環境省は注意喚起 騒動の発端は、釣り歴38年と自称するこの釣りユーチューバーが9月3日に投稿した動画だった。 ツイッターで「東北で釣って飼育していた #ライギョ 近所の川へ放流 #雷魚 繁栄してほしい」と書き込み、実際に飼育しているライギョを放流する動画を添付した。 投稿には、生態系への影響を懸念する反応が続出。週刊誌「女性自身」(光文社)が「大炎上」とウェブで報じるなどして大きな騒動となった。 環境省はウェブサイトで「飼育している魚の放流はやめましょう」と呼びかけている。放流した魚が、在来種のすみかを奪ったり、捕食したりする恐れがあるためだ。ほかにも、交雑による地域固有種(地域個体群)の遺伝的特徴の喪失や絶滅もありえるという。 ライギョは、様々な法的規制がある「特定外来生物」ではない。一方、国立環境研究所の侵入生物データベースによれば、北海道、長崎、山口、愛知、滋賀、群馬では各道県漁業調
