道やガスのインフラ
