5月19日、バイデン米政権は、ウクライナに新型の対艦ミサイルを供与し、ロシアの黒海封鎖を打ち破る手助けをすることを検討している。複数の関係者が明らかにした。フィリピン海での豪、日本、韓国、米海軍による演習で、「ハープーン」対艦ミサイルを発射する米海軍アーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」。2019年5月26日撮影。提供写真(2022年 ロイター) [ワシントン 19日 ロイター] - バイデン米政権は、ウクライナに新型の対艦ミサイルを供与し、ロシアの黒海封鎖を打ち破る手助けをすることを検討している。複数の関係者が明らかにした。 ウクライナ政府は、既にいずれも携帯型の対戦車ミサイル「ジャベリン」や地対空ミサイル「スティンガー」といった強力な米国製兵器の提供を受けているが、より高性能の兵器を求める姿勢を表明している。その希望リストの中には、ウクライナ領内の黒海の港湾から